腹立ち半分日記


日ごろ感じたことやアウトドア関連・スポーツ・愛機iMacのことなど、
不定期にとりとめもなく書いています。

トップページへ
2月15日(火)

NBAオールスター2000が昨日の朝(現地時間では13日夜)行われた。ジョーダンが引退した今となってはさほど興味はないのだが、去年はロックアウトでオールスターがなかったため、2年ぶりに行われるということでとりあえず見てみた。さすがオールスターだけあって、出場選手の顔ぶれはそうそうたるものだが、試合はつまらなかった。西軍の勝ち。メンバーを見れば明らかに西軍の方が格上なので、当然の結果。MVPはシャックとティム・ダンカンのダブル受賞。あと、目に付いた選手は、アレン・アイバーソンとビンス・カーターくらいか。ケビン・ガーネットも良かった。

出場選手は以下の通り。
イースタン・カンファレンス(ヘッドコーチ:ジェフ・バンガンディ)
レイ・アレン(ミルウォーキー)、ビンス・カーター(トロント)、デイル・デイビス(インディアナ)、グラント・ヒル(デトロイト)、アラン・ヒューストン(ニューヨーク)、アレン・アイバーソン(フィラデルフィア)、エディー・ジョーンズ(シャーロット)、レジー・ミラー(インディアナ)、アロンゾ・モーニング(マイアミ)、ディケンベ・ムトンボ(アトランタ)、グレン・ロビンソン(ミルウォーキー)、ジェリー・スタックハウス(デトロイト)
ウエスタン・カンファレンス(ヘッドコーチ:フィル・ジャクソン)
コービー・ブライアント(LA・レイカーズ)、ティム・ダンカン(サンアントニオ)、マイケル・フィンリー(ダラス)、ケビン・ガーネット(ミネソタ)、ジェイソン・キッド(フェニックス)、カール・マローン(ユタ)、シャキール・オニール(LA・レイカーズ)、ゲイリー・ペイトン(シアトル)、デイビッド・ロビンソン(サンアントニオ)、ジョン・ストックトン(ユタ)、ラシード・ウォーレス(ポートランド)、クリス・ウェバー(サクラメント)

マイケル・ジョーダンも少し顔を見せた。ワシントン・ウィザーズの共同オーナーになったという話だ。

仕事帰りの夜空を見たら、月が中天に明るく光り、星もきれいだった。空気が澄んでいるようだ。その分寒い。

今日はMac People発売日。...おっと、その前に、大変だ!鼻の頭にメンチョができた!


 
2月14日(月)

どうもタッチタイピングをなかなかマスターできない。私の使っているタイピングソフトは「あしたのジョー 闘打 タイピング泪橋」というものだが、段平親父の「あしたのためのその1」と「〜その2」は難なくクリアし、西とのスパーリングもそこそここなせるようになった。そして、ステージ1のウルフ金串戦(単語入力)もコンスタントに2ラウンドあたりで勝てるようになったのだが...。次のステージ2の力石徹戦になると、いきなり文章入力でキーが追いつかず、KO負けである。8ラウンドくらいまではもつようになったが、まだ一度も勝てない(ナナ氏は力石に勝ったことがあるらしい。口惜しい限りだ)。やはり、「打つべし!打つべし!打つべし!!」と何度も何度もキーを叩いて覚えるしかないのだろうか。それとも自分にはタッチタイピングは無理なのか?この後には、まだカーロス・リベラ戦、ハリマオ戦、ホセ・メンドーサ戦とあるのだが、ホセ・メンドーサにたどり着くのはいつのことやら。ああ、早くホセとやって勝ちたい。その後にはどんな画面が待っているのだろう?やはり、燃え尽きて真っ白な灰になってしまうのか?

今日はバレンタインデイだ。ナナ氏からはチョコレートと図書カード。ありがとう。


 
2月13日(日)

やってくれた。犬伏選手。東京国際マラソンでの話。だてに日本人最高記録を出していない。東京のあの難所コースで、2時間8分16秒はりっぱだ。これでほぼオリンピックは決まりだろう。欲を言えば、最後まで首位争いをして欲しかったが。それにしても、一度の給水の失敗であれだけレースが動くとは意外だった。それとも、まだ改善の余地があるということなのか。個人的には、清水選手を応援していたのだが、残念である。
でも、インタビューでの犬伏選手の涙は感動的だった。


 
2月12日(土)

オフ会の二次会について。
いっこさんの電撃的な悩殺ファッションでクラクラしつつも、幹事たる自分をそこでハタと思いだし、みなさんととりあえず駅に向かった。ここで、nekoさんと中島さんとはお別れである。
nekoさん、今回は本当にお逢いできて嬉しかったです。特に、最初に握手させていただいたこと、その後も、私の計略で(気がついた人はいるかな?)nekoさんにはずっとそばにいてもらいました。おかげで、たくさん話が出来て、これほどの喜びはありません。また関東に来られることがありましたら、ぜひお声掛け下さい。何が何でも駆けつけます。ありがとうございました。
中島さん、お酒が飲めないのに、今回もnekoさんが参加されるので、ということでわざわざ遠方から参加いただき、ありがとうございます。SFのの普及に私も一役買わせていただきますので、これからもよろしくお願いいたします。
二次会はいろいろ電話したがどこも一杯でなかなか入れず、やっとある一軒を確保できた。あぶみさんの案内でその店まで残りの9人で向かう。店の前であぶみさんとお別れ。あらかじめ、道中で、一次会で帰ることを言われていたのだが、とても残念。
あぶみさん、今回は店情報から下見、そしてみなさんのエスコートと、本当にありがとうございました。今回はあぶみさんの協力無くては成立しなかったと言っても過言ではありません。国家試験にみごと合格されることを願っています。でも、料理も少しは覚えてね。
さて、残る8人で二次会である。入った店は居酒屋にしては以外と落ち着いていて、照明も少し暗めで、二次会としてはなかなかいい店だ。案内されて、みんなで飲み物を頼み、なんだか知らないがサラダが出てきたので、特に他に何も頼まずもっぱら話に熱中する。みなさんの帰りの電車がだいたい22時30分くらいなので、あまりゆっくりできた印象はないが、より親睦は深まったと思う。二次会の会費は一人800円。堪らないね。そのあと、みなさんと駅に向かい、無事終了した。
今回は私の住んでいるところから30分くらいのところで、私自身は大変楽な思いをしたと感じている。遠征先から来ていただいたnekoさん、その他、遠方から来ていただいたみなさん、ありがとうございました。また、オフ会でお逢いしましょう。
そうそう、ちなみに、家に帰って一次会のレシートを引っぱり出してみると、何と!70cmくらいの長さがあった。壮観である。飲みも呑んだり、食べも食べたり。でも会費は2,000円。つくづく半額でよかったと実感してしまった。

さて、今日は午後からユニクロへ買い物に行った(midoriさんとお揃いのバッグも見つけた)。ポイントカードみたいなものがあって、5,000円分が貯まったので、その分でナナ氏の買い物である。私はそのつき合い。店に着き、ナナ氏が物色中は暇だったが、やっと買う物が決まり、いざ会計へ行こうとすると、件のカードがないとのこと。どうやら家に忘れてきたらしい。この買い物のために来たのにカードを忘れたため結局何も買わずに店を出た。車の中ではナナ氏、自己嫌悪で落ち込んでいる。まあ、また今度来ればいいさ、となだめたが、私の頭の中ではあるフレーズが浮かんでいた。(♪買い物しようと町まで出かけたが...、というサザエさんの主題歌である)
次にロヂャースに買い物。現金は持っていたらしい。(家に帰ったらカードはちゃっかりテーブルの上に鎮座ましていた。)

今晩の夕食はちゃんこ鍋。つくづく私は鍋が好きなのである。


 
2月11日(金)

埼玉オフ会が無事終わった。参加者はnekoさん・あぶみさん・ヒデ坊・いっこさん・midoriさん・ふるやまさん・中島さん・時鳥さん・ももさん・渡辺さん・私の11人。
3時頃大宮に到着。時間があるので、そごうに行った。あまり興味のあるものがなかったので、結局本屋のコーナーへ。
ここでちょっと余談。
「グリーン・マイル」の単行本があったので、手に取ってみた。少し欲しい気持ちが湧いたが我慢。巻末に著作リストが載っていたので見ると、刊行予定も載っていた。それによれば、3月に暗黒の塔シリーズの4巻が出るようだ。あと2冊ほど長編も出るらしい。年末には「The Stand」も出るし、今年はキングがたくさん読めるようでとても嬉しい。
本題に戻って、5時にヒデ坊と待ち合わせのため、一旦大宮駅へ。なんなく落ち合い、「いろはにほへと」へ直行。ここは今半額セールをやっており、席の予約が取れず早い者勝ちとなっているため、ヒデ坊と二人で場所取りだ。さすがにこの時間ではまだガラガラで、個室っぽい席を確保できた。6時の全員集合まで何か頼まなくてはいけないのかと思っていたが、店側で揃ってからの注文で構わないと言うことなので、何も頼まずヒデ坊と話し込んだ。もうだいぶ気心が知れているので、全く苦にならない。二人でオフレコトークをして楽しむ。本のこと・MLのこと・旅行のこと・ホームページのこと等。
6時5分前にあぶみさんから携帯に電話が入り、ももさん以外は全員揃ったとのこと。ももさんはあらかじめ遅れるという連絡があったので、その旨伝え、店に来ていただく。ほどなく中島さんの顔が見え、皆さんと合流。nekoさんと握手を交わす。大きくて暖かい手だった。
適当に座っていただき、飲み物を頼み、乾杯。宴が始まった。nekoさんはいかにもサッカーの試合会場からそのまま来ました、という出で立ちで、トレーニングウェア姿である。様になっている。よほどのどが渇いていたらしく、ジョッキのビールを一口でほとんど飲んでしまった。思わず顔がほころぶ。6時10分過ぎにももさんから電話が入り、迎えに行く。ももさんは美容院に行って来たらしく、とても綺麗で少しドギマギしてしまった。全員揃ったところであらためて再度乾杯。料理もぼちぼち来始めた。midoriさんとは二回目だが、掲示板等でやりとりしていたので、とてもすんなりうち解けた。この日記も読んでいただいていて、すごく嬉しい。7時過ぎに武志さんから電話が入った。nekoさんやmidoriさん、ふるやまさん、ももさん、ヒデ坊などと話していた。よほど参加したかったのだと思う。武志さん、退院したらオフ会やりましょう。
7時半頃に席替え。私は幹事なので動かず。となりにあぶみさんが来たのであぶみさんと少し話す。今回はあぶみさんに下見等で協力していただき、ありがとうございました。下見も楽しかったですよ。国家試験は大変でしょうけど頑張って下さい。落ち着いたらまたオフ会で会いましょう。
さて、主役の鍋である。キムチ鍋と水炊きを3人前づつ頼む。煮ている内になぜか私が鍋奉行になってしまった。調子に乗っていろいろ指示しまくる。鍋にはうるさいのだ。残ったスープで雑炊にする。ここでもいろいろ指示をしてしまった。みなさんには結構うるさかったと思う。でも、おいしく食べていただけたと自負する。
キングの話から映画「グリーン・マイル」の話になる。ここで時鳥さんからアメリカの雑誌を見させていただく。どこにその記事があるのか分からずその雑誌を返すと笑いながらそのページを開いてくれた。時鳥さんも今回はリラックスしてとても楽しそうだ。いっこさんとは冒険小説の話で盛り上がる。冒険小説も読まなくては。
そんなこんなであっという間に9時になったので、一次会はここでお開きにする。会計を頼むとなんと一人あたり2,000円!半額様々である。席を立って出るときにいっこさんが目の前に来た。何気なく服装を見るとへそが出ている!ただでさえあでやかなのに、その格好は罪作りデス。

続きは12日の日記へ。


 
2月10日(木)

昨日、荒井注が亡くなった。71才だった。「8時だよ!全員集合」を子供の頃毎週見ていた私としては感慨深いものがある。荒井注が元ドリフターズのメンバーだったことを知っているのはどれくらいの世代までだろうか?
「なんだばかやろう」のギャグで一世を風靡し、加藤茶と人気を二分したときもあったのだ。ドリフを辞めた訳は知らないが、あのふてぶてしい頑固振りはドリフの中でも一際異彩を放っていて、一種爽快だった。
なんでも、眠るようにして逝ったらしい。ご冥福を祈る。

と、いうこととは全く関係なく、仕事帰りに本屋に行ってみると...。
なんと、キングの新刊を発見。どれどれ、なに、短編集? で、いくら? 3,000円! 高すぎる! 高々三百数ページなのに。でも、...買ってしまった。
ついでに、グイン・サーガ70巻、「豹頭王の誕生」も買う。今日は痛い出費だったが心は満足。

さて、明日はいよいよ埼玉オフ会だ。楽しもう。


 
2月9日(水)

MLに投稿した「最初の衝撃本」について少し。(日記はこういう時便利だ)
私が憶えている「最初の衝撃本」は、「ウルフガイシリーズ」(平井和正)だ。それも、「アダルトウルフガイシリーズ」ではなく、高校生の犬神明が主人公の方である。これは、友人が面白いといって貸してくれたものだった。確かに面白かった。犬神明の純粋な心に撃たれ、また、青鹿晶子との恋に心撃たれたものだった。この物語は今も続いているようだが、今の話は読む気がしない。あくまでも、「狼の紋章」「狼の怨歌」「狼のレクイエム一部・二部」までである。これ以降は私はウルフガイシリーズとは認めない。
当時は高校2年生くらいで、月3,000円くらいの小遣いだったので、本なんかまともに買えず、ほとんど図書館から借りていた。だから、友人から借りたこの本を返すのがとても残念だったのを憶えている。返したらもう手元に無い、だけど買う金も無い。これ以降私は図書館派から購買派に移ったといっていい。返すくらいだったら買った方がいい、という考え方だ。
この「ウルフガイシリーズ」以降はSFにハマッた。特に、半村良の「産霊山秘録」と「石の血脈」、それから「伝説シリーズ」(黄金・英雄・死神・楽園のみ)も忘れられない。後は小松左京の「果しなき流れの果に」、田中光二の「わが赴くは蒼き大地」、筒井康隆の「霊長類 南へ」等。
この頃はまだ海外SFは難解でついていけず、もっぱら国内物ばかり読んでいた。というのも、先の友人がこれも面白いよと貸してくれた「レンズマンシリーズ」(E・E・スミス)。スペオペで雰囲気は面白そうなのだが、登場人物の行動や考え方に違和感を覚え、純粋にストーリーを楽しめなかったのだ。今なら楽しく読めるかも知れないと思っているのだが、如何せん、どこにも置いてない。多分絶版になったのだろう。古本でいいから見つけたら絶対買うのだが。

埼玉オフ会まであと2日である。


 
2月8日(火)

どうにも遣り切れない事件が続く。
京都市伏見区の小学生殺害とその容疑者の自殺。容疑者が犯人ならば(間違いなくそうだと思うが)、その殺人を犯した真の動機が永遠に闇の底に沈んだことになる。また、「てるくはのる」とは何なのか、ということも謎のままになりそうだ(これは今日のニュースステーションで解読していたが、あれで合っているのか?)。新聞やテレビなどは、警察(京都府警)の失態を問題にしているようだが、それよりもどうしても許せないことがある。それは容疑者(犯人)の自殺という行為だ。人を殺しておいて、それがばれそうになったから自殺する、というのは、あまりにも卑怯で勝手で非人間的な行為だ。自殺をするくらいだったら最初から殺人なんか犯すな、と言いたい。
もう一つ、腹立たしい事件があった。岐阜での無理心中事件だ。家族四人を絞殺し、自身も手首を切って自殺しようとしたが死にきれず、警察に自首したらしい。自分の病気の不安や借金等追い込まれていたようだが、いかなる理由があろうとも、家族を道連れにしての無理心中は許せない。死ぬ意志の無い子供などを道連れにする権利はないはずだ。死ぬなら自分一人で死ね、と言いたい。

去年から悲惨な事件が相次いでいる。「お受験戦争」(本当の動機はもっと根が深そうだが)で知人の子供を殺した主婦、池袋での通り魔事件、駅の構内に車で突っ込み老婆を殺してしまった事件、埼玉県桶川市の女子大生刺殺とそのストーカー行為をしたとされる男の入水自殺、今年の新潟県柏崎市の9年2ヶ月にも及ぶ少女監禁事件、等々。
この歪みはもう直らないのか?なんとも殺伐とした世の中だ。

埼玉オフ会まであと3日。


 
2月6日(日)

別府大分毎日マラソンは面白かった。オリンピック代表選手の選考を兼ねていないので、大した選手は出ていなかったが、レース的にはなかなか見応えがあった。何と言っても榎木選手。かつて箱根駅伝で中央大学から出場し、4年連続で区間賞を取ったことのある選手だ。しばらく見ないと思っていたら、旭化成に入っていたとは知らなかった。
レースは前半メキシコの37歳のベテラン選手(もう名前を忘れた)が集団を引っ張る展開で、このまま逃げ切るのかと思っていたが、榎木選手が35キロあたりからグングンと追い上げ、そのままトップに躍り出て勝ってしまった。まあ、他の選手が脱落したのもあり、記録的には2時間10分45秒(?)と大したことはなかったが、次に期待できる走りだった。確か、2年くらい前に、清水昭という選手がやはり後半驚異的な追い上げで逆転優勝したレースがあったが、それに匹敵するほどの興奮だった。トップランナーが出なくてもこういう面白いレースもあるので、マラソンはやっぱりやめられない。

今日はまたもや本上まなみの写真集を探しに行ったが、やはり見つけられなかった。代わりに、古本屋に行って、「撃つ薔薇」(大沢在昌)「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」(リチャード・アダムズ)そして何故か「図南の翼」(小野不由美)。「図南の翼」は十二国記の最後の方の本だが、古本では滅多に見かけないので、キープということで買ってしまった。講談社文庫から「月の影 影の海」が出ているが、やっぱりオリジナルのX文庫ホワイトハートで揃えようと思う。


 
2月5日(土)

床屋に行って来た。今日はある事情により、朝9時から床屋である。さすがに開店まもなくなので、すぐやってもらうことができた。ただ、この店は二人のお兄さんがやっているのだが、今日は普段から全く話さない人に当たってしまった。ということで、全く話さないと、ただ鏡を見ているしかないのである。しかも、そのお兄さんは結構ぞんざいな人で、シャワーの後のふき取りが適当だったりして、カット用の席に戻ると、頭からふき取り残しの水滴が落ちてくる。これが厄介で、ツーッと額にたれてくるとかなり煩わしい。それよりも、まず、チャンと拭き取らんかい!と突っ込みたくなる。
このわずかな攻防を過ぎると、実際には額から鼻筋に水滴を残した男が鏡の前にいることになる。
この状況は冷静に考えるとちょっと変である。小鼻の脇にある水滴がむずがゆく、鼻をすすってみると、みごとにその水滴が鼻の中に入った。ここで私は思わず爆笑の発作に襲われそうになって困ってしまった。鏡に向かいながらヒクヒクと笑いの発作に耐えている男、というのは端から見ると結構アブナイ男かも知れない。

その後、BOOK-OFFに行って8冊ゲットしてきた。今日は国内ものがメインである。「百年戦争」(井上ひさし)「十三番目の人格」(貴志祐介)「紳士同盟ふたたび」(小林信彦)「インドでわしも考えた」(椎名誠}「雪の狼」(グレン・ミード)「スメル男」(原田宗典)。上下巻もあわせて8冊。久々に満足の行く買い物だった。

しかし、一つ不満がある。私は本上まなみのファンだ。写真集を買おうと思って寄った書店には置いていなかった。残念である。で、二軒ハシゴしたのだが、結局見つからなかった。ないとなると益々とんでもなく欲しくなるものだ。明日も探そうかなあ。

明日は別府大分マラソンだ。はて、誰が出るのだろう?


 
2月4日(金)

昨日の夜、ZONEという番組を見た。スポーツドキュメントを題材にした番組で、私の好きなジャンルだ。最初の頃は柳葉敏郎が進行役だったが、最近になって東山紀之に変わったのは残念。
昨日の特集はジャイアンツの清原だった。去年が惨澹たる成績で、プロに入って最悪だったらしい。しかも江藤がFAで入ったことにより、四番どころかレギュラーの座も危うい。そんな清原が一念発起して、今年は精神修養から始まり、アメリカに行って肉体改造まで行ない、背水の陣でキャンプインした内容が映し出されていた。実際仕上がりは今のところ順調のようで、スポーツ新聞なども長嶋監督が誉めているようなことも書かれている。しかし、そんな心構えはプロなら当たり前のことだろうし、じゃあ今までは一生懸命じゃなかったのか、というツッコミも入れたくなるが、まあいいだろう。プロは結果が出てナンボの世界だから、きちんと結果を出して欲しい。
それにしても、高校時代(PL学園。なお、清原は高校時代が選手としての絶頂期だったというのはもっぱらの評価)の清原はなんて初々しい好青年だこと!今じゃあほとんどヤクザみたいだけど、随分変わったなあという印象だ。
ジャイアンツに憧れていることを公言していたにも関わらず、ドラフトで指名されず悔し涙を流したことも、日本シリーズでジャイアンツを破りそうになったとき感極まって一塁ベース上で涙したことも清原の純粋な面の現われだろうし、その気持ちは大切だと思う。その頃の純粋な気持ちを今こそ出して欲しい。

NBAオールスターウィークエンドは来週だった。

明日は床屋とBOOK-OFFに行こう。


 
2月3日(木)

今日は健康診断があった。まずレントゲン。これは今まで引っかかったことがないので、まあ、多分異常ないだろう。次に身長・体重だが、身長は健康診断個人票に「測定不要」のはんこが押してあった。「測定不要」って何? 今回からこうなったようだけど、怠慢なんじゃないの? 確かに伸びることはないだろうけど(逆に縮んだかも?)。次、体重。何と57.5キロもあった。でもこれは原因を知っているのだ。
実は一昨日の晩、キムチ鍋を食べた後にご飯を入れて雑炊にしたのだが、この時のご飯の量が多すぎたのだ。ナナ氏曰く、私が入れたご飯の量はお茶碗3杯分もあったらしい。確かにちょっと多いかな、とは思ったものの、何しろ好きなのものには目がないので、「まあいいや、食べられるだろう」と高を括って鍋に入れてしまったのである。「少しは考えなさいよ」とたしなめられたが、後の祭りである。意地もあってほとんど全部一人で食べてしまった。57.5キロはこのせいである。原因がはっきりしているので、ショックではない。しかし、暴飲暴食は良くない。分かってはいるのだが...。一応反省してます、ということで書いておく。
次、視力検査。コンタクトレンズの具合が悪いので、だいぶ落ちているだろうな、と思っていたが、予想に反し、両目とも0.6。数字から行けばそんなに悪くはない。しかし、数字ではないのだ。実際には目がショボショボしてかなり辛い。今年の夏までもつかどうか。
次、血圧検査。上が百十いくつ、下が八十いくつ、ちょっと下が高いか? でもまあ、正常なレベルだろう。最後に尿検査と内科の問診。どちらも異常なし。全体的に、体重以外はまったく問題ないだろう。
体重落とさなくては。

鼻がムズムズする。また風邪か? ひょっとして花粉症? まさかね。

「さらば国分寺書店のオババ」(椎名誠)を読み終わった。次は「カラーパープル」(アリス・ウォーカー)。


 
2月2日(水)

ユーザ車検というものに初めて行って来た。自慢じゃないが、面倒くさいことは嫌いなので、今まではすべてディーラー任せでやってきたのだが、さすがに毎回十何万も取られるのは馬鹿らしいので、渋々今回から自分でやってみようと決めた。受けてみて、とてつもなく簡単に、しかも短時間で終わったので、今までやらなかったのが残念に思えたほどだ。お金も8万円弱で済んだ。
予約は午後だったのだが、初めてでもあり、勝手が分からないので午前中に出かけ、他の人のやっているのを見ようと思い、11時頃に所沢の車検場に着いた。訳が分からずしばらくウロウロしていたが、このままではどうにもならないことにハタと気づき、とりあえず申請書作成受付というところに行って、「あの〜、車検を受けたいのですが...」と窓口のおねえさんに話すと、向こうは慣れているからか、テキパキと「〜の書類と〜の書類を出して下さい」などと無表情に言うので、そそくさと出してしばし待つこと数分、あっというまに申請書とかいうものが出来てしまった。「次はあの白い建物の受付窓口にこれを出して下さい」と言われ、ドタバタと教えられた窓口へ。用紙を出したらそこのお兄さんが、「予約は午後なのになんで午前中に来たの?」みたいなことを言うので、ちょっとムカッと来たが、こちらはあくまで検査を受けさせてもらう身なので下手に出て、「あ、スイマセン、初めてなので勝手が分からず、とりあえず受付だけでも済まそうと思ったんですけど」というようなことを弁解がましくゴニョゴニョと言うと、「まあ、いいです。今検査場が空いてるからこれから受けてもいいですよ」などとのたまう。なら最初からそう言えよ!イヤミをいいやがって、やなやつ、と心の中で罵りながらイザ検査場へ。
検査はものの10分くらいで終わり、あっけないくらい。ホントにこれでいいの? と逆に心配になるくらい。出口に審査官みたいな人がいて、検査結果が書かれた用紙を、苦虫をかみつぶしたような仏頂面でチェックし、何やらはんこを押して終了。「受付の窓口にこれを出して下さい」と用紙を渡された。え〜、またあのイヤミの所に行くの? と思ったが、こればっかりはしょうがないのでさきほどのイヤミの所へ書類を提出。何やら変な機械に書類を差し込みガチャガチャ、ペッと出てきた紙は、新しい車検証だ。それと車に貼るシールを渡され、「はい、これで終わりです」とイヤミ。時間を見れば12時にもなっていない。へ? これでホントに終わり? いいの? と不安になるくらい簡単だった。
次回からは余裕を持って受けられそうだ。(イヤミ君は勘弁だけど)

昨日の夜本屋に行ったら、「奇跡の人」(真保裕一)が新潮文庫の新刊で出ていた。う〜ん、欲しい。そういえば最近新刊を買ってないなあ。

L.A.レイカーズvsサンアントニオ・スパーズ(NBA)はスパーズの圧勝。どちらも最近調子を落としてきているそうだが、今日はスパーズのいいところばかりが目立った。(特にエイブリー・ジョンソン、シブイ!)これでウェスタン・カンファレンスは面白くなってきた。今週末からオールスター・ウィークエンドが始まる。


 
2月1日(火)

プロ野球は今日からキャンプインである。選抜高校野球の出場校も決まったようだ。いよいよ球春というヤツである。私は根っからのジャイアンツファンであるが、今年も何かと話題が豊富だ。江藤・工藤の加入、長嶋監督の栄光の背番号3復活など。
しかし、よくもまあこれだけの選手を集めたものである。ジャイアンツが強くなるのは嬉しいが、正直言って最近の、金に物を言わせての大物選手獲りにはいささか辟易気味だ。古くは張本あたりから始まって、落合・川口・石井・広沢・清原・工藤・江藤...。そうそうたるメンバーだが、如何せん、もうピークを過ぎた選手という印象だ。撃って、走って、守れて、という三拍子揃った選手はいない。私が見たいのは、溌剌とプレーする選手であって、たまにでかいホームランを撃ってドタドタとダイアモンドを一周する選手ではない。
ジャイアンツは、何がなんでも優勝しなければならないという強迫観念に縛られて、野球の本質的なところを忘れてしまったようだ。FAで大物を獲ってもせいぜい2〜3年である。そんな目先の刹那的なビジョンではなく、若手の有望な選手を育てていって、それこそ"元気溌剌"なプレーでファンを魅了して欲しい。
松井・高橋由・上原・仁志・二岡・後藤・清水・元木。これらの選手だって十分戦えるはずだし、若々しくって結構魅力的なメンバーだと思う。
ま、とはいえファンであることには変わりないので、勝てば嬉しいし、もちろん優勝してほしい。清原・江藤・工藤がどれほど活躍してくれるか多いに興味があるところだ。


 
トップページへ