行った場所 群馬県勢多郡宮城村 キャンプワンダー
行った日 2002年9月21日〜23日
サイト 一応80サイトが設営できるとなっていて、すべてフリーのサイト。雑草が生い茂り、これを刈らないことには設営は厳しい。一応設営するスペース分だけ刈っておいてくれてたみたい。全体的に傾斜が少し気になるが、場所を選べばそれほどでもない。ACサイトはない。たき火はできるが直火は不可。
天気 1日目晴れ。2日目曇りのち雨夜には止む。3日目曇りのち晴れ。
ロケーション 後ろに鍋割り山を望み、その麓に広がる高原といった感じ。広々としたサイトで、眼下には前橋市とその向こうの山々も見渡せる。見晴らしはいい。
その他施設 管理棟には水洗トイレとお風呂がある。ロッジが2つ。炊事場は少し貧弱(水道が6つ)。バーベキューハウス。簡易トイレ(ポンプ式水洗トイレ)が3つ。この簡易トイレは子供にはつらそう
作った料理 1日目の夜、けんちん汁。2日目の朝、ロールパンとコールスローサラダ。夜、けんちん汁(餅入り)。3日目の朝、けんちん汁(テーマは「永遠の鍋」。それでもけんちん汁は余った)。
料金 サイト利用料2,000円。入場料大人一人800円。2泊で(2,000+800x2)x2=7,200円。安い!
その他 当初はナナ氏が参加しているMLでのオフ会に参加する予定で計画したキャンプ。そちらの方はちょっと遠いのもあって、急遽別の場所を探して偶然見つけたのがこのキャンプワンダーだった。結果的には良い選択だったと思う。
場所は群馬県の赤城山の麓に広がる高原。関越自動車道の赤城I.C.で降り、国道353号線を30分ほど走ったところにある。途中道の駅の隣に大胡グリーンフラワー牧場というのがあり、そこにはこんな風車

があってのんびりできる。
そこから車で10分ほど行くと、キャンプワンダーだ。サイトはこんな感じ。

入り口はこんな感じ

になっていて、後ろに見える山が鍋割り山。
土曜日は結局3組のみの設営で、静かなもの。うち1組はゴールデン・レトリーバーを連れてきていたので、触って遊ばせてもらった。犬にとっても開放的で楽しめるキャンプ場じゃないだろうか。
午後は特にやることもないので読書に専念。風が気持ちよくて、読書も快適そのもの。ウチのサイトはこんな感じ。

なお、タープはレンタル。
天気が良かったので、夕焼けがとても綺麗だった。これ

とこれ。

夜にはちょうど中秋の名月

が登り、これほどのんびりできるのがたまらない贅沢に思える。さすがに夜はちょっと冷えるかな。
他の2組も夜9時過ぎには静かになったので、ウチも早々に10時頃就寝した。テントの中は暖かく、またシュラフも快適で、気持ちよく眠ることができた。

2日目は朝からあまり天気が良くない。気温も1日目よりはだいぶ低そうだ。朝散歩してみたら、すすきが出ていたので撮影。

また、栗が落ちていたので拾ってきた

けど、虫が食っていて食べられなかった。残念。栗を生で食べるのが結構好きなんだけど。
それはさておき、他の2組は1泊で帰るらしく、朝食後撤収の準備をしていた。ひょっとして今晩はウチらだけか? と思ったが、まあ、それも良し。
10時過ぎに車でクローネンベルクというオランダ村のテーマパークに出かけた。花が綺麗だったので撮影。

昼食はビーフシチューとパンのセット。シチューもパンも旨い。ナナ氏は地ビールセット(地ビール、ウィンナーセット、サラダ)。ビールが飲めてちょっと羨ましい。
その後、赤城温泉へ。結構な山の中で、多少不安になるが、ひたすら一本道を登っていくと滝沢温泉、忠治温泉とあり、その奥に赤城温泉がある。秘境といった感じだけど、それでも結構観光客が来ていた。みんな温泉が好きなのね。赤城温泉ホテルというところに入り、お風呂を満喫。広くはないが、露天風呂もあってなかなか良い風情だ。入浴料500円。
キャンプ場へ戻る辺りから雨が本格的に降り始め、キャンプ場に着いてみたらこんな霧の中

だった。霧に煙る夕方

も乙なもの? でも、夜には雨も上がり、前橋市の夜景

も見ることができた。
そうそう、別の1組が来ていて、雨の中テントを設営していたんだけど、タープを張るわけでもなし、夕食を作るわけでもなし、あのカップルは何しに来たんだろう?
夜は本当に静かで、まさに時が止まったような感じ。やっぱり10時くらいには眠ってしまった。

3日目の朝。実は夜から風が出てきて、テントもタープも風にあおられてビュービュー言っていたんだけど、案の定朝の5時半くらいにタープのポールが1本倒れ、慌てて寝ぼけ眼でポールを立て直した。まあ、これもご愛敬。再度寝直して、起きたのが7時頃。やはり風が強い。雲の流れが速く、急速に天気が回復しているのが分かる。前橋市もだんだん見えてきた。

風は止みそうになく、タープが倒れそうなので先にタープのみ撤収。テントも底が濡れていたのでひっくり返して乾かし、ゆっくりと撤収。撤収も慣れてきたせいか、そんなに手間も時間も掛からず10時過ぎには終わっていた。その頃から天気も良くなってきて、結果的には雨の中の濡れたままの撤収とならなかったのが良かった。
もう一組のカップルは、朝食を調理した感じもなく、早々と撤収して去っていった。ホントに、一体何しに来たんだろう?
10時半頃にキャンプ場を後にし、国道353号線を赤城I.C.に向けて走ると、途中に「やすらぎの湯」という温泉センターがあったので、迷わず立ち寄り。大きい内風呂と開放的な露天風呂、それにサウナまであってこれで一人500円は安い。休憩所や食堂もあり、ここで昼食。
午後1時過ぎに高速に乗り、家に着いたのが4時前。何とも楽な行程だった。

このキャンプワンダー、ほとんど何もないところだけど、のんびり過ごすには最高の場所だ。周辺には遊ぶところもあるし、温泉もたくさんある。今回初めて2泊のキャンプをやったけど、こんなにゆったりした気持ちになれたのは初めてかも知れない。いいリフレッシュとなった。


 
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