三鷹 吉祥寺駅 西荻窪
もと、吉祥寺は水道橋付近にありましが、明暦3年(1657)の大火の後に幕府の命令により「吉祥寺」は駒込へ、その門前町の住人は、現在の三鷹市牟礼(無礼野→牟礼野)に移り住みました。これが吉祥寺の由来です。

  • 井の頭公園 井の頭池
      井の頭公園 徳川家康が天正18年(1590)江戸城に入城しするとすぐに上水の整備を大久保忠行に命じました。忠行は武蔵野最大の湧水池である井の頭池、善福寺池を源とする神田川を利用して、江戸市中の引水に成功しました。これを神田上水といい、江戸の水道の始まりであり、この功により、家康から「主水」の名を賜り、水は濁らざるを尊しとして「モント」と読むべしと言ったという。
      また、江戸府内から五里以内に将軍家の鷹場が設けられていて、吉祥寺周辺も鷹場に含まれていました。鷹狩り好きだった家光は、井の頭池の西側に鷹狩りのための御殿を設けさせ、これが御殿山の地名として残っています。また、周辺には将軍家の御膳所として使われた寺社が多く残っています。
  • 井の頭公園 お茶の水
       公園内にある湧水で、徳川家康が愛してよくお茶をたてていました。以来、この水のことをお茶の水と言います。

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