荒川区の史跡


 平安時代末期から、豊島氏が平塚城を本拠地にして豊島郡を支配していた。しかし、文明10年(1478)に太田道灌との戦いに敗れ、豊島氏は小机城に敗走した。
太田道灌、北条氏の支配の後、江戸時代は幕府直轄領となった。  

 
小塚原刑場跡  江戸時代の刑場跡で20万人余りがはりつけ、火あぶり、斬首等の刑を受けた。ここで処刑された中には、吉田松陰、鼠小僧次朗吉、橋本左内等がいる。ここにある大きな地蔵は俗に首切り地蔵と呼ばれ寛保年間に刑死者の霊を慰めるために建立された。
南千住2-33
円通寺  延暦10年(791)、坂上田村麿の開創と伝えられる。境内に彰義隊の遺体を埋葬した関係で、元の上野寛永寺の黒門が移築されている。
南千住1-59
浄閑寺  明暦の大火により吉原が移転してきてから、遊女を11,000人余りを埋葬した寺として知られる。江戸時代の川柳に「生まれては苦海、死しては浄閑寺」と詠まれた有名な寺です。また、関東大震災に際し、一穴を掘って死体を埋めたことから投げ込み寺とも言われた。
南千住2-1
新東京百景
荒川自然公園
下水処理場の上を利用して、土を盛って造られたユニークな公園。テニスコート、子供が交通ルールを学べる交通園などがある。
荒川8-25
谷中七福神  江戸風俗総まくりに谷中七福神の説明があり、正月七草までの一時を文化財と歴史をたどることも良い。
弁財天不忍池弁天堂台東区上野公園2
大黒天護国院台東区上野公園10-18
毘沙門天天王寺台東区谷中7-14-8
寿老人長安寺台東区谷中5-2-22
布袋尊修性寺荒川区西日暮里3-7-12
恵比須青雲寺荒川区西日暮里3-6-4
福禄寿東覚寺北区田端2-7-3

区分地図