高須藩上屋敷
現・荒木町

高須葵  天和3年(1683)美濃高須藩藩祖の松平摂津守義行が、現在の新宿区荒木町一帯を幕府より拝領し、上屋敷としました。義行は尾張家徳川光友の次男であり、徳川御家門であった。藩主の守護神として建立された金丸稲荷神社は、現在も残り崇敬されています。
 この地に、明治5年7月の政令により荒木町が誕生し、気品が高い芸妓と摂の守三業組合が次第に繁栄しました。関東大震災の災禍は免れましたが、戦災では全町が焦土となり、復興し今日に至っています。
 また、この地が「津の守」と呼ばれるのは松平摂津守の上屋敷跡であるからです。
新宿区荒木町


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