福岡藩上屋敷
現・外務省

黒餅紋  明治政府は霞ヶ関、大手町、丸の内等のは大名藩邸跡を接収し、官庁街や軍事施設として利用しました。霞ヶ関坂の福岡藩黒田家の上屋敷は、明治維新当時より外務省として利用され正面玄関北から北東角の御長屋は戦災で焼失するまで存続し、今も石垣に江戸時代の景観を残しています。
 外務省の敷地に有った屋敷に飾られていた鬼瓦は東京国立博物館敷地に移設されています。大振りで高さが2m余りあり、鬼面の代わりに家紋の黒餅紋を用いています。

藩邸跡 鬼瓦

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2001/02/18