十二社の熊野神社


熊野神社
 十二社の熊野神社は、室町時代の応永年間(1394〜1428)に中野長者と呼ばれた鈴木九朗が、 故郷の紀州熊野権現を勧請したのに始まる。
鈴木家は熊野三山の祀官をつとめる家柄であったが、源義経に従ったため、奥州平泉より敗走し、九朗の代に中野に住むようになった。その後、鈴木家は家運が上昇し、応永10年(1403)には熊野三山の十二所権現を総て祀ったと言われています。
 享保年間(1716〜35)に八代将軍吉宗が鷹狩りの機会に参拝し、滝や池を擁した風致は江戸西域の景勝地として賑わった。
氏子町は西新宿並びに新宿駅周辺及び歌舞伎町で新宿の総鎮守となっています。

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