切支丹灯籠


切支丹灯籠
 昭和27年(1952)に太宗寺内藤家墓所から出土した織部型灯籠の脚部分で、現在は上部の笠・火袋部分も復元し補われています。江戸時代中期の制作と推定されています。切支丹灯籠は江戸時代、幕府のキリスト教弾圧に対して、隠れ切支丹がひそかに礼拝したとされ、全体の形は十字架を、笠部の彫刻はマリア像を象徴しマリア観音とも呼ばれます。

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