溜池

溜池


 溜池は江戸時代の始め、江戸城の防備を兼ねた外堀兼用の上水源として作られ水道の発祥地ともなり、徳川秀忠の時代には鯉や、鮒を放し、蓮を植えて、上野の不忍池に匹敵する江戸の名所となった。三代将軍家光は遊泳したとも伝えられています。江戸後期には日枝神社より赤坂四丁目に通じる銭取橋が架設され、「麦とろ家」が数軒出店しにぎわったと言われています。
 明治28年より埋め立てに着手し、44年に完成した。東京オリンピック以降はビル街として発展しました。

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