江戸風俗総まくりに「谷中日暮里に春のあした七福神詣という事ありて今の天王寺の毘沙門天、護国院の大黒天、池之端の弁天、笠森脇の寿老人、田畑の恵比寿、西行庵の福禄寿、日暮里の布袋なり」とあります。 吉祥天などの福神まいりは古くからあり、参拝人で賑わう門前には歓楽街もあり、参拝は行楽でもありました。 谷中七福神は今の組み合わせが、江戸時代から限られていたわけではなく、大黒天、恵比寿は神田明神、清水観音堂、大黒天は経王寺、毘沙門天は谷中本通寺、弁財天は北町の養泉寺とする事もあった。 歴史では最も古い七福神巡りといえます。 |
弁財天 | 不忍池弁天堂 | 上野公園2 |
大黒天 | 護国院 | 上野公園10-18 |
毘沙門天 | 天王寺 | 谷中7-14-8 |
寿老人 | 長安寺 | 谷中5-2-22 |
布袋尊 | 修性寺 | 西日暮里3-7-12 |
恵比須 | 青雲寺 | 西日暮里3-6-4 |
福禄寿 | 東覚寺 | 田端2-7-3 |