上岡覺の寡讀記バックナンバー
寡讀家の私が讀了した書籍一覧
1999.12.03 「三原脩の昭和三十五年」 富永俊治 小学館文庫
大洋ホエールズファンにとつて三原脩は神様である。残念乍ら、私には昭和35年の優勝の記憶は、ない。秋山・土井のバッテリー、代打男・麻生、近藤昭仁の日本シリーズMVPくらいの知識しかなかつたが、昭和35年を追體驗できた。樺美智子が死亡した年であり、日本シリーズ開催中には、日比谷公会堂において浅沼稲次郎が山口二矢に刺殺されてゐる。
1999.12.04 「散語拾語」 安野光雅 朝日文庫
数学の話題もあつたりで楽しい。
1999.12.23 「本朝無双格闘家列伝」 夢枕獏 新潮文庫
最初、讀みにくい。文體も気になる。が、興味ある分野でもあり、讀み通せた。
2000年1月5日 「ピーター流外国語習得術」 ピーター・フランクル 岩波ジュニア新書
ピーター・フランクルは、「ピーター流らくらく学習術」に次ぎ、2冊目。岩波ジュニア新書は、讀みやすくお奨めである。外國語習得には、強い動機と、集中が必要とのこと。著者は、ユダヤ人だが、無神論者である。韓國・朝鮮人、部落差別にも、少し觸れている。
2000年1月15日 「〈在日〉という生き方 差異と平等のジレンマ」 朴一 講談社選書メチエ
前半は、在日コリアンの概觀と運動の沿革を述べてゐる。戰前、在日朝鮮人は、參政權を與へられており、衆議院議員も1名誕生してゐたとのこと。また、現在、在日コリアンに、北朝鮮の參政權が付與されており、韓國籍・朝鮮籍を問はず、選擧時に北朝鮮に滞在してゐれば、投票する權利が與えられる。被選擧權も認められており、5年に一囘の最高人民会議選擧で数人の在日コリアンが當選してゐるといふ。(李英和『在日韓国・朝鮮人と参政権』明石書店1993、46頁)韓国では、大統領選擧、国会議員選擧の被選擧權が認められてゐるが、選擧權は認められてゐない。後半は、力道山をはじめ、在日コリアンの生き様を描いてゐる。新井将敬については、自民黨において、國際人となり得ず、日本人、國家主義者とならざるを得なかつた悲劇と思へてならない。國際人、孫正義にして、アメリカ留學までは通稱を使つてゐたとか。差別の根は深い。
2000年1月20日 「痴態覗き悦楽記」 山本さむ 河出文庫
あまり面白くなかつた。それにしても、河出文庫は、色物に非常に力を入れてゐる。
2000年1月24日 「ウィンドウズのファイル操作術」 高橋浩子 宝島社新書
解りやすかつた。初級から中級に進歩したやうな気もする。
2000年1月31日 「自民党の研究」 栗本慎一郎 カッパ・ブックス
政治家としての行動については、疑問だらけだが、「パンツをはいたサル」以來、經濟人類學者、著述家としては、わりと好きだつた。しかし、書かれてゐることが、當り前過ぎるのか、インパクトがなかつた。執筆時の體調が惡かったのかもしれない。
2000年2月17日 「カルトか宗教か」 竹下節子 文春新書
フランス語では、「カルト」は「宗ヘの宗旨別」を指し、外界から孤立して閉鎖するグループを指す言葉が「セクト」であるそうだ。過激な書き方でないので、少し物足りない印象である。
2000年2月29日 「日本の敗因」 小室直樹 講談社
大東亞戰爭の敗因を列擧してゐる。ロトン・ビューロクラシー(腐朽官僚制)、とヘ育。正に現代の問題でもある。
2000年3月28日 「「超」勉強法」 野口悠紀雄 講談社文庫
勉強は難し。
2000年3月31日 「今からすぐできるインターネット」 富士通ラーニングメディア 知的生きかた文庫
まずまず。
2000年4月18日 「電脳社会の日本語」 加藤弘一 文春新書
著者は、石川淳、安部公房研究者。一讀で全てを理解はできないが、非常に面白かった。英語は特に單純な言語であり、他の言語は、文字、文法等驚くほど多様である。漢字宇宙は無限だ。また、ハングルは五十音のやうなものと思つてゐたのだが、理論的に可能な完成形が11,172字あるといふ、驚異の文字だ。文字コードは、重要だが地味な仕事。關係者には頭が下る。
2000年5月9日 「インターネット術語集」 矢野直明 岩波新書
著者は、パソコン雜誌の編集長。術語集とあるが、讀物となつてゐて、術語が散りばめてあり、説明されてゐる。インターネットの歴史、問題點等解り易い。お薦めの一冊だ。
2000年5月21日 「「学ぶ」から「使う」外国語へ」 関口一郎 集英社新書
著者の語る體驗主に失敗談に笑ひと涙をさそわれ、我が身とダブる。慶應義塾大學湘南藤澤キャンパスの外國語ヘ育に拍手。これもお薦めの一冊。「日本人はなぜ英語ができないか」(鈴木孝夫・岩波新書)も併讀を。
2000年5月25日 「週刊ポストは「八百長」をこう報じてきた」 週刊ポスト編集部 小学館文庫
リアリティ十分である。總合挌闘技の眞劍さが人氣の今日、日本相撲協會も眞劍に「八百長」撲滅に乗り出すべきである。
2000年6月19日 「仮面の国」 柳美里 新潮文庫
柳美里は初讀。知り合ひである年配の辯護士と飲んでゐた際、たまたま話題になつた。その辯護士も讀んでゐて、「柳美里は頭がいい」と何度も云つてゐた。
2000年6月22日 「アントニオ猪木自伝」 アントニオ猪木 新潮文庫
「猪木寛至自伝」改題。改題の意圖は分らない。ブラジル移民の悲惨さ、力道山、國會議員となつてからの猪木流の外交について等興味深い記述が多い。
2000年7月4日 「竹内好「日本のアジア主義」精読」 松本健一 岩波現代文庫
「この竹内は、『湛山全集』を読むまで、中国のナショナリズムを同時代に理解できる日本人は一人もいなかったのではないか、と疑っていたという。・・・「自由主義者にしてアジア主義者」という「多年さがし求めて、ほとんどあきらめていた類型」を竹内は湛山に見出す。」(「孤高を恐れず」佐高信・講談社文庫・288頁)「日本のアジア主義」は、昭和38年(1963年)8月に書かれ、「湛山全集」の第1囘配本は、昭和45年(1970年)11月だつた。この「精読」で、松本健一が石橋湛山にふれてゐないのは、なぜだらう。
2000年9月1日 「プロ野球成功するスカウト術」 牛込惟浩 小学館文庫
横浜ベイスターズファンとして、面白かつた。
2000年9月14日 「風の男白洲次郎」 青柳恵介 新潮文庫
白洲次郎が、如何なる人物か全く知らず讀み始めた。「プリンシプル」に忠實に生きた人間の記録として、感銘を受ける。が、召集された折、知己のあつた東部軍參謀長辰巳栄一が動き、召集が取り消しになつたことが、頭の隅から離れず、どうもすつきりしない。自分の命を守るためには、かういふ行動は許されると考えるのが倫理的だとも思ふのだが。
2000年9月22日 「夕刻のコペルニクス1」 鈴木邦男 扶桑社文庫
鈴木邦男は、ご存知、元「一水会」代表。SPA!にて連載されてゐるもの。事實、推理、思ひ込み、フィクションが散りばめられてゐるといふ。言論に希望を抱く著者の人の良さも傳る。何より、非常に面白い。2が待ち遠しい。
2000年9月28日 「日本人のための宗教原論」 小室直樹 徳間書店
天皇共同體が敗戰と天皇の人間宣言で崩れ、村落共同體が昭和30年代の高度經濟成長から崩壊、このアノミー(「無連帯」→「無規範」「無秩序」)を收束したのが、左翼運動と會社であつたといふ。
2000年10月4日 「人はなぜ学歴にこだわるのか。」 小田嶋隆 メディアワークス
年齢も近いせいか、非常に共感を覚えるコラムニストである。書き下しの本書もユーモアと毒をもつて、学歴を撃つてゐる。もつと賣れて、もつと話題になつてもいい本だと思ふのだが。
2000年10月6日 「本の運命」 井上ひさし 文春文庫
講演録のようだ。やはり、大変面白い。
2000年10月30日 「あえて英語公用語論」 船橋洋一 文春新書
公用語を日本語と決め、事實上の標準である英語を第二公用語として位置付けるといふ積極的な言語政策をとることが、日本語を守ることになる、といふのが、著者の主張である。
2000年11月15日 「夕刻のコペルニクス2」 鈴木邦男 扶桑社文庫
「ニセ米ドル事件」の田中義三から、塩見孝也、呉智英、丸山実、東郷健、宮崎学、柳美里、井上ひさし、辛淑玉、喜納昌吉、奥崎謙三、佐川一政、太田竜等々。登場する人物が、面白さを物語つてゐる。賣れてゐるのだらうが、扶桑社文庫は、置かない書店が多いのが難點。3が、待ち遠しい。
2000年11月27日 「金融工学、こんなに面白い」 野口悠紀雄 文春新書
初等數學の知識さへあれば、この本を讀めば多少の努力で、リスク、分散投資、「ベータ」投資理論、先物取引、オプションを理解することができる。なぜなら、目的合理的なものだから。金融工學、意外に面白い。
2000年12月6日 「新パソコン入門」 石田晴久 岩波新書
今後日本語入力ソフトの品質向上は、ほとんどない。とのこと。
2000年12月28日 「国家民営化論」 笠井潔 知恵の森文庫
20世紀最後に讀了した本は、「ラディカルな自由社会を構想する」。目次を眺め共感を覺え、カッパサイエンス版を過去に購入してゐたが、未讀だつたものだ。今年の總選擧に茨城3區から無所属で出馬し、残念乍ら落選した宮崎久常氏に薦めたので、急遽讀み始めた。
遺産相續の廃止、個人的武装自衛權と決闘權の保障、天皇制の民營化等、一見過激に聞えるが、論理的に説明されてゐる。革命でなく、ラディカルな自由社会までの道のりも記述されてゐる。政治家に廣く薦めたい本だ。アナルコ・キャピタリズムに共感する私は、多分にアナーキーである。
2001年 1月10日 「今からすぐできるWindows」 富士通ラーニングメディア 知的生きかた文庫
2001年 1月22日 「お言葉ですが…」 高島俊男 文春文庫
共感するところが多く、大變面白かつた。辭典が、どれほどいい加減なものかがよく解る。「ジッカイとジュッカイ」については、「ジュッ」は東京なまりとの説。
2001年 1月23日 やりにげ みうらじゅん 新潮OH!文庫
Hなじゅん文學。非常に面白かつた。
2001年 2月 5日 「学力があぶない」 大野晋・上野健爾 岩波新書
緊急出版とある。こなれてゐない。對談で仕方のないことかも知れないが重複もある。期待はずれ。お薦めしない。
2001年 2月 9日 「お言葉ですが…A「週刊文春」の怪」 高島俊男 文春文庫
「義士討入りの日づけ」で、西暦と和暦について書いてゐる。討入りの元禄十五年十二月十四日は、1703年1月30日だといふ日付のずれ。福澤諭吉は天保五年十二月十二日生れ。西暦だと1835年1月10日になる。一體、福澤は何年生れとされてゐるのか。皆様、辭典、事典でお調べ下さい。
2001年 2月27日 「終わりよければすべてよし」 森嶋通夫 朝日新聞社
「ある人生の記録」三部作の最終巻。イギリスヘ渡つてから現在までの記録。前半のイギリス風景の記述はすこし退屈だつたが、中盤から面白くなつた。私は小室直樹の著書で森嶋を知つたから、小室に関する記述を心待ちにしてゐたところ、99頁から100頁にかけて書かれてゐた。「能力のある人で、絶大な努力家で、将来名をなす人だと私は思っていた。しかし思想的には、大違いの人であることを意識していた。」とある。小室が著書で行つた森嶋の引用は、思想的に大違ひであるにも拘らず、惡意なく非常に好意的だつた。
2001年 3月 2日 「バカのための読書術」 小谷野敦 ちくま新書
面白い。
2001年 4月11日 「小室直樹経済ゼミナール 資本主義のための革新」 小室直樹
毎度のことながら、分り易く面白い。經濟學のヘ科書として推薦。
2001年 4月18日 「五体不満足 完全版」 乙武洋匡 講談社文庫
乙武洋匡は、初讀。まずまず。
2001年 5月 2日 「梶原一騎伝」 斎藤貴男 新潮文庫
2001年 8月 6日 「PLATONIC SEX」 飯島愛 小学館文庫
まずまず。
2001年 9月 6日 「天皇はどこから来たか」 長部日出男 新潮文庫
扇情的な書名と違ひ、中身は、穏やかな天皇論と平和論である。
2001年 9月17日 「日本語は生き残れるか」 井上史雄 PHP新書
2001年 9月27日 「少年Hと少年A」 妹尾河童・野坂昭如 講談社文庫
2001年10月16日 「偽史冒険世界 カルト本の100年」
2001年10月24日 「飯島愛の真実」 板坂剛 鹿砦社
2001年10月29日 「数学嫌いな人のための数学」 小室直樹 東洋経済新報社
數式のでてこない數學の書。數學といふよりは、やはり經濟學の書。相當賣れてゐるやうだが、小室本の中では、出來が惡い。著者もあとがきで、編集者の官僚化に怒つてゐた。
2001年10月31日 「日本語の化学」 岩松研吉郎 ぶんか社
2001年11月13日 「日本にできることは何か」 森嶋通夫 岩波書店
舊著「日本の選択」への反響がなかつたことを嘆く。中國での講演を基にしてゐる書。「アジア共同體」の提案である。なぜ、この老經濟學者の提案に反應する政黨がないのだらう。
2001年11月27日 「日本・日本語・日本人」 新潮選書
2001年12月 1日 「わが柔道」 木村政彦 学研M文庫
並外れた努力に盡きる。プロレスは100%八百長との主張。力道山との件については、打ち合せを力道山が破つたと主張。巻末に技の解説があり。
2001年12月18日 「外交官E・H・ノーマン」 中野利子 新潮文庫
日本生れのカナダ人。興味深い人物である。宗ヘ、共産主義、マッカーシズム、外交、歴史、考へさせられる。文章が少々讀みにくかつた。
2002年 1月 7日 「吉田松陰」 田中彰 中公新書
「かくすればかくなるものと知りながら已むに已まれぬ大和魂」「親思ふこゝろにまさる親ごゝろけふの音つれ何ときくらん」
2002年 1月12日 「図解コーチ柔道」 柏崎克彦 成美堂出版
2002年 1月21日 「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」 井上ひさし他 新潮文庫
「いちばん大事なことは、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書くということ。」
2002年 1月29日 「おいしい〈日本茶〉がのみたい」 波多野公介 PHP新書
やぶきた・深蒸しが跋扈してゐるらしい。お茶をご馳走になるが、おいしくいれてくださるところは皆無と云っていい。
2002年 2月 5日 「ゼニ論十番勝負」 青木雄二 廣済堂文庫
2002年 2月12日 「まれに見るバカ」 勢古浩爾 新書y
2002年 2月25日 「倒産はこわくない」 奥村宏 岩波アクティブ新書
2002年 2月28日 「ブロードバンドを使いこなす」 石田晴久 岩波アクティブ新書
2002年 3月 6日 「新版 インターネットを使いこなそう」 中村正三郎 岩波ジュニア新書
2002年 3月14日 「手紙の書き方」 佐高信 岩波アクティブ新書
2002年 3月27日 「人生のうた」 佐高信 講談社文庫
途中でやめてゐたもの。「手紙の書き方」を讀んで、讀む氣になつた。
2002年 4月 5日 「匂いのエロティシズム」 鈴木隆 集英社新書
2002年 4月22日 「日本人のためのイスラム原論」 小室直樹 集英社インターナショナル
2002年 5月13日 「日本国憲法の問題点」 小室直樹 集英社インターナショナル
2002年 8月27日 「パンツが見える」 井上章一 朝日選書
2002年 9月 2日 「大山倍達、世界制覇の道」 大山倍達 角川文庫
2002年 9月 9日 「ユビキタス・コンピュータ革命」 坂村健 角川oneテーマ21
2002年 9月17日 「入門バクロ経済学」 金子勝+テリー伊藤 朝日選書
2002年 9月24日 「こういう男になりたい」 勢古浩爾 ちくま新書
2002年 9月30日 「9・11」 ノーム・チョムスキー 文春文庫
2002年10月 7日 「神、この人間的なもの」 なだいなだ 岩波新書
2002年10月21日 「北の海」 井上靖 新潮文庫
フリーランス・ライターのもりすぐるさんにお借りしたもの、といふより、私が10月27日の柔道大會に出場するに當り、「モチベーションを高めるために」ともりさんが強引に貸してくれたもの。
2002年10月25日 「格闘技「奥義」の科学」 吉福康郎 ブルーバックス
明後日の大會に備へて讀む。
2002年10月31日 「自分をつくるための読書術」 勢古浩爾 ちくま新書
2002年11月 8日 「「自分の力」を信じる思想」 勢古浩爾 PHP新書
2003年 1月22日 「憲法対論」 奥平康弘・宮台真司 平凡社新書
2003年 2月18日 「戦争倫理学」 加藤尚武 ちくま新書
西部邁の「発言者」に連載していたりでタカ派かと思つていたが。
2003年 3月 5日 「古武術の発見」 養老孟司・甲野善紀 知恵の森文庫
2003年 4月16日 「おやじ論」 勢古浩爾 PHP文庫
前作から、いきなりパワーダウン。なにが云ひたいのか分らない。
2003年 4月22日 「僕が日本を選んだ理由」 ピーター・フランクル 集英社文庫
2003年 8月25日 「論理の方法」 小室直樹 東洋経済新報社
2003年 9月 2日 「石原莞爾その虚飾」 佐高信 講談社文庫
2003年 9月 9日 「日本の税金」 三木義一 岩波新書
2003年 9月22日 「サブカルチャー反戦論」 大塚英志 角川文庫
2003年 9月26日 「「頭がよい」って何だろう」 植島啓司 集英社新書
2003年10月 3日 「ケータイを持ったサル」 正高信男 中公新書
2003年10月23日 「グレイシー一族の真実」 近藤隆夫 文春文庫+PLUS
2003年10月28日 「チカラビトの国」 乃南アサ 新潮文庫
2003年11月 5日 「運命の足音」 五木寛之 幻冬舎文庫
2003年11月25日 「少女たちの「かわいい」天皇」 大塚英志 角川文庫
サブカルチャー天皇論。
2003年12月 2日 「知と熱」 藤島大 文春文庫
「闘争の倫理」大西鐵之祐の生涯。
2003年12月26日 「「彼女たち」の連合赤軍」 大塚英志 角川文庫