空をゆく新幹線
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ちょっとくたびれている感じの鉄塔
(ちょっとくたびれている感じの鉄塔)

 見たところ、何の変哲もない、ちょっとくたびれた感じのする鉄塔です。
 こういう鉄塔には、「送電線注意」というプレートが張り付いていることが多いですね。

 しかし、この鉄塔には恐るべき秘密が隠されているのです。
 きっとこの事実を知ったら、JRもびっくりするに違いありません。
茨城県五霞町にて

驚くべきプレート
(驚くべきプレート)

 なんと、JRに先駆けて新幹線を開通していた!!
 しかも、地上ではなく、空をゆく新幹線です。

 とまぁ、そういうことなんです。怒らないでね皆さん。
 猪苗代新幹線−711番基。
 福島は磐梯山の麓、猪苗代湖のあたりから(?)、はるばる電気を届けに来ているわけです。711基の鉄塔を経て、ようやく茨城県と埼玉県の境界線までやってきたのです。いやぁ、長い長い。
 行き着く先は、いやいや、終着駅は何処なんでしょうか?
19981129

追加情報:

 この猪苗代新幹線については、猪苗代旧幹線とともに JAMMITさんの「送電鉄塔・火の見櫓見聞録」の「歴史ある幹線鉄塔6」にて紹介されています。
19990904
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