股くぐり鉄塔・2
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高速道脇の股くぐり鉄塔
(高速道脇の股くぐり鉄塔 石岡線−24)

前回に引き続き、常磐自動車道脇にあるはずの鉄塔を探して車を走らせる。
その場所は、実はすぐ側を何度も走ったことがあった。近くに大型ショッピングセンターがあって、行き帰りに利用していたのだ。ただ、鉄塔の下を走ったのではなく、立体交差する側道のさらに100m程度離れていた場所だったため、単なる「高速脇にある鉄塔」としか認識していなかったわけ。

側道には時折まとまって車が走るので、合間を見計らってシャッターを押す。
鉄塔の鋼材は細身で、全体としては華奢な感じがします。
万一、車が衝突する場合の保護として、ゼブラに塗装された保護鋼材がある。ただ、これまた細身なので本当に万一の場合に守り通すことが出来るのか、と思ってしまう。

写真左側は常磐自動車道。股下の先に見える橋は僕が走っていた県道。
茨城県東茨城郡内原町にて
20081017

股くぐり鉄塔 石岡線−24 プレート
(股くぐり鉄塔を見上げて)

常磐自動車道脇で、しかも、同じ上り車線側にあるので、送電経路名も同じかと思いきや、向こうは「西水戸線」こちらは「石岡線」。実は「西水戸線」は西水戸変電所に接続しており、「石岡線」も同じく西水戸変電所に接続しています。
変電所を基点として名前が変化しているのでしょう。石岡にも変電所があるのかな。

車に注意して結界の中心から真上を
(車に注意して結界の中心から真上を)

高速の側道は、場所によっては交通量が多かったりスピードが出ていたりということがありますが、ここはさほどではありませんでした。それでも時たま走ってくる車には注意しなければなりません。幸い、前後の見通しがよかったので、そんなに苦労せずに結界の真下に来ることが出来ました。

パッと見華奢であっても、4回線を受け持つ鉄塔だけに、真下から見上げれば鋼材の密度は濃く、縦横斜めにたくさんの鋼材が走っているのが分かります。

この鉄塔の前後は側道から離れたところに立っています。
でも、この鉄塔が道路を跨がなければならない理由は何なんでしょうか。
右側は雑木林が広がっていて、住宅が密集しているから場所がない、といったわけではないみたいです。いろいろと別の難しい問題が絡んでいるのでしょう。僕は雑木林を通り抜けるときに、大きな蜂と遭遇しましたが、鉄塔にとっては痛くも痒くもないことですね。

さらなる「股くぐり鉄塔」はいずこ。
車でも、電車でも、自転車でも、目の端に引っかかる鉄塔の姿に、その立地場所にも思考回路を働かさなければなりませんね。

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