山岳紀行 仙丈ケ岳 春 2001年3月下旬 | |||||||||||||||||||||||||
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1. 入山三日目、この山行の拠点となる、大滝ノ頭に至る。テント設営の後午後遅く、森林限界を超えた地点まで登る。眼前には、これから歩んで行く雪に覆われた稜線があった。 XGA SXGA |
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2. 翌日の昼過ぎ、それまで吹き荒れていた強風も比較的穏やかとなり、頂上付近のガスも晴れたため、登頂を開始する。小仙丈へと続く雪面の上に太陽が輝き、風景は誘っていた。 |
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4.真冬なみの寒気と強風のため、陽射しはあっても体温は奪われ肉体は急速に消耗していく。小仙丈から頂上へ続く稜線上では、冷厳な自然と、そして闘いがあった。 | ||||||||||||||||||||||||
3.小仙丈ケ岳に立つと、仙丈の全容が姿を現わす。静謐さに浸されて、山はその無言の力を漲らせていた。 | |||||||||||||||||||||||||
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6. 翌日から降雪が続き、三日間のビバークの後、山を下る。雪に深く穿ったトレースも一瞬にして消え去る突風に耐え、北沢峠に降りると、山はそこでは荒々しさを潜め、午後戸台川を行く頃には、高峰も装い新たなその姿を現わし始めた。 | ||||||||||||||||||||||||
5. 帰還の途上、日没時、小仙丈へと続く稜線と斜面とが、深い静けさを湛え、張り詰めた心を鎮めてくれた。 | |||||||||||||||||||||||||
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