Stockholm 市内には非常に沢山の博物館、美術館等が有ります。 近郊まで含めると、70位あります。 王宮、国立美術館といった名実ともに国家を代表するものから、Haga公園博物館(公園の歴史を展示してあるらしい)みたいに非常に細かい分野まで多方面に渡ります。 ところが、情報が曖昧、頻繁に変更がある、季節に依る変動は有って当然、というスウェーデン特有の問題に簡単にぶち当たります。 日本語のガイドブックは北欧でまとめられてしまっていることもあって、細かい部分は結構違ってます。 市の出している公式ガイドブックすら、たまに間違いが有りますから、致し方ないことです。 でも、一つ一つが意外と不便なところにあり、開館時間が11時から16時というところも多く、特に5〜8月以外の季節だと、寒いのにわざわざ行ったら情報が違っていた、なんて事もありますので、正しい情報を事前に入手するのに超したことはありません。 |
Web による方法(1) |
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www.stockholmsmuseer.com www.stockholmsmuseer.se 各博物館等の今週の案内とリンク集になっています。 が、残念ながらスウェーデン語です。 各博物館等は www. に続けて、名前をスウェーデン語でそのまま打って(特殊文字は上の記号を外して a か o で)、.se を付ければ多くの場合通ると思います。 長所:一覧サイトは一つにまとまっている、それなりに最新情報が載っている 短所:持ち運びが出来ない、各館ページも英語が貧弱な場合も少なくない |
Web による方法(2) |
JAL ワールドシティガイド かなり限定的ですが、ツアーガイドから辿れる情報は最も正確のようです。 長所:日本語で正確 短所:非常に主だったところのみ |
マップ付きの一覧冊子 |
年刊:『Museums in Stockholm 2004』B5サイズ 季刊:『WHAT'S ON STOCKHOLM』B4サイズ ホテルのロビーや博物館等の受付近くに、一覧冊子があります。 場所は正確ですし、それぞれ英語で簡単な解説、行き方などが書いています。 前者はWebと連動、後者は値段やストックホルムカードが使えるかどうかが書いてあります。 それぞれカバー範囲が異なり、地図の大きさや見やすさなど一長一短なので、両方あると便利。 長所:持ち運びが楽、市街図があるので場所の把握が容易 短所:各館の名前から地図上の場所を探すのがちょっと大変 |
ツーリスト・インフォメーション |
T-Centralen を降りたところにある Sergels Torg に面した Kulturhuset 地階のツーリスト・インフォメーションに前項の一覧冊子の他、各館のパンフレットがまとめて置いてあります。 無料なので興味の有りそうなものを持って帰って、ホテルで検討、取捨選択が容易です。 長所:一カ所寄るだけで一気に細かい情報が得られる 短所:マイナーなところは置いていない |
新聞 |
無料で地下鉄駅に置いてある『METRO』の金曜日に、必ずその週末から翌週にかけての案内一覧が見開き2頁で出ます たまに同じく無料の『CITY』の金曜日別冊にも載っているときがあります(必ずではなく無い方が多い)。 一週間分なので、最新情報です。 企画展、たまたま無料の時の案内、開館時間やツアー時間などが載っています。 各館の名前がそれぞれのロゴやバナーを使っているので、内容が絵的に把握できて非常に判りやすいです。 ただし、スウェーデン語でしかも省略用語が多いです。 たまたま金曜日の午前中に地下鉄を利用したら無料なので確保すると良いかも。 −−−−− "kl" は時間、基本は24時間制で時のみ、12時間制の時は pm が付く "kr" はスウェーデンクローネ 日付は 日/月 の順、月は数字、アルファベット両方有り "t o m" は何日『まで』 "fri"の多くは金曜日 でも "fri entre" とあれば入場無料 (前後の条件に注意) −−−−− 長所:最新、無料、内容把握が出来る 短所:スウェーデン語しかない |