[設計趣旨]  
 
池のある公園を始発とする路線バスの待合室である。敷地内に池をつくるなど、水を取り入れた設計とした。特徴は水の壁。南側は全面開口であり、屋上から流れ落ちる姿を見ることができる。水越しに入射する日光や樹々の影が、室内にさまざまな模様をつくりだす。また、流れ落ちる水の音が反響して、心地よい音色を醸し出す。バスを待つしばしの間、安らいだ気持ちで過ごすことができることを目的とした。

[配置図]

[池のある公園]