HONDA CITY TURBO
年式も古かった(S.59)しターボTはS.57に発売でした。よくS.58秋にはターボUが発売されやはり魅力はターボUにありました。ターボUにはインタークーラが搭載され加給圧も0.9kgf/cm^2(10秒間、国産車最高圧力)とさらにハイスペックになっています。スタイルもトールボーイからブルドックといわれる幅広型になっています。 どうしても劣等感を感じました。 不満でいうと、当時集中ドアロック、パワーウインドなどついている車も多くなっているにもかかわらず、全ドアを手動でチェックして回る必要があったのが辛かったです。 あと、最大はエンジントラブル多すぎです。 始めは調子よかったのですが、ちゃんと3,000km以内でOIL交換していたのにもかかわらず、ODD49,000kmでオイル上がりが激しく(アクセルを踏むと燃焼室にエンジンオイルが入って白煙が出る)原因はタービンにあったようです。よってタービンを交換しました。ところがODD55,000km走行で今度はピストンが行かれました。中央高速の相模湖ICから山梨方面へ走行中の上り坂でカクンとなってから、それ以降非力になりました。4気筒のうち、1気筒の圧縮が完全に抜けてしまって全く爆発していない状態になりました。出力が3/4になると思いきや、爆発せずに回転すると、ものすごいロスになります。定速で走行するにもかなりアクセルを踏み込んでいないと走らない状態で実家までの500kmを走りました。通常途中での給油はほとんどいらないのに、全然必要になった記憶があります。どうもCITYは燃費を良くするための手段としてにピストンの躍動抵抗を下げるためにピストンリングを通常2本にするところを1本にしていたようです。 結局エンジンオーバーホールは高価なので中古のエンジンと積み替えるという方法をとりました。 エンジンを載せ買えて、これでばっちりと思いきや、70,000km位でまたもやOIL下がりがひどくなりました。oil下がりとは、エンジン停止中にシリンダ燃焼室内にエンジンオイルが回りこみ、エンジン始動時にこの入り込んだオイルが燃える=マフラーから白煙がでるという現象です。 特に末期では、オイルの減少が激しく、わずか600kmも走らないうちにLOWレベル以下(1L以上の減少)になるようになりました。当然エンジン始動時の白煙はものすごく、一度学校の実習上の前に駐車してエンジンをかけたところ、大量の白煙で実習していた生徒が出てきたことがあります。みんなに買い替えを推奨されました。 なんとか、オイルのかたさを変えて対処しました。バルボリンというメーカーは硬い目でオイル減少に役立つということで使用するとかなりマシになりました。その後HYPER_TURBOというCITY TURBO用のオイルがHONDAから出ていました。これは1L缶という不便なものでしたが、かなりかたい目のオイルでだいぶオイル上がり下がりともにマシになりました。が依然オイル交換の時期はLOWレベル以下にならでした。 結局購入は23,000km、87,400kmにて車を手放すことになりました。 |