MITSUBISHI RVR SportsGEAR X2
失敗談です。やられました。 走行距離も6万kmをこえ大輔も生まれて、RVRのメンテナンスも手薄になっていたときでした。 今まで、オイル、フィルターについてはすべて自分でやっておりました。特にターボ車だったのでオイルの劣化が激しく日ごろから注意していました。RVRはNAなのと家庭環境の変化で半年または5000kmでカー用品店またはディーラーにて交換していました。オイルゲージを見る機会もほとんどなく、ただ時期がきたらメンテナンスしてもらってました。 GDIエンジンは直噴であるがゆえ、オイルにカーボンが混じって黒色になります。よって目視での劣化の判断が困難でした。だんだんいいかげんになっていました。 8月に車検があってオイル・フィルター交換をやってもらいそのまま5月まで交換もチェックもしませんでした。さすがに連休前にカー用品店に交換に行ったところ、店員に呼び出されあまりにもオイルの劣化が激しいとの事でした。さらに減っている量が1L以上とかなり深刻な状態なので、減った分はカーボンやスラッジとなってエンジン内部にたまっているとの事でした。そこで機械によるフラッシングを勧められました。以前フラッシングオイルを購入してしばらくエンジンを廻してから入れ替えるというのはやったことがあったのでそのイメージでお願いしました。 費用が6000円かかり、時間も1時間近くかかるということで、あれっと思いながらも、店内で待っていました。 結構時間があるのでメンテナンスコーナーのポスターを見ていると、機械によるフラッシングの説明がありました。 エンジンオイルを抜き取り、圧縮空気を用いてエンジン内部のオイルラインすべてに専用のフラッシング液を強制圧送するようです。ちょっとやばそうに思いました。相当劣化したエンジンをリフレッシュする旨が書いてあったので、それでなくてもGDIエンジンはデリケートでたまったカーボンを取ってしまうとアイドリングが不安定になったりするという話しもあったので、心配になっていました。 やがて作業が終わり、恐る恐るエンジンを始動。特にアイドリングに異常はなく、一安心でした。 しばらく走行して、自宅につく頃、エンジンからカタカタという音を感じました。 それほど気になる大きさではなかったので、そのままほって起きました。 エンジン始動時にカタカタ音(タペット音)少しなって温まると消えるということが以前あったので気にしてなかったのですが、翌日からエンジンスタートとともにカタカタ、エンジンが温まってもカタカタ、これは異常だと思いました。 インターネットで調べてみると、ラッシュアジャスターという部分の異常が報告されていました。これはカムシャフトとバルブの間にはいるパーツで大昔はこの隙間(クリアランス)は手で調整していたようです。現在はほとんどのものは、このラッシュアジャスターというエンジンオイルを利用して油圧で自動調整できるようになっているようです。ここに油漏れや、エアーをかむとクリアランスが狂ってカタカタなるようです。 前述の場合交換になります。部品は数百円だそうですが、数が4バルブ×4気筒=16個必要でさらにヘッドカバーを開けての作業になり工賃が数万円となっていました。 後述の場合空ぶかしをすると治るということですが、空ぶかしをしても変わりませんでした。 結構インターネット上では三菱のラッシュアジャスターは10万kmもたないという情報もあり、今回のフラッシングによっておかしくなったとしか思えませんでした。 結局、7月の始めには車の乗り換えを考え修理にはいたりませんでしたが、へこんだことは事実です。 |