いいわけ
通常のディーラーにて取り付けたNAV TVは駐車中のみ操作可能となります。これは運転の妨げにならないように配慮されています。我がMPVは後部席用のモニターがあるので(後モニターは走行中も映像がでる)運転席のTV及びDVDの表示の必要はありません。よって手を加える必要がなかったのですが、困ったことがおこりました。
初めて長距離を走る時、子供が退屈しないようDVDを用意しました。いざ出発して最寄のICへ、高速道路に入ってようやく落ち着いたので妻がDVDをセットしいざ再生しました。そのときのDVDはディズニーで原音は英語です。通常子供たちは音声を日本語に切り替えているのですが、走行中のため操作不能でした。高速に乗ったばかりで少なくとも30分以上は車をとめることができなく英語で見せていました。しかし我慢できるわけがなく、ギャーギャー騒ぐし、妻は[何で切り換えられないのよ!」とおこっているし、早急に工事する必要が生じました。あくまでもDVDの操作用のためです。

方法はいろいろなホームページで調べさせていただきました。基本的にはサイドブレーキの検出コードをアースに落とすのと、車速パルスをカットすることです。問題はどのコードがそれに相当するのかです。走行中に軽くサイドを当てるとTVが映ったのでサイドのみの施工で済むようでした。

※写真をクリックすると拡大します

シフトレバーがパーキング位置では邪魔なので、シフトロックをはずしてLポジションにします。(ハンドル上のカバーの中にロック解除ボタンあり)
フロントのメーター周りのパネルをはずします。メーター上部のボルトを2本はずすと後は運転席のエアコンダクト辺りから順番にはずしていきます。結構大きくてグローブボックスの脇までが一枚ものです。大胆且つ慎重さが必要です。内張り剥がしがあるといいようです。マイナスドライバーでやったので、一部傷をつけてしまいました。すべて、ぱちんと止まっている形式です。NAVとハンドルとの間の下部に位置決め用のピンがあります。
 NAV本体の外側の枠がボルトにて固定されているのでそれをはずします。するとNAV本体が外れます。
NAVを裏から見ています。拡大写真の中の黄色の矢印がサイドブレーキ検出コードです。(若草色)これを適当な長さでカットし、先端に圧着端子を取り付け、拡大写真の赤矢印のところに取り付けました。本当は、車体からアースをとる予定だったのですが、NAV付近に適当なボディーアースを取れる箇所が見当たらなく、コネクタの中のアース線(多分黒)にしようと考えましたが、NAV本体でもframe grandがとってあるはずなので、本体のねじの一部に共締めしました。
切断したもう片方はというと・・・↓
通常はサイドブレーキのセンサーの位置についているはずですが、若草色をたどると、メータ裏に行っていました。絶縁テープを巻いておけばいいということですが、この際メータ裏の取り出し箇所と、おそらくワンタッチコネクターにて取り付けられているであろう箇所を探してみました。
メータは下部に2箇所ボルトがあります。これをはずすとれ前に外れます。もっとも裏の配線ですんなりは出てきませんが・・・
メータ裏のコネクターの状況です。赤い線がワンタッチでとられてますが、今回のものではありません。若草色の線は、途中で消えています。(拡大写真の赤い矢印)そして、黄色い矢印のところにビニルテープが巻いてありこの中にワンタッチコネクターがかくれていました。
ワンタッチコネクターをはずして、傷ついている線のところに絶縁テープを巻き若草の線は引っ張って抜き取りました。

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