昔から大阪は2人寄れば漫才になるというほど笑いに接している、そんな笑いの中で40年以上きたえられた俺が、これこそ大阪のお笑いやと思わせる芸人を紹介します。出来るだけ関西ローカルの芸人を選びます、裏を返せばナイナイなどを筆頭に東京で活躍してる吉本芸人はオモシロ無いと言うことだす。それでは ごゆるりとどうぞ・・・。

(池乃めだか)
新喜劇時代は間平とサル・ネコの掛け合いが最高、間平なきあと今でもネコ真似をしている。

得意ギャグ
ネコ真似、「おねげぃだ お代官様〜」「今日はこれぐらいに しとったるわ!」など
(井上竜夫)
若い頃からジイサン役をしている、ばってん荒川タイプ。

得意ギャグ
倒された後、金のシャチホコみたいに足を上げたまま じぃ〜とする。入り前に「お邪魔しまんねゃわ〜」と言って皆をズッコケさす。
(チャーリ浜)
最近は全国区にありつつ、その風貌は昔も今も変わらない。

得意ギャグ
「ごめん臭い」「・・子さんじゃ あ〜りませんか」「何処へ」など飛び道具的ギャグ多数あり。
(桑原和男)
新喜劇の大ベテラン、最近はオバァちゃん役が板についてきた。

得意ギャグ
「神さまぁ〜」「ごめん下さい、どなたですか?隣の桑原和子と申します。お入りください、ありがとう」と一人でボケと突っ込みをする。
(島田一の介)
現在は借金の為吉本を出入り禁止状態。でもこれは珍しくなく、個性のある芸人は借金で全部潰れて行った。

得意ギャグ
「駄目よだめだめ・・・」と女言葉で言う。
(末成由美)
これぞ大阪のオバちゃんと言う感じ。芸歴もけっこう長い。

得意ギャグ
「アホちゃ〜う〜」とこってりと喋る。
(大山英雄)
最近売り出し中、一応二枚目キャラでうっている。

得意ギャグ
自分では福山マサハルに似てると思い込み「アンちゃんは・・・」とか何かにつけて福山の真似をして喋る。
(辻本茂男)
上沼恵美子のお気に入りで、NHKの番組にも出てるので知名度は多少ありかな?。新喜劇前は競輪選手を目指していた。
得意ギャグ
ギャグというより自分のあごを相手にオモチャにしてもらい、なおかつボロクソに言ってもらい、その返しをギャグにする。
(鳥川耕一)
彼も最近売り出し中で期待の若手。

得意ギャグ
顔がご飯がススム君に似ていると皆から突っ込まれる。それと唇が出てるだけで「口笛を吹くな」とも突っ込まれる、突っ込まれギャグの持ち主。

(Mr.ボールド)
1輪車乗り芸人、舞台を1輪車でグルグル回るだけの芸やけどその風貌が面白い。
(Mr.オクレ)
以前パンチみつおと ザ.パンチャーズを結成していたが、その後自然消滅した。いまだに4畳半のアパートに住んでるらしくて、金が無くなったら仕事をするらしい。最近は吉本大運動会で前田五郎にライバル意識を持っている。
(パンチみつお)
元ザ・パンチャーズでその芸を見たモノは関西でも少ない、しかし俺はよう見とった。風貌がオクレ同様貧乏クサイ。
(サウンドコピー)
デビュー当時は3人でトリオザ・ミミックと名乗り、その後一人抜けザ・ミミックと改名、そして現在のサウンドコピーに落ち着く。芸名を見ても分かるようにモノマネ芸。あんまり売れてへんけど俺は昔からファン。
(翠みち代)ミドリ・ミチヨ
これといった芸は無い、18番の美空ひばり芸も似てへんけど笑える。
(まるむし商店/磯部)
おおげさ芸、おだて芸、よいしょ芸が売りのロケ芸人。
(ジョニー広瀬)
見かけと名前はインチキクサイけど、芸はイリュージョンなど大がかりなモノもやる。吉本所属だけに口もタッシャ。
(チャンバラトリオ)
チョ〜大ファン。東京風の芸を関西風にアレンジして面白い。ハリセンを使うカシラは特に異質キャラで絶品。
(かつみ・さゆり)
夫婦で関西のテレビに出たおしてる。さゆりのギャグで頭のリボンを使い「あぁ〜あ〜ボヨヨン〜」をなりふりかまわずの連発。ちなみに夫かつみはバブル後3億の借金があり、今も苦しんでいるらしい。
(隼ブラザース)
左の隼ジュンは片岡鶴太郎の大阪の元師匠。芸はトランポリンを中心とした肉体芸。隠れたファンが結構いる。
(笑福亭 松之助)
さんまの師匠で、自らも舞台のまくらで「さんまの師匠です」と言ってるお茶目な師匠。落語の中でも「れれれのれ〜お出かけですかぁ〜」とたまに壊れる事もある。
(テント)
最近フレッツ・モアのコマーシャルに出てる。師匠はあの上岡龍太郎。
(木川かえる)
インチキ漫画を舞台で描いてる。いくらマトモな絵を描いても その風貌がインチキの何者でもない。
(なかやま きんに君)
自慢の体でポーズをとりながらのしゃべくり、どこが面白いか分からんけど、くすぐり的笑いをそそる。最近はボツボツ地方にも遠征してるらしい。近いうちに東京もありうる。

(横山たかし・ひろし)
故横山やすしの最後の弟子。漫才のネタは左のたかしの大金持ちの息子のホラ吹きネタしかない。このネタだけで30年近くやってるから凄い。
(タージン)
ピン芸一筋でやっている。どくとくの風貌は必ず全国区でも受けると思う。東京に一番近い芸人。
(キダー・タロー)
浪速のモーツァルトで一応音楽家。しかし本業より喋くりの仕事の方が多い。日によってオデコの広さが違うのがヨロシイ。
(桂 雀々)
彼の生い立ちは物凄く悲惨で、上岡龍太郎が彼の結婚式でオオ泣きしたそうや、知らん人が家に泊まりにきたり、またヤクザの借金取りもあまりの悲惨さに泣いて帰るぐらいやったそうや、これはホンマの話みたいや。
(横山ホットブラザース)
大阪では数少ない楽器を使っての漫才。でもこのトリオの売りは何と言っても左の長男が演ずる材木を切る大きなノコギリを棒で叩いて演奏する芸。そのノコギリで「お前はアホか〜♪」なんかも披露しよる。
(小川恵理子)
去年まで部長刑事アーバンポリスの府警役で出とった。今はラジオで大ボケをかましている。俺はいつも笑わしてもうてる。
(越前屋俵太)
最近はナスビのかぶり物を使用して、おたんこナス次郎と名乗り、スカパー京都チャンネル「京都コンチキチン」に出演。
(福本 豊)
元ブレーブス名選手。現在は解説やバラエティ番組に出演し、そのキャラクターは本職のお笑い人をも食ってしまう。本職の野球解説はマジ面白い。
(いとし・こいし)
「10万円7万円5万円運命の分かれ道」のがっちり買いましょうで有名。本職の漫才も今なお衰えずて尊敬する。
(酒井くにお・とおる)
兄弟コンビで右の兄のくにおが「とおるちゃ〜ん!」とオカマ風に呼ぶギャグがある。弟のとおるは「ワシ体弱いねん」のギャグあり。
(寛太・寛大)
大阪でソコソコ知名度はあるけど、どっちが寛太・寛大か分からん人が多い、俺もその内の一人。ギャグは「チョッと待ってね〜」などがある。

他にもまだまだ面白い芸人はおるけど、きりが無いんでこの辺でやめときます。
東京ではヒロミみたいな何にも芸の無いタレントが受け入れられるけど、関西ではそんなことは考えられへん、モノマネの一つでも出来んとアカン。とんるるずやウリナリのどこが面白いのか関西人は理解に苦しむ。ただ落語は東京の方が面白い、大阪の落語家は本業外で売れてる、東京のように落語で売れてるのは数少ない。でも全体を総括すると笑いは関西やな。