平成13年度第1回アナログ3種 基礎科目 【 解説 】
第1問
(1) 電流計に加わる電圧は、オームの法則より、
V=I・R=0.03×39=1.17[V]
また、題意より次の関係式が成り立ちます。
39R/(39+R)=1.17/0.12
39R×0.12=1.17(39+R)
4.68R−1.17R=45.63
3.51R=45.63
R=13[Ω]
(2) 端子a−b間の合成インピーダンスは、

端子a−b間の電圧はオームの法則により、
V=I・Z=0.2 ×125=25[V]
第3問
(1)10進数を2進数に変換する場合は、10進数を2で割りその余りを下から順に並べることにより求めることができます。

55を2進数に変換すると110111になります。
(2)論理関数Xは、ブール代数の公式等を利用して簡単にすると次のようになります。

(3)論理回路の入力aに0,0,1,1、入力bに0,1,0,1を入力すると出力cは次のようになります。

(4)NOT回路の出力は、入力0,0,1,1より1,1,0,0になります。
NAND回路の出力は、入力1,1,0,0と0,1,0,1より1,0,1,1になります。
入力1,0,1,1と0,1,0,1より出力が1,1,1,0になる論理素子は、NAND回路です。

第4問
(1) AMPの総合利得Gは、
G=5+10+25=40[dB]
入力電圧VI、出力電圧Vo、AMPの利得Gには次の関係式が成り立ちます。

この式にVI=0.8[mV]、G=40[dB]を代入し、Voを求めると次のようになります。

(4)

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