Apple User Group Meeting in Nagoya Mar/2004簡単レポート

 2004年3月27日(土)に行われたAUGM in Nagoya Mar /2003に参加してきました。東京以外のAUGM参加はたぶん、初めてだと思います(「鍋」のついでに大阪のAUGMには行った事があったかも(^^;)
 会場の名古屋商科大学大学院はスピーカーがBOSEだったり、大きなプロジェクタが2面あったり設備が整っていてきれいでいいですね。ためになってここでしか聞けない面白い話が目白押しでした。とても楽しかったので簡単にまとめておきます。

会場の模様。大きなプロジェクタスクリーン


【目次】
■iLife '04の紹介 アップルコンピュータ 小西さん、一井さん
■QuarkXPress6.1日本語版の紹介 ソフトウェア・トゥー 川井さん
■聞けば写真が上手くなる!」〜デジタルカメラの達人になろう〜
 デジタルカメラ学習塾塾長 早川廣行さん

■「プリンター&複合機の賢い選び方」〜つべこべ言わずにこれを買え!〜
 ライター田中裕子(ポチ=総長)さん


■iLife '04の紹介

アップルコンピュータ 小西さん、一井さん

楽器を演奏したことがない初心者から楽器を演奏できる人までいろんな楽しみ方があるGarageBandの紹介を中心に。

GarageBand画面

 iLife '04の製品担当である一井さんはどうやら音楽的センスに難があるということで(笑)、アップルコンピュータの小西さん(なんの担当でしたっけ?)が実際に即興で曲を作りつつ、GarageBandの紹介です。

 まずはループだけを使って即興で曲を作って行くデモ。ちょっとした小技の紹介を交えつつあっという間に曲ができあがっていきます。ホントに簡単。僕でもできそう。と思わせるところがすごいです。後はセンスの問題ですな(^^;

 

音源のアンプシミュレーション

 次にアップルストアでも売っているRolandのUSB midiキーボードPCR-1を使って弾き語ります。鍵盤弾ける人っていいなぁ。

 で、キーボードは弾けない人でも、ギターやボーカルでも入力できるんです!ってのがGarageBandのすごい所。これまたアップルストアで売っているMonster iStudioLinkでつなぎます。ギターなどのエフェクターは、アンプシミュレーションの所でプリセットされているらしいのですが、一度レコーディングしたギター演奏について、後からエフェクターを変える事ができるのがすごいらしい。

 GarageBandのデモの後にその他のiLife製品ということで、iPhoto4とiMovieとiDVDの紹介を本来の製品担当の一井さんから(笑)。こっちはちょっと駆け足でしたけれど。iMovieで携帯用の動画を作って、iSightでその携帯画面を見せるデモも。


■QuarkXPress6.1日本語版の紹介

ソフトウェア・トゥー 川井さん

満を持してついにMacOS Xネイティブ対応となったDTPソフト定番Quark。新機能メインに紹介

Quark6.1Jのabout画面。実はプレリリース版

 私、DTPってよくわかってないのでどこがどうすごいのか今イチわかっていなくてもうしわけないのですが、プレゼンターの川井さんの説明はとてもわかりやすかったです。
 Quark6では、Quark4形式のファイルと完全互換なんだそうで、古い形式のファイルを読み込んでもレイアウトが崩れることはないそうです。ユーザから見ると当然それぐらいはしてくれなきゃね、というところもありますが、実現するのは大変なんでしょうね。ただQuark4との互換性をとったためにunicodeには対応していないという裏目もあるそうです。

新機能をメインにお話をされました。

  • ほとんどの操作がコンテキストメニューから可能に。操作性が大幅に改善。
  • 表組機能追加
  • プロジェクトという考えを導入し、パンフレットとして作ったデータをWebのhtmlに書き出す機能が追加されデータ・レイアウトの使い回しが可能
  • シンクロテキスト共通に使われるテキストを同期しておくことができる(一カ所直せば、他の箇所も修正される)
  • XML形式で項目定義しておいたファイルからの読み込みに対応。

 デモに使用したマシンはPowerBookG4 400MHzで(今となっては)決して速いマシンではないですけれど、 わりとさくさく動作していましたね。さて、最後はDANBOさんに脅されて(笑)用意したと言うネタを披露。Easter eggってやつですかね。Cmd+shift+opt+K で、なにやらロボットのようなものが出現。オブジェクトを消す隠しコマンドのようです。

イースターエッグのロボット

■聞けば写真が上手くなる!」
  〜デジタルカメラの達人になろう〜

デジタルカメラ学習塾塾長 早川廣行さん

聞くだけではダメですけれど、私などの不勉強なものには目から鱗のとても役立つデジカメ実践講座。

タイトル聞けば写真が上手くなる

 このApple User Group Meeting in 名古屋で2番目に楽しみにしていた演題。電塾の塾長早川さん(株式会社電画代表取締役)によるデジカメ講座。僕もデジカメ持っていて撮るのは大好きなのですが、勉強不足なので基礎知識と技術がまるでなっていないのです。(こんなのばっかり)
 果たして、この講座を聞くと僕はデジタルカメラの達人になれるのでしょうか?!

 

光画の本質は被写体が興味深いこと

 講師の早川さんは、こういう講演会形式の場でしゃべるのに慣れているのか、時にジョークをまぜたりして飽きさせません。話も面白かったです
 で、光画=写真の基本条件として「ピント、露出、フレーム」があり、「色や形を正確に再現」する必要はあるが、そのために機材にお金ばかりかけて、それで満足してしまっていてはいい写真は撮れない、というようなことをおっしゃられてました。
「光画=写真の本質」は「被写体が興味深いこと」。「被写体そのもの魅力が8割」なんだそうです。おお、テクニックのない僕にはなんとも頼もしい一言(笑)。

わりとインチキ臭い計算式(笑)

 そして、写真の技術は実はライティング技術が8割。ライティングはカメラに入る前のことですから、銀塩カメラでもデジカメでも同じように応用できます。ということで、右の写真の計算式により、使用機材に依存する部分は実は4%に過ぎないということが!

なんとなく、僕でもデジカメでいい写真が撮れるような気がしてきました。

 

レンブラントライトで雰囲気を演出
 ライティングが大事というのは、ホントに基本的な事なのかもしれませんが。「ライティングの基本はハイライトを飛ばさないこと」、「シャドーは明るめに」というのが特にデジカメでは大切だそうです。撮影後に補正するにも限界があるってことで。
また「光画の雰囲気はレンブラントライトが演出する 」ということで、レンブラントライトですよ、これからは。ええ、もうちょっと勉強します。

■「プリンター&複合機の賢い選び方」
  〜つべこべ言わずにこれを買え!〜

ライター 田中裕子(ポチ=総長)様

日経ゼロワンなどでもプリンター検証記事を執筆しているライター田中裕子さんが薦める今買いのプリンターは?

準備中?ボケボケ

 いきなりボケボケな写真ですみません。先ほどの早川さんの講座がまったく役にたっていません。いや、これはきっと肖像侵害とかプライバシーとかその辺を考慮してぼかし入れた結果だということにしておこう。
 ちなみに僕の後ろに座っていた二人組の男性の片方は「田中裕子?誰それ?」とか「ポチ?バラシ?なんの事?」と言ってまして、まるでライター田中裕子さんのことを知らなかったようです。最近のMacユーザなんでしょうね。でも、プレゼン中は大爆笑してましたので、かなり印象に残った事でしょう。また、ファンを増やしてしまったかもしれませんね(^^)

 ■

プリンタ−のメーカ別比較

 元某社のレーザープリンター設計者だったライター田中裕子さんモバ日々でおバカなことばかり言っている印象が強いのか、今回のプレゼンで仕事(というか技術的な事)に関しては意外に真面目だという印象を持った方も多かったかも。
 この春購入できるプリンターおよび複合機(コピーやスキャナ機能が一緒についている多機能プリンター)をメーカー別に特徴をまとめたり、価格帯別に特徴や性能(写真画質や印字スピードなど)を比較していてわかりやすく解説されていました。もちろん技術的な内容についてもお話しされていましたが、時折はさむ毒舌というか本音に参加者一同、大爆笑してました(とてもここでは書けません(笑))。アップルユーザーグループミーティングには様々なメーカの人などが来て自社製品の紹介をするわけですが、技術的な検証も含めて、このような公平な評価を聞けるのはライターだからこそでしょう。商用媒体には「大人の事情」ってやつがあってなかなか書けないことも、このようなAUGMでは聞けるってところがいいのですよ、きっと。

エプソンのプリントユーティリティ画面

 個々のプリンターの性能もさることながら、今回はApple User Group Meeting。Mac上での使い勝手も重要です。エプソンプリンターに付属する写真プリント用のユーティリティソフトは使いやすくて一押し。だそうです。
 いろいろと詳しいお話をききましたが(もうかなり忘れている(^^;)ついでに最近かなりの台数がでている街角DPE端末のお話やDPE専門店への持ち込みプリントの話などもでてきまして、結局写真を印刷するなら、コストや頻度を考えると専門店の方がいいかもって結論になったりして。あ、この辺の話は発売中の日経ゼロワン5月号にも詳しく記事になっているそうです。

写真画質プリントサンプル
 面白くてかつ役に立つプレゼンが終わった後で、各プリンターで実際に印刷した大量の印字サンプルが床に並べられて、休憩時間を利用して参加者のみなさんに実際に見せて解説されていました。パソコンショップなどで印字サンプルを見る事はあっても、これだけの大量に比較するってことはないですよね。自分の目で確かめるって結構重要。モバ日々によると今回のAUGM名古屋のために自腹で借り出したようですね。
  プレゼン中も言われてましたが、多忙な田中さんは今回のプレゼン資料(Keynoteで作成)、名古屋に移動する新幹線の中と自分の出番前の早川さんのプレゼン中にまとめあげたそうです。さすが、モバイル犬は伊達じゃない(笑)。

その後、名古屋方面のユーザーグループ活動紹介と恒例じゃんけん大会。そして引き続き2次会へと流れて行きました(写真なし)。今回、知り合いが全然いないので、参加を躊躇していた僕ですけれど、行ってよかったです。名古屋のMacユーザも熱かったし、講演はいろいろと普通では聞けないような話をたくさん聞けました。東京でのAUGMよりも楽しかったような気が!みなさま、お疲れさまでした。


[Ring-Palmトップへ]