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コンピュータ雑記帳

このコーナーではコンピュータに関する思い込み、大きな誤解、暴挙など本来あってはならない失敗談を自戒を込めて書き留めます。また、日常に流されて簡単に消されてしまいがちな事柄を海綿状と化した脳味噌のために書き留めていこうと思います。

2009年9月19日
Google Calendar ベータ版時代から利用していてその軽快さに恐れ入っていたのだが、ベータ版の印がとれてからしばらくして何の前触れもなく異常事態に陥った。携帯への通知機能は全体的にオフにしていて特別なもののみオンすることもあった程度だったのだが、ある時点でそれがすべてオンにされてしまった。通知機能は各予定で個別に設定可能なのだが、編集で予定を開けても通知はオフの設定のままなので、なぜ？と首を傾げるしかなかった。たまたま予定のオプションを初期値から限定公開、外部向け表示を予定ありから予定なしに変更して保存した後、もう一度開くと通知欄にモバイルとポップアップの通知が表示されるではありませんか。当然ここは削除して、携帯への通知を無事解除することができました。まだベータ版の印をとらないほうがいいんじゃないですか、Google さん
　
2009年1月6日
旧機種のノートパソコンに ubuntu 8.04 をインストールしようとしたが途中でとまってしまう。ということでubuntu 8.10 インストールすることにした。デスクトップでは前者のほうがうまくインストールできたので、どうせだめだろうと思っていたのだが、これがうまくいった。悪戦苦闘した後だったので拍子抜けしまったが、落とし穴は案の定待ち構えていた。キーボードのバックスペースの左のキーが入力できない。かな入力では音引きの入力で利用する。検索すると xmodmap まわりが変更されていることがわかった。そこで、.Xmodmap ファイルを作成し、その中に keycode 132 = backslash bar prolongedsound の一行を入力し、X Windows System 起動時に読み込ますことで解決した。
　
2008年10月30日
Google カレンダーにエクスポート機能が追加されてから、そろそろ使いものになるかなと思い試用してきたが、毎月末のリピート予定設定ができないことに遅まきながら気づいた。思わないところで、落とし穴にでくわしたという感じ。あれれ。声を大にして要求してみよう
　
2008年10月09日
Windows Vista の検索についてひとこと。Google デスクトップを導入してから F3 とか Alt+F キーなどのショートカットでは Vista 内蔵の検索メニューが表示されず、デスクトップ検索が起動してしまう。まあ、Google と Windows の覇権争いだからしかたがないというのでは、ユーザー側は納得できない。また SP1 が出てからスタートメニューからも「検索」のメニューがなくなったのである。では、一週間から現在までで変更のあったファイルを検索しバックアップしようとするとどうするか。やはり XP までの高度な検索機能が必要である。Vista で、これをしようとするとまずドキュメントなどを開き、虫眼鏡ボックスに何かの文字を入れ予め検索を行ったうえで「検索ペイン」を開いて、「高度な検索」ボタンを押すことになるが、まったくお粗末としかいえない。では Google デスクトップを削除するか。何かもっとスマートな方法があるはずだと、試行錯誤すると、虫眼鏡の入力ボックスにフォーカスした後、<Ctrl>+<Alt>+↓で「高度な検索」ダイアログが表示されるのがわかった。皆さんはいかがされているだろうか。本当に Vista は進化したのか？
　　
2008年7月09日
Microsoft Outlook 2003 と FAXの連絡先一覧の組み合わせでの話である。Outlook を運用するとインターネットオプションで指定する連絡先一覧で Microsoft Outlook を選択できるようになる。さて、Word などで FAX 送信するときに、プリンタ出力先に FAX を選択するとする。当然、送信先を選択しなければならないので、連絡先一覧にある、つまりOutlook に登録されている送信先が選択できるようになる。ところが、この送信先では FAX番号と相手氏名を入力するだけでは十分ではないのだ。FAX番号と相手氏名、それに加えてメールアドレスも必要なのだ。これは仕様なのか。メールアドレスをもたずFAXだけの連絡先もあるだろう。それには偽をメールアドレスを登録しておく必要がある。なんとまあ
　
　
2008年5月20日
フレッツ光プレミアムの Web 公開ではまってしまった。ポートフォーワード機能で web サーバーに 80番ポートを向け、ファイアーウォールの80番ポートをあけるまではよかったが、接続できない。と思ったら、LAN内部からは WANアドレスでは接続できないだけで、外部からは接続できるようだ。これに気づくまで時間がかかってしまった。ちなみに「医者を志す妻を応援する夫の日記」というホームページにも同様なことがかかれてあった。事前に目を通していたはずなのに、見落としてしまっていたなんて。
　
　
2008年4月24日
Second Life のテレポートで不具合が続いていたのが解決した件。ところがどっこいまた再発した。Norton Securityを削除して解決したかにみえたのは単なる偶然だったのか。単に回線側の問題かもしれない。さらなるお粗末
　
　
2008年4月23日
Second Life のテレポートで不具合が続いていた。他の sim にテレポートするたびに強制ログオフさせられる現象だ。ちょうどルータの故障で新しいものに取り替えたばかりだったので、それが原因だと思っていたのだが、Norton Security の試用期間が終了したことを機に同ソフトを削除したところテレポート問題が解決した。同ソフトのファイヤーウォールが原因だったようだ。一度は疑ったものの、単にファイヤーウォールの機能オフでは改善されず、完全に削除しなければ問題は解決しなかった。これだからコンピュータは一筋縄ではいかない。お粗末
　
　　
2008年3月26日
Dell社の Dimension 9200 で Roxio のDVD/CD ライティングドライバが Vista 対応になっていない症状に出会った。買って電源をつけるなり「このドライバは Vista に適応していません。ブロックします」とのメッセージが出る。あたかも不良品を購入したかの不愉快さであった。ホームページには対策がでてあったが、コンピュータをはじめて利用するひとには対処できまい。車なら明らかにリコール騒ぎになるだろう。まだまだコンピュータ業界ではこんなことがまかりとおる。
　
　　
2008年2月28日
今日の一言
- Strategy パターンは一連のアルゴリズムを定義し、それぞれをカプセル化してそれらを交換可能にします。Strategy パターンによって、アルゴリズムを使用するクライアントとは独立して、アルゴリズムを変更できます。
Your Brain on Design Patterns Head First デザインパターン　－頭とからだで覚えるデザインパターンの基本 O'Reilly page 54
　　
2008年2月26日
Java で音声再生プログラムを作成した。開発環境である Eclipse 上では正常に動作するのだが、jar 圧縮して開発環境を離れるとうまくいかない。てっきり再生する音声データへのパスがうまく通っていないのだろうと、その箇所を集中的に修正してみたのだが、改善しない。さては問題は別に、と気づくのが遅かった。コンソールで実行すると「javax.media.NoPlayerException: Cannot find a Player for :jar:file xxxxx」とエラーメッセージを吐くではないか。xxxx にはちゃんとファイルは見ている証拠の音声ファイル名が表示されている。ネットで検索するとどうも Java 側 ( JWF??? ) のバグらしい。せっかくうまくいっていたのに。
　
2008年2月25日
YouTube のアップロードを実験的に試した。題材は静止画をスライドショー風に Microsoft PhotoStory3 で作成した wmv ファイルだ。YouTube では wmv 形式のアップロードを受け付けるらしいので簡単にいくだろうと踏んだのだが、これが失敗だった。YouTube 側の変換でエラーが起こる。解像度やデータ量を変化させてみたが結果は同じだった。理由がわからないまま、Microsoft MoveMakder でデータを再構築してみて成功した。うーん、不可解。
　
2008年2月19日
TV機能を売りにしたパソコンのリモコンがうまく動かないというのをブログで報告していた(2/12)が、いつの間にか正常に動作するようになった。単に再起動が必要だっただけなのか、リモコンとの同期に時間がかかっただけなのか、手元にあるパソコンではないので、それも今では知るよしもない。
　
2008年1月23日
サーバーのスケジュール管理ソフトが突然ダウンした。起動してもすぐに終了してしまう。エラーログには no memory とある。原因は swap 領域が確保されていなかったためだった。突然、何故？Vine4.2 に 4.1 からバージョンアップしたからなのか。クリーンインストールがやはり必要なのか。とりあえず手動で swap 領域を確保する。しばらく監視することに。
　
2008年1月17日
ハイバネ問題の副産物。Vine では標準でインストールされない krusader なるフォルダ・ファイル比較ソフトを試用してみた。gftp では、ファイル属性の関係で不十分なときがあるからだ。なかなか便利で早く導入すべきだったという感想だが、そのままではテキストファイル同士の内容比較ができない。これは別ソフト、例えば kompare, kdiff3 などを呼び出して実現する。それではと、まず kompare を導入しようと検索にとりかかった。結論からいえば kompare は kdesdk パッケージに含まれていた。灯台もと暗しだった。ソースからコンパイルしようとして、もう一歩のところまでいったのだが、要件不足でコンパイルエラーになったのをその時は放置した。ところが後日 kompare がインストールされているのに気づく。そんなはずはない。コンパイルはエラーとなりインストールまではいっていない。半時間ほど悩んで、わかったことは、kompare をあきらめた後 kdiff3 のコンパイルに挑戦した際、kdesdk パッケージをインストールしたのだが、その中に kompare が入っていたのだった。kdiff3 のインストールには成功し、kompare は日本語の文字化け問題があって、結局はkdiff3 がいいということになったのだが、なんとも悩ましげでお粗末な回り道であったことか。
　
2008年1月16日
ハイバネにまだ執着している。結局、現マシンにクリーンインストールしてしまった。結果は成功である。データの引越しは時間がかかり、苦労した。しかし、それだけの価値はあった。その後、眠っていた数台のマシンが Vine4.2 に変更されようとしている。
　
2008年1月9日
前日に続き Vine Linux 4.2 のハイバネョン問題に執着した。遊んでいる旧型マシンにバージョンアップではなくてクリーンインストールしてみた。ハイバネは良好だ。さて、現マシンの中身をバックアップした後、ごっそり消してクリーンインストールする時間と労力をかける価値はあるか。消えるのがデータならバックアップして簡単にリストアできるが、苦労してコンパイルしたソフトウェアは簡単には戻ってこない。また、別マシンでうまくいっても、現マシンでうまくいく保証はもちろんない。ああ悩ましい。
　
2008年1月8日
Vine Linux が 4.1 から 4.2 にバージョンアップしたので、更新したところこれが最悪であった。ハイバネートがうまく機能しない。三台更新したところ三台ともだめだった。一見ハイバネートしているように見えるが、再度電源をつけてみると、異常終了したとみられ通常の起動プロセスで起動してしまう。それだけならいいがその後スワップが自動活性されない。やむなく起動プロセスに swapon 処理を追加した。似た現象をネットで検索しても、現象の報告はあるもののドンピシャな解決法が見当たらない。やむなく暫く普通のシャットダウンで運用していくことに。
　
2008年1月7日
Vista に接触する機会があった。新しいシステムに触れる時はいつもそうなのだが、いままで慣れてきた部分が、ある意味否定されるわけで、そのやり方にはこちらがいっこうに慣れない。新物好きでない理由のひとつがそこにある。まず気についたのは「休止状態」であった。マシンによるのだろうが、通常はこの機能を選択できない。Vista からは「スリープ」が推奨され電源コンセントからの通電はオフされない。Vista のスリープは、私の理解に間違いなければ、休止の機能をもつようなので、電源コンセントからの通電がなくなれば、ハードディスクに書き込んでいたデータからの復旧をはかるらしい。では、スリープで電源ランプが点滅しているときに電源コンセントをオフしてもいいということか。いいとしても、何かスマートでないと思ってしまう。コマンドプロンプトから休止状態のオプションを追加することもできるらしいが、私の触れた Vista 環境ではうまく表示されなかった。
　
2007年12月18日
Html メールの BGM サウンドが鳴らないという指摘があり、調査した。もちろん Windows の Outlook Express 6 での話だ。確かに書式→背景→サウンドの手順で組み込んだ midi ファイルが再生されない。原因はふたつあったために現象を複雑にしていた。ひとつは、コントロールパネルにあるサウンドとオーディオデバイスのプロパティで MIDI 音楽の再生の既定デバイスの設定が不適であったこと。これは変更したはずないのにとボヤいても、確かめようもない。もうひとつは、メールソースにある volume=xxx の項目である。こんなもの前にはなかっと強気になった。これは xxx 部分を 0 にすると音量最大で、マイナスの大きな数字がどうゆうわけか断りもなく挿入される。もちろんマイナスが大きくなると音は小さくなる。仕様変更を勝手にするなと、あたる相手もいないのに不機嫌になってしまう。この二点を修正して、我がマシンはモーツァルトを奏でた。ところで、この修正が他のマシンで有効かが問題だ。
　
2007年12月11日
Linux 版 Adobe Reader が 8 にバージョンアップしていた。インストールは簡単だったが、起動しようとすると「 libstdc++.so.6: cannot handle TLS data 」というエラーメッセージが表示されてうまくいかない。Google Desktop で似たような現象があったので、環境変数さえ設定すればうまくいくだろうと検索すると、http://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/~ll56083/wiki.cgi?page=Linux%2Facroread　のページを紹介しているページに出会った。　/usr/bin/acroread の先頭の方に　export LD_PRELOAD=/usr/lib/libstdc++.so.6　を追加するというのがその処置方法であった。その他のエラー対処方法の説明もあり、無事 Adobe Reader 8をインストールすることができた。感謝。別件だが、pdfedit で pdf 文書を結合できないのだろうか？できそうなインターフェイスを備えているのだが・・・。
　
2007年12月05日
しばらくメールの受信が不調だった。原因はたまったメールの数にあった。一週間より古いメールは削除という設定にしてあったと思ったが、なぜかその設定が無効になっていた。メールの数は6,000を越えていた。逆にいうと　6,000ぐらいためても問題はないようだ。
　
2007年12月03日
11月29日の件は専用モデムの劣化という連絡が入った。過去ふたつの実例から得た教訓は、モデム、ルータを疑うべし
　
2007年11月29日
一ヶ月前の亡霊が再びさまよい出た。メールは繋がるのだが、ホームページが繋がりにくい。前回とは別のコンピュータでのことだ。今回はルータはかましていないのでルータが原因ではない。ケーブルテレビのインターネット接続なので専用のモデムを利用していたが、他のコンピュータに繋いだところそのコンピュータでは快調なのでモデムの不調でもなさそうだ。OSの再インストールを、まずは簡易版、つまり既存のデータを消さない修正モードで行ったが、結果は不調なまま。それではと、クリーンインストールを行ったが、これも撃沈。さては通信ボード？しかしここで時間切れ。持ち主はコンピュータの買い替えを考え出した。〔追記〕30日、メールも受信できなくなったという連絡があった
　
2007年11月27日
smbmount がアップデートの結果、正常に動作しなくなった。マウントは正常に動作しているようにふるまうが smb_panic を吐いてお亡くなりになる。そこで nfs の採用を検討した。セキュリティの問題でポートを固定したほうがいいようだが、lockd.nlm_udpport, lockd.nlm_tcpportのオプション値がうまくカーネルのわたらない。別件だがメールの受信がよくつまずく。なんとも散々な一日であった。Java をプログラムしようと思っていたのに。
　
2007年11月20日
テキストフィールドに２桁分の幅しかなかったとしよう。スピンボタンだけが付属しスクロールボタンはなく、２桁の内容しか見れない。マウスのカーソルは受け付けキャレットは表示される。キーボードからの矢印キーの入力には反応するので、例えば入力されている数字が 123 なら矢印キーの操作で 12 と 23 が見え合わせて合計３桁の入力であることがわかる。では 111 ではどうか？11月5日の結果。矢印キーの操作だけでは判断がつかない。スピンボタンで数字を増やしてみなければ判別がつかないのだ。何がいいたいかというと KDE の付属ツール KColorChooser が不便なのである。最大３桁が入るのに何故か表示幅が２桁分しかない。
　
2007年11月19日
11月5日の結果。やはりというか、やっというかルータが諸悪の根源だったようだ。交換以後問題は起こっていない。
　
2007年11月05日
ある日Windows コンピュータの時計が狂った。内蔵電池を交換して問題は解決した。そのおよそ3ヶ月後ネットワークが接続しにくくなった。一度に繋がらなくなるのではなく徐々に繋がらなくなる頻度が増えるのである。まずはネットワークカードを疑った。ネットワークカードを交換しても問題は解決しなかった。システムの復旧をすると問題が改善されるのを発見した。徐々に過去に遡っていくと時計が狂った日あたりにいきついた。そこでウイルスを疑った。ウイルスチェックをしてみると確かに感染していたがどうも原因がしっくりいかない。駆除後一週間ほど問題が起こらなかったが、とうとうその日は来た。今度は完全にネットワークがダウンした。ルータ越しを止め直接 ADSL モデムに接続するとネットワークが正常に動作するではないか。次はルータを交換することにする。結果は、後日報告できるかと思う。しかしなんとも不可解。故障と悪意が輻輳しているのか？
　
2007年10月29日
Eclipse 3.2 + Visual Editor で Visual Editor のエラーが発生した。詳しいエラーメッセージは忘れたが、新しいページの挿入時に Null Pointer Exception が発生したとかというメッセージだったと記憶している。他のヴァージョンとの置換、削除後の再インストール、Eclipse ごとの再インストールでも直らなかった。結局、Eclipse ごと Visual Editor を含めて再インストールして Workspace を変えることで解決した。エラーが発生した Workspace での Visual Editor による編集はあきらめなくてはならなくなった。
　
2007年10月25日
電話の自動音声システムについて一言。ある問い合わせで自動音声システムの応対を受けたが、枝分かれが多くその選択肢を選ぶのに迷うことがあった。ぴったりくるのがなくて近いものを選んだところ、やっと繋がった先の受付嬢は、それは別の係だと素っ気なく言った。それまで結構待たされていたので少しムッカとしたが、ではどこに電話すればいいのかと尋ねると彼女は電話番号を教えてくれた。電話を切って教えてくれた電話番号を確認すると、はじめに電話した電話番号と同じであった。そんな時は係への直通の電話番号を教えるべきだろう。世の中本当に暮らし良くなったのか？
　
2007年09月25日
最近レガシー資源を振り返ることが多い。ハードウェアが故障かなにかでなくなって手元にソフトウェアのフロッピィや CD-ROM だけが残っている状態をながめていると、技術の進化という（金儲けの）名目でいかに無駄な事をしてきたか、させられてきたかと反省してしまう。技術の進化ほど使う人間は成長していないのである。今日は MacOS 8.1 と OS 10.4 の間で悩み多き一日であった。
　
2007年09月18日
Windows 95～Me などはもうインターネット接続ままならぬ状況なので vmware でレガシー資源再利用するにしても当然 host-only 設定となり外部へ出さないことになる。そのほうが安全なのでそれに越したことはないが、ホストOSだけには接続できたほうが便利だ。ホストOSに Linux, ゲストOSに Windows 95 の環境下で Linux で samba を稼動設定。さて Windows 95 側から Linux の samba サーバが見えると思いきや、実際はうまくいかなかった。結局、Windows 95 のフォルダを共有設定し Linux 側から Windows 95 のデータを見るという逆方向で解決した。うーん少しすっきりしない
　
2007年09月13日
ISDN 回線でウィルス対策ソフトの年次更新をしようとしたらどうなるか？
1. いらいらしてコンピュータの画面を破壊する
2. いっこうに終わらないダウンロードにウィルスに感染したとメーカーを訴える
3. 根気よく続け24時間たった今も終わっていない
答えは 3. NTTが何故か途中でこける
　
2007年09月03日
3分前に書きかけのファイルを手動で保存したとしよう。その後 1分後にOSがクラッシュしたので強制的にコンピュータの電源を落とし、再度電源を投入後同じファイルを開くとする。その時「作業中のファイルがあります。復旧しますか」ときかれたらどうする？細部で異なることはあれ実際に起こった現象はほぼ以上のようだった。当然復旧したが、復旧されたファイルは手動で保存した前に自動で保存したファイルであった。つまり自動保存後、手動保存までに入力したデータは消えてしまっていた。OS は Vine Linux 4.1　ファイルは OpenOffice 2.0 の Calc ファイルであった。OpenOffice 2.2 では起こらないのかしら？
　
2007年08月22日
8月28日に皆既月食が見られるというので国立天文台のサイトを閲覧していたら4次元デジタルビューワー Mitake 1.01なるアプリケーションを見つけた。いわゆるプラネタリウムソフトなのだが、なかなかできがいい。ハイスペックのコンピュータを要求するが、この種のアプリに必須のグラフィックが華麗である。そういえば昔PC-9801に同種のソフトがあり、簡単なオリジナルのツアープログラムを組むことができたなあと感慨にふけった。という想いが消えぬうちに Google Earth に外界宇宙を眺める機能が追加されるというニュースが入った。
　
2007年08月15日
お盆の亡霊か？準メインLinuxマシンのハードディスクが突然お亡くなりになられた。Eclipse を使用中動きがおかしくなり強制終了して、様子をみてみたが、短い周期で動きが引っかかるになり、これは何事かとコンピュータの再起動を試みた。終了画面ではディスクアクセスエラーを吐きまくり、緊急事態になることを覚悟して、起動画面を眺めると案の定 kernel panic. 幸いにも knoppix で起動できたのでデータは救えたが、9割がた復旧するのに 24時間がかかり疲れて（憑かれて）しまった。
　
2007年07月12日
Google Desktop for Linux についての追記。{HOME}/.bash_profile にではなく、/opt/google/desktop/bin/gdlinux に、LD_PRELOAD=/usr/lib/libstdc++.so.6 を追加することで問題が解決した。openoffice も mlterm も問題なく起動した。只今インデックス更新中である。さてパフォーマンスは？
　
2007年07月03日
開けるポートがネットでよくよく調べてみるとトロイの木馬で利用された過去をもつ場合あなたはどうするだろうか。究極の選択とも思えるこの問題は確かに悩ましい。しかし、昔自分が開けたポートを忘れていて、だれが開けたのかと、ネットで調べてみるとトロイの木馬との関係を見つけ顔面蒼白となるのも、違った意味で悩ましい。単にお粗末なだけだとも思うが。
　
2007年06月29日
Google Desktop for Linux がベータリリースされたので早速 Vine Linux 4.1 にインストールしてみた。結論は「犠牲を払えば使える」というところか。インストール時に libstdc++.so.6関連のエラーが出てうまく動かない。 libstdc++34をインストールしてLD_PRELOAD環境変数を設定すればうまく動くが、今度は OpenOffice と mlterm がエラーで起動しなくなった。他にもあるかもしれない。犠牲があまりにも多いので元に戻すことにした。もともとGoogle Desktop for Linuxのパッケージには、libstdc++.so.6が含まれている。それを使わなくて追加でlibstdc++34をインストールしなければならない理由がわからない。ベータの文字がとれるころにはVineでも使えるようになるだろうか
　
2007年06月13日
いわゆるレガシーコンピュータのひとつである Windows 98SE, Windows Me をネットワークなしで使用してみた。なんと軽くて安定していることか。インターネットは便利で賢いけれど、たまにはネットワークをオフにしコンピュータの原点に戻って、電脳の叡智に浸ってみるのを一興かと思う。できればネットワークを簡単にオンオフするボタンがあれば最高なのだが。もちろん LANケーブルを抜き差しするとかといったレベルのものではなく、OSの機能からネットワーク機能を一瞬のうちにごっそりそぎ落とすというレベルのもの。セキュリティメンテナンスがなくなり古物になった時のためにそんなボタンを用意するか Windows Updateに仕掛けを設けることで永久に稼動するコンピュータが実現する。レガシーコンピュータの復権の時、到来！！そもそも全てのコンピュータにネットワークは必要か？
　
2007年06月11日
vmware server 1.0 と vmplayer 2.0 を試用してみた。前者では表示できなかった 1280x800 の解像度が後者ではすんなり表示できたのはびっくり。同じ vmware tools を使用しているにもかかわらずである。ホストOSとの Drag&Drop も順調だし、USBメモリも標準では無理だったものの、設定ファイルに一行追加することでうまく動作した。話はそれるが Travelling Disk U230 のドライバの説明が混乱しているらしく、ホームページのダウンロードは説明とは違うものを入手しないとうまくいかなかった。U230の型番ひとつにロット別の異種があるのはいかがなものか。
　
2007年06月07日
しばらく outpost firewall を利用していたが、機会があって Jetico Personal Firewall を試用することになった。ともに Version 1の無料版である。まだ Jeticoの方は使用時間がしれているが、印象としては Jeticoの方が軽いように思う。メモリーが少ない状況では歴然である。outpost ではあちこちでおかしいことが起こる。そのときはoutpostが原因だと思わないのだが、よくよくたどっていくと outpost にいくつくことがあった。Jetico がそうでないことを願う。Jeticoで気になることは今のところ outgoing の確認がくどすぎることぐらいか。それはそれで安心ともいえるが。
　
2007年05月28日
お恥ずかしい話をひとつ。Wordでも簡単な計算ならできるが、計算する対象を番地で指定するのは骨の折れる仕事だ。そこで =SUM(LEFT)のように左側にある数字欄の値をまとめてたしざんするような簡便な方法を用意してくれているのだが、上側は =SUM(UP) ではない。失念。正解は =SUM(ABOVE)なのだが、これが思い出せなかった。そばにあった [?] ボタンは全く役に立たなかった。
　
2007年05月18日
先日の xshisen のインストールで、ソースからのコンパイルに挑戦した。今度は Xt ライブラリがないとエラーを吐いた。
　
2007年05月14日
小品三題。 1週間前から asahi-net のスパムブロックが快速になった。今までが遅すぎたといえば元も子もないが一時はスパムブロックを止めてすべてを取り込み料理するほうが効率的かと迷ったことから考えると快適である。DVD「アイロボット」の音声出力が特別なのか Linux マシンの gmplayer でエラーが出てしまう。原因不明で新手のプロテクトかと思ってしまった。Ubuntu 7 をインストールしてみた。GUIで eth0 のアクティブ方法がわからなっかので CUI で実行した。
　
2007年05月10日
ひょんなことからxshisenゲームをインストールすることになった。愛用されていたWindows版が好評だったので、スクラップされる Windowsマシンに代わってLinuxでも同様のshisenを稼働しようというのだ。gnomeにはgnome-gamesパッケージがありその中には同様のmahjonggがあるのだが、それは機能がxshisenよりも複雑で単純なゲーム脳を楽しませてくれない。ゲームの世界では単純なものほど奥が深いという逆転構造が生まれる。適当なrpmパッケージ(xshisen-1.36)があったので早速インストールしようとするが依存性のチェックで libstdc++-libc6.1-1.so.2 がないと叱られる。そこで ln -s /usr/lib/libstdc++-libc6.1-2.so.3 /usr/lib/libstdc++-libc6.1-1.so.2 とリンクをはり、--nodeps の荒技でインストールしてみた。いまのところ順調に動いてくれている。後日談：その後 apt-get update; apt-get upgrade しようとすると依存性エラーが出たので元に戻すことにする
　
2007年05月07日
TV の録画予約システムに InterVideo 社の WinDVR を利用しているがある日突然に休止状態からの復帰ができなくなった。TVの予約データに基いて予約時間にコンピュータが自動起動するしかけがうまくいかない。BIOS の初期化、関連するソフトの初期化など試してみたが全て無駄になって、やむなく休止状態からサスペンドに運用方法を変更した。消費電力が気になるのと、ペットが知らない間にサスペンドを解除するのがいやだったが、BIOS でサスペンドからの復帰にキーの割り当てができることを知り後者の問題だけは解決した。
2007年05月01日
Fifrefox 2.0のアドオンに Bookmarks Synchronizer 1.03を利用しているが先日アップロード時に「予期しないエラーが発生しました -2」というエラーに遭遇した。再起動しようがアドオンを再インストールしようが解決しなかった。結局ダウンロード後、アップロードして解決した。ブックマークの仕方に不手際があったのか、原因不明のままである。それはいいとして、問題はエラーコードの「 -2 」である。味もそっけもないこのコードをなんとかできないものだろうか。主要なプログラムのエラーコードデータベースなど、できたらいいなと思うが、そもそも効率の伴わない夢物語なのだろう。（そもそも「予期しない」ことだし）
2007年04月26日
Eclipse の JARファイル生成手順についての覚書。この覚書はあくまで特定の環境においてのものです。

1. Eclispe のウィンドウ→設定で Java のインストール済みの JRE が

　　[ ] jre 　　　　　　　　c:\j2sdk1.4.2_14\jre
　　[x] jre1.5.0_11 　　　c:\Program Files\Java\jre1.5.0_11

　　であることを確認。開発環境と実用環境を重複してインストールしているのが普通と思われる。
　　やむをえないといえばそれまでだが結構錯綜の原因となる。

　　[x] jre
　　[ ] jre1.5.0_11

　　である場合は変更しないとコンパイルにエラーとなる場合がある

2. パッケージ付きの class を作成してコンパイル ok を確認する

　　例として「public static void main ( String[] args )」を含みコンソール画面に「Hello World!」を出力する
　　プログラムを作成する。
　　パッケージ名 mypackage
　　クラス名 Hello
　　プロジェクト名 Hello

3. パッケージエクスプローラーのプロジェクト上で右クリックしエクスポートを選択。「次へ」をクリック

4. 3.で選択したプロジェクトのみを選択し、.classpath, .project ファイルなども含む
　　　(ただし前に生成した *.jar ファイルがある場合は除外。
　　　そうでないと「JARファイルはそれ自体にはエクスポートできません」という警告が表示され
　　　先に進めない)
　　チェック項目は以下のとおり
　　[x] 生成されたクラスファイルとリリースをエクスポート
　　[ ] 検査済みプロジェクトの出力フォルダをすべてエクスポート
　　[ ] Javaソースファイルとリリースをエクスポート
　　[ ] 検査済みプロジェクトのリファクタリングをエクスポート
　　エクスポート先にプロジェクトフォルダ直下あたりを選び jarファイル名
　　(プロジェクト名と同名+拡張子jar)を入力。ここでは例として Hello.jar
　　オプションは全てチェック
　　[x] JARファイルの内容を圧縮
　　[x] ディレクトリー・エントリーの追加
　　[x] 警告を出さずに既存ファイルを上書き

　　「次へ」をクリック

5. 問題を扱うときの
　　[x] コンパイル・エラーとともにクラス・ファイルをエクスポート
　　[x] コンパイル警告とともにクラス・ファイルをエクスポート
　　[ ] このJARの記述をワークスペースに保管

　　「次へ」をクリック

6. (x) マニフェストを作成
　　[ ] ワークスペース内のマニフェストを保管
　　( ) ワークスペース内の既存のマニフェストを使用
　　( ) JARをシールする
　　(x) いくつかのパッケージをシールする
　　アプリケーションのエントリー・ポイントのクラスを指定
　　メイン・クラス[ 　　　　空　　　　　]

　　「終了」をクリック

7. コマンドプロンプトから
　　java -cp Hello.jar mypakage/Hello
　　で成功を確認。先頭の java.exe は 1. で[x] の入った jre 環境のものであること

以上

　
2007年04月25日
GUI になって便利と思う反対に GUI だからこそ複雑だと思うことがある。Eclipse と Ant, その前に PATH と CLASSPATH やら。GUI の裏には DOS 時代の悪夢が走馬灯のように駆け巡る。その数は DOS 画面が1ダース頭上を旋回しているかのようだ。基礎を掘り起こさなければならない。
　
2007年04月20日
筆王2007DVD版ではまってしまった。筆王には昔から印刷オプションに「透明処理をしない」というのがある。そのオプションを選択するダイアログの上には筆王2007の場合「標準」というのがありこれがデフォルトになっている。ところが封筒印刷の場合で（今回は封筒印刷で起こったがそれ以外でも起こるのかもしれない）郵便番号、住所と宛名氏名という単純な印刷デザインを施し（ちなみに文字のフォントは全て行書体にした）、先ほどのオプションを「標準」にしたまま印刷するとプリンタへのスプールを始めたままいっこうに処理が終了しない。原因をすぐには気づかずドツボにはまってしまったのだ。この時はまだ筆王の印刷オプションを疑うまでには至っていなかった。そしてしばらくして昔々の出来事を思い出したのだった。そういえば筆王の平成11年版、平成12年版あたりで透明処理で困ったことがあったことを。もうあれから5年以上はたっている。まさかまだ修正されていないとは夢にも思わなかった。せめてダイアログに注意書きを明記すべきだろう。技術の進化は利益優先に隠れる一面をまた垣間見た。平成11年版でも結構使えるのだ。真の消費者が求めるのは滅多に使わない付録機能がてんこ盛りになり購買意欲だけをそそるような状況よりも、堅実なバグ取りで成熟した製品ではないだろうか。印刷は「標準」から「透明処理をしない」にオプション切替をすることであっさり解決した。
　
2007年04月17日
Firefox の拡張機能に Web Search Pro というのがある。文字どおり Web 上での検索機能を充実するものだが、これが頻繁にバージョンアップを重ねている。それはそれで結構なことなのだが、現在のバージョンは 2.6 でこれが曲者なのだ。もともとこれは検索対象の文字列を選択して右クリックから検索する意図で利用していた。特に検索サイトを豊富に登録できるのがいい。これまでは日本語版 Wikipedia への文字の受け渡しが文字化けでうまくいかないものばかりだったのが Web Search Pro では問題がなかった。2.6 が出るまではである。いわゆる改悪である。少なくともローカライズの点においては。いずれ解決するのだろうが、それまではおあずけ…、と思っていたら、灯台下暗しであった。google toolbaｒの設定次第で同じインタフェースが可能であった。情けなや。ついでに我がサイト eVoca を google toolbar に追加した。（検索文字を入力する枠内で右クリックして「カスタム検索を実行」）
　
2007年04月08日
Vine Linux 3.2 から 4.1 にバージョンアップしたが、予告どおりに落とし穴が待っていた。Vine4.1 には標準でhibernate 機能がついているが、それがうまく機能しない。Linux の hibernate は Windows の休止機能のようなものだ。hibernate が機能しないというのには語弊がある。hibernate はするが、復帰時に swap 領域がストを起こしてしまう。swap 領域には hibernate前のメモリー情報が格納しているので結果的には hibernate は失敗である。原因不明で対処方法がわからない。ネット上でもあまり情報がないようだ。とりあえず毎回シャットダウンすることにしよう。やはり魔物はいた。
　
2007年04月07日
Google Maps に MyMap が追加されたようなので味見してみた。ニュースとして取り上げる程でもない地味な拡張だと思う。マーク、線画、囲い込みシェープといたってシンプルだ。写真画像も追加できるとニュースにあったが、これはどうするのかわからなった。おそらく右上の KML タグをクリックして google earth を起動し、google earth 側で処理するのだろう。サンプルにあるように東京マラソンのコースあたりを共同で公開したりするのが一番の利用方法のように思う。同じく Macintosh版 GoogleDesktop も公開されたが、これもガジェットがなく検索だけの機能のようでいたってシンプル。今後拡張されていくのだろう。MacOSに元々あるガジェットで要が足りるとも思うが。
　
2007年04月04日
苦労話をひとつ。OSのバージョンアップは何故あるのかと思うことがある。セキュリティー、利便性、進化。いろいろと答えられようが、負の遺産も大きい。今回も Vine3.2 から Vine4.1 の更新で頭を抱えた。そろそろVine3.2 のサポートも終了することだからサーバーもリプレイスに備えなければならない。問題はpopサーバーqpopper と Webサーバ apache で起こった。いやいや責任は両者にあるのではなく私にあって私の記憶から完全に飛んでしまっていたのだった。メモすればよかったのかもしれないが詳細まではいたらない。前者qpopperではその呼び出し方にあった Vine3.2 では inetd, Vine4.1 では xinetd が受け持つ。ふたつの事が完全に欠けていた。後者のapache では Vine4.1では apache2が標準である。それが話を複雑にした。原因の追究がそれてしまったのだ。電子辞書サーバーの ndtpd も inetd, xinetd が絡んでいた。記憶から完全に消し飛んでいたのが短時間のうちにジャブのように押し寄せてきたのだ。なんと情けないことだろうか。OSよ、できることなら進化しないで欲しい。利便性を追求しないで欲しい。セキュリティーもほどほどに。と訳のわからぬことを想い描いてしまう。それほどに時間のロスは大きかった。（過去形は早急すぎるか。まだまだ落とし穴が！！）
　
2007年01月25日
コンピュータに関連したあきれた現象に久しぶりにでくわした。その源は Microsoft Office Document Imaging (for Office 2003)である。スキャナされた文書にコメントやらテキストを追加してペーパーレスの事務環境を実現しようというものなのだが、普段 Office 2000 どまりの事務作業しかしていないので必要のない代物であった。そのあたりの作業なら画像ファイルにした後、ペイントあたりでテキスト追加してスマートな事務処理でございと厚顔無恥を決め込むのだけれど、お客様からの質問であればそうはいかない。必要かどうかは疑問として Microsoft のソフトは進化しているのである。ただし、Outlook/ Publisher/ FrontPage/ One Note/ InfoPath あたりをインストール環境している上客には対してではある。それらがない基本インストールな Office ユーザーにはひと手間かけさせ混乱に陥れる。Microsoft インク機能を追加インストールしなければならないことを自社ホームページで知らせる。誘導するのだ。インターネット環境がないユーザーはどうするのだろうか。インク機能を追加しなくてもメニューにはちゃんとテキストまたはコメントの追加の機能があたかも使えるように用意されている。しかし動かないのだ。ヘルプにはちゃんとできますと書かれてある。しかし、手順どおりしてもいっこうにできるようにはならない。Microsoft は少なくともヘルプには明記すべきだ。ヘルプに書かないならメニューからはずすか、メニューを選択したときにインク機能が必要であると警告を表示すべきである。時間を浪費させたお粗末な代物であった。

2006年02月15日
前回とは違うマシンの rpm データベースが壊れてしまった。kde のアップデート後、hibernate に失敗し再起動をしたところ再起動せずに hibernate のスワップから立ち上がったようだ。「ようだ」というのはその場を離れていたために詳細はわからなかった。起動画面が保存していないセッション画面になっていたので「あれ?」と思ったが構わず kde が完了した事を確認すべく再度 apt-get upgrade を実行すると、完了したはずのkde のアップデートがされていないとのは判断である。実行すると途中でフリーズし、強制再起動するとfsck を催促され、エラーログが出るわ出るわ。何とか起動はできたものの kde でのログインはできず、gnome からログインして kde 環境を修復することになった。ようやく --reinstall オプションで回復したが、ksysguard の表示が空っぽになった。rpm -qf /usr/bin/ksysguard で kdebase が ksysguard を含むことを確認し rpm -ql kdebase で ksysguardrc ファイルがあることを見つけ、それを削除することで表示を回復できた。長い長い復旧の工程。まだまだ異常点が発覚しそうだが、今日はここまで。とほほ。
　
2006年02月07日
KDE3.5 の話。hibernate 後 kicker が頓死する。これを解決すべく再度 kicker を起動するが、設定が初回 kde を起動したときの直後の状態に初期化されてしまう。そこで元にもどってしまう {HOME}/.kde/share/config/kickerrc 設定ファイルをバックアップコピーし、hibernate後 kickerrc をリカバリーするが、kicker は kickerrc ファイルの有無いかんにかかわらず上書きされてしまう。バックアップファイルは無意味なのだ。よくよく調査すると /usr/share/apps/kconf_update/kicerrc.upd が kickerrc ファイルを制御しているらしい。そこで kickerrc.upd 内の Options=overwrite の箇所二箇所をコメントアウトすると、上書きされなくなった。
　
2006年01月07日
KDE3.5 上の KOrganizer について触れておこう。スケジュール管理で重宝しているこの名作をふたつのマシンに導入しているが、同じようにアップグレードしてきたにもかかわらず、その設定に違い微妙な違いがふたつ発生してしまった。ひとつはスケジュールが完全に消えてしまったこと。要するに入力したスケジュールの項目が消え、白紙のスケジュール枠が表示されるだけなのだ。これにはたまげてしまった。一週間前のバックアップがあったのでこれを開いても何も出てこない。もう片方のマシンではうまく表示されるが、それはあくまで予備でメインマシンで表示できなければ不便である。KOrganizer の再インストールをしても現象は同じ。しばらく悪戦苦闘したあげく、ふと gnome からの起動ではなく本家 KDE からの起動ではとやってみたらそれが的中していた。gnome から kde アプリを起動しているという歪んだ状況をきっちりと忘れていた。しかし、忘れる原因はもうひとつの異常な現象があったためでもあった。週間表示の時間が24時間ではなくなんと 32時間になるのだ。もうひとつの現象とあいまって KOrganizer 本体が壊れたと思ったのも無理はないと自己弁護してしまう。後でわかったことだがこのふたつは別物だったのだ。後者は KOrganizer の設定で「ビューア」→「予定表ビュー」→「時間サイズ」のピクセルを小さすぎて設定していたために生じた現象なのであった。これを 4 pixel から 6 pixel にして問題が解決した。この設定画面は前者の問題が解決しないことには表示されなかった。そのことも問題を複雑にしていた。
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2005年12月01日
Thunderbird 1.0.7 で奇妙な現象に陥っている。OS は Windows Me。アカウントの設定が勝手に変更されてしまうのだ。送信 (SMTP) サーバーの設定を複数にしているためなのか。複数に設定した SMTPサーバーがともに 127.0.0.1 というように勝手に変更されていまう。そしてそれぞれのアカウントの受信サーバーも 127.0.0.1 に、アカウント名がそれぞれ設定したアカウント名のうしろに # をつけ正しく設定していた受信サーバー名がその後に続く。例えば正しいアカウント設定が suzuki で受信サーバーが pop.asahi-net.or.jp なら、アカウントが suzuki#pop.asahi-net.or.jp となり受信サーバーが 127.0.0.1 となる。おせっかいにも設定を変えてくれそのほうが効率がいいのであればそれでもいいのだが、当然この設定ではメールの送受信はできない。Windows XP ではこの現象は起こっていないのだが。インターネットでも同様の症状は調べ方が不十分なのか検索できない。さてどうしたものか。
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2005年11月10日
携帯電話のダウンロードサイトの形式に興味があり少し調べることになった。手持ちの携帯電話が au ということで当然 KDDI のホームページを参照することになった。同社にはダウンロード CGI についての説明を掲載したサイトがある。そこにサンプルプログラムがダウンロードできるようになっているのだが、そのサンプルにはあまりに間違いが多くお話にならない。dndl.hdml ファイルにある disposition=dev8wlw の dev8wlw というのは何なんでしょうね。
　また、同様な説明のページがありチェックサムのプログラム add_crc.c が掲載されているが、

5.cc-o add_crc add_crc.c　とコマンド入力してください。このコマンドにより、C言語ソースファイルがコンパイルされ、「afd_crc」という名前のファイルが出現します。

は、明らかに cc -o add_crc add_crc.c としなければらなず、作成されるファイル名は afd_crc ではなく add_crc であろう。一行に二箇所の誤植があるとは。

6. もう一度　ls-l　とコマンド入力してください。下記のように「add_crc」ファイルが新たに出現していれば成功です。

にある「ls-l」は「ls -l 」でなければならない。さらに何箇所かスペースが抜けている箇所があったが、もういいだろう。ダウンロードサイトを気軽に作ってもらう気持ちが KDDI 社にさらさらないか、技術者が手書きした原稿をタイプができるが技術がわからない素人事務員にタイプ入力させたかどちらか。それとも風通しの良い環境は好まず、わざとわかりにくくしたのかと勘ぐりたくなるような出来栄えであった。特に dev8wlw には泣かされた。
　
2005年10月20日
MacOS X の GarageBand について。Web であまり話題になっていないようなので一言触れておこうと思う。
GarageBand の三連符機能は御粗末である。楽譜編集画面で音符を選択することができるが、既にいくらかの楽譜を入力し終わっていて、さあ三連符を入力しよう思い、三連符の八分音符に切り替えたとたん今まで入力してきた音符全てが三連符に変化してしまうのだ。なんだこれは。これは仕様か、品の悪い冗談かと、目が点になってしまった。また悪いことに「元に戻る」で元に戻らない。前に選択していた音符に戻せばいいのだが、それを忘れてしまったら…。解決方法が、さらに輪をかける。十六分音符の三連符を選択すると何も起こらない。当然なのだ。ワープロで明朝からゴシックに変更しようとして、今までの入力文字すべてがゴシックに変わってしまったらどうしたらよいか。入力済みの文字がすべて明朝であればいいが、多種のフォントを使っていたら…。アップル社は「三連符の八分音符を入力するときには、三連符の十六音符をまず選択してからもう一度三連符の八分音符に切り替える」ようにと主張しているように思える。
まだまだある。三連符の八分音符を空白の譜面に入力すると、三連符の八分音符には直接ならずに八分音符のままだ。一音の長さを短くすることで三連符の八分音符に変更することは可能である。これを三度繰りかえすようにとアップル社は主張しているように思える。しかし、これを二度に減らす方法を発見した。アップル社に教えるべきか。
まだまだまだある。三連符を再生してみると、テンポが三連符にならないことがよくある。これの解決方法が見つからない。一度削除して再入力するしか方法がないのか。これはアップル社に聞いてみたい。（音痴の私には三連符のテンポが正しいのか間違っているのか自信が持てなかったがテンポを極端に遅くすることで音痴の私でも確認することができた）
さらに、これは仕様なのでしょうが、符点音符がスラーに勝手に変わってしまう。御節介やきなのだ。デフォルト？のグランドピアノの譜面では、ト音記号の下のドより下の音符がヘ音記号の譜面に強制移動されてしまう。なんとも奇妙な楽譜ができ上がってしまう。などなど…。
　
2005年7月13日
Microsoft Office 2000 Word （以下 Word）のアウトライン機能について一言。Word には数々の問題点があることは知られていることだが、新しいバージョンでは新機能を付加せずにバグ取りに専念して欲しいものだと思うのは私だけだろうか。Word 2002 や Word 2003 はもっていないので確認はできないが、Word 2000 ではアウトラインのレベル操作にあきれたバグが潜んでいる。アウトラインの入力モードで箇条書きと段落番号からアウトラインのひとつを選択して、レベル1にあたる見出し1の項目を入力する。レベルを下げるべくキーボードからタブキー<TAB>を押すが、レベル2に下りてくれない。いや、この表現は正しくないのかもしれない。下りているのだが、選択したアウトラインの項目表示にならないのである。必ずならないのなら仕様だという言い逃れもできようが、なるときもたまにはあるので困る。スタイル選択ドロップダウンから「見出し2」を選んでも同様。またこれはレベルを 3や 4にしても同様なのである。ところが右クリックしてから「インデント」・「インデント解除」を選ぶと様子が違ってくる。必ずレベル表示が選択したアウトラインの項目表記になるのである。これはいい加減に作って、いい加減に動作確認し、いい加減に正常だと判断され、高額な料金を払わせる手段となった時代の負の遺物なのである。
　
2005年6月13日
Gnome (Vine Linux 3.1) のカーソルテーマ cursors theme ではまってしまった。原理がわかっていないものの一応の解決らしきものを得たのでここに記録しておこうと思う。GNOME-look.org よりカーソルテーマをダウンロードし展開するだけではうまくいかないことはわかっていた。中にはインストーラを付属しているものもあったがうまくいかない。インストールの注意書きをいくつかネット上で検索し 4 件の設定方法を見つけた。もっとスマートな方法があるかもしれないし、この 4 件すべてを設定しなくてもよさそうだが、少なくとも 4 件すべて設定すればカーソルテーマを設定できそうだ。（しかしメモリ不足のマシンにはこれでもうまくいかなかったことをあらかじめことわっておく）
1. Gconf で desktop => gnome => peripherals => mouse とたどり cursor_theme をインスールするカーソルテーマ名にする
2. インストールするカーソルテーマをホームディレトクリ直下の .icons にコピーし、/usr/X11R6/lib/X11/icons/default/index.theme のリンクを ~/.icons/{カーソルテーマ名}/index.theme にはる。
3. ~/.Xdefault ファイルに Xcursor.theme: カーソルテーマ名　の行と Xcursor.size: カーソルサイズの 2行を設定する
4. /etc/X11/xorg.conf のグラフィックカードを設定しているデバイス行ブロックに Option SWcursor を設定する
説明しておきながら、こんなんでいいのだろうかと疑問が沸いてくる。あるマシンは 1. と 2. だけで設定がうまくいっている。 1. と 2. の設定だけでうまくいっていたマシンが、突然うまくいかなかったので 3. と 4. を設定したらうまくいく設定に戻った。うーん不可解
　
2005年5月31日
Basilisk II 後日談を少し。去年夏に Vine Linux に導入した Basilisk II を久しぶりに改良した。Mac OS 8 へのバージョンアップでデスクトップもカラフルになり、いくつかのアプリケーションも導入された。最初の目的が英語版 MacOS でしばらく封印していたテキスト版アドベンチャーゲームを再開しようかと思ったからであった。当初の目的が達成したのでほったらかしにしていたのだが、この時点では恥ずかしながら CD-ROM が、それも Mac フォーマットの CD-ROM がなんの手を加えることもなく認識されることに気づかなかったのである。偶然 CD-ROM 認識に気づき手元にあった日本語版 MacOS やらアプリケーションをインストールしてみたら見事動作するではないか。フロッピィを挿入するとなんら変化がないので、これはだめかと思いきや、<ctrl>+<F1>で認識することをホームページ情報から知る。確かに見事にフロッピィドライブは認識され、古い昔 CD-ROM 媒体が存在しなかった頃のアプリケーションがインストールされる成果を得た。しかし、あれこれこねまわしているうちにフロッピィドライブ認識がおかしくなり使えなくなってしまう。これがドツボの始まりであった。Mac のアプリ資産は CD-ROM よりもフロッピィの方が極端に多い。そのインストールのルートが絶たれてしまうのは勿体無い。DiskCopy を試すことにするが、旧機 Mac の CD-ROM ライタが正常に動かずこれにも相当な時間を費やしてしまう。残る手段はネットワークである。旧機から Linux 上の Mac に直接通信できればいいのだが、その設定は未完である。必要なドライバをコンパイルすればよさそうだが詳細がいまいちわからないのでパス。間に Linux をはさむことにした。旧機 Mac の DiskCopy でディスクイメージを抽出して FTP で Linux に送る。Linux から Linux 上 Mac = BasiliskII に送り DiskCopy でマウントしようとすると壊れているというメッセージを出してエラー終了してしまう。ここでも悩み相当な時間を費やした。ここでも大きなポカをしてしまっていた。FTP の送り方が問題で、BInHex 形式に変換すれば StuffIt Expander で展開しマウントまでしてくれるではないか。お粗末さまの巻であった。
　
2005年5月23日
Vine Linux で swsusp + hibernate による休止と復帰を利用していたが、Vine Linux のバージョンが 3.1 になってカーネルを再構築する必要がなくなってから便利になったと思いつつ、あるマシンでは hiberante による休止をすると復帰はするが X Windows system までの復帰には至らずエラーとなってログイン画面に戻る現象が起こっていた。gnome の設定がどこかおかしいのだろうと放置していたのを最近になって調査に乗り出した。原因は gnome でも swsusp + hibernate でもなかった。 Intel チップセット i810 用に自動認識された xorg.conf の設定で追加された dri オプションが悪さをしていたのだった。dri オプションをすべてコメントアウトすることで解決した。同時に復帰後ネットワークカードとサウンドカードが戻ってこない現象も解決し長年喉に痞えていた棘がとれたような爽快感を久しぶりに味わった。ちなみにネットワークカードは BIOS の PnP 機能をオフにすることで解決。
　
2005年4月18日
「間取りPCプロ」というソフトを操作する機会があったが、その文字入力のインターフェイスのお粗末さには閉口した。このソフトには文字入力に印刷直前時に入力する項目入力モードと、間取りの作画中に任意に文字列を入力できる任意文字入力モードの 2モードがあるのだが、問題は後者に起こった。文字入力ボタンをクリックして作画画面の任意の位置をクリックすると入力カーソルが点滅し文字入力を促すのは普通なのだが、入力がすすみ漢字入力の確定も終わって、いざ次の操作のためメニューなりスクロールバーなりをクリックしたりすると、なんとまあ先程まで入力していた文字が完全に消滅してしまうのだ。「元に戻す」ボタンはあるのだがこの場合には機能しない。要するに文字入力が確定していないので元に戻す作業すら存在していないことになってしまっている。解決方法は唯一、文字入力が終了したら任意の作画領域を左クリックして、入力する必要のない次の入力ボックスのカーソルを出すことをしなければならない。なんとお粗末な。このお粗末さを理解するために少し時間がかかったが、なにもわからないで使っていたお客は何度無用な再入力を強いられたことか。
　それからもうひとつ Mozilla Sunbird 0.2 は使えなかった。Linux と Windows でデータ共有をすると、ある日突然、データがすべて消滅してしまった。バージョンアップまで封印するとする。
　まだまだもうひとつホームページビルダー6.5プリインストール版には「サイト転送」で転送すると一部修正のあったページでも転送対象にならないことがある。「前回の転送以降に更新したファイル」にしても「全ファイル」にしても対象がはずれてしまうファイルがあるのは何故なんだ。しかたないから FFFTP を利用してしまった。
　
2005年3月9日
仕事の関係でホームページの更新が滞ってしまった。バイオリズムの波からいうと低迷期なのか。ただ新しいことが立て続けに起こっていていままでの日課がこなせられなくなっている時期にあたっている。ふたつの講習会用テキストを作成し、そのうちのひとつは書き直しを迫られた。
　Windows マシンの OS バージョンアップで単なるバージョンアップがいちからの再セットアップを余儀なくされた。ショックだったのが旧OSがいかにおかしい状態であったか気づいていなかったことだ。バージョンアップすることでレジストリが壊れていることが通知されそのまま続行すると完全に頓死してしまった。Bloody Microsoft!!
　Plan から Mozilla Sunbird のスケジュールソフトの変更。Sunbird のバージョンが 0.2なためか少し動作が遅い。早くなる可能性もなさそうだが。こうしてみるとインターフェイスが一昔もふた昔も古いとはいえ Planは偉大なソフトである。しかし Windows マシンからは参照できない。
　Knoppix が Windows のノートパソコンを救った。しかしデータ救出どまりで完全に問題を修復したわけではない。ハードウェアの故障がなおれば奇跡だが、一瞬でも切れ掛かった可能性の糸を繋ぎとめてくれた功績は賞賛すべし。
　　
2005年1月20日
NTTのフレッツADSL設定ツールについてひとこと。客先で奇妙な現象に遭遇した。あるサイトの画面が表示されないのである。マイナーなサイトならともかくJR西日本のサイトも見れない。サイトは検出するのだがそこからデータが落ちてこない。見れない割合は数パーセントなのではじめはさして気にもしていなかったのだが、主要なサイトがからんできて本腰を入れることになった。まず思いつくのがファイアーウォールだがこれは解除したが結果は同じ。アンストールまでするはめになったが改善されず、「インターネットオプション」の設定も問題なし。クッキーやら Java やら疑いだすとキリがなく、ほとんど途方にくれかけていた。最後に疑いの目を向けたのがNTTのフレッツADSL設定ツールであった。その時に使っていたバージョンが 2.2.4a でサイトには 2.2.5 が最新版としてあがっていた。わずかなバージョンアップでたいした改善もないのだろうと思い込んでいたのが、いけなかったのだ。サイトにもこの件についてはいっさいコメントはなかった。Q&A にも一言も「特定サイトが見れない」ことに言及していなかった。半分諦めの境地でバージョンアップをすると、これがなんとドンピシャだった。いままでの苦労がなんだったのかと思う反面、怒りもこみ上げてきた。もちろん NTT に対してである。バージョンアップによる不都合の改善履歴は少なくとも載せるべきだろう。それをしないならば不都合による料金の割引を行うべきではないか。
2004年11月17日
どうも納得のいかない話を少ししようと思う。話題は Windows のネットワークプリンタについてである。一家に一台の時代からいまや一人に一台の時代に入ろうとしているパーソナルコンピュータの市場だが、プリンタは一人に一台とはまだ至っていないだろう。そういう意味でネットワークプリンタの存在が重要視されても自然である。ネットワークプリンタの構成にもいろいろあるだろうが、当社ではリモートコンピュータにローカルで繋いだプリンタを、手元のコンピュータから制御する方法をとっている。しかし Windows のネットワーク環境ではそのリモートコンピュータの電源がついていないことにはローカルコンピュータからネットワークプリンタへアクセスできないようになっている。実際にプリンタ出力を考えていなくても出力一歩手前までいって状況を確認したいことはままある。その時に「メモリ不足です」などという頓珍漢なエラーメッセージを吐いて制御不能となってしまわれては仕事に差し支えるのである。ではどうするか。ローカルに同じブリンタのドライバをインストールして存在しないローカルプリンタをでっちあげるのである。プリンタの状況（例えばマルチページをサポートしているかどうか、サポートしている用紙の種類など）を知るために仮想プリンタにアクセスし、本当に印刷が必要なときにはリモートコンピュータに電源を入れるという二重生活。なんか違うように思うのだが。まあここまでは我慢できたが、最近 Canon プリンタに付属している Easy-PhotoPrint 3.0.0 なるソフトに遭遇した。これがまたひどいのだ。ローカルプリンタが繋がっているという前提で作られたもののようで、起動すると「処理中です。しばらくおまちください」というメッセージを表示して結構な時間、繋がっているブリンタの調査をしだす。ローカルプリンタが繋がっていて、Windows XP クラスのマシンであれば少し待てば使えるようになるが、遅いマシンであったりリモートプリンタの設定しかない場合は延々待たされたあげく、エラーとなって終了していまう。（遅いマシンの場合、「処理中です。しばらくおまちください」のメッセージさえも終わらない）プリンタの検出に失敗してもソフト自体を終了させることはないだろう。待たされた時間を返してくれといいたい。プリンタがなくてもソフトの操作環境を知りたい、途中まで作業する状況もあるだろう。そんなことを開発者は考えたことはないのだろうか。多機能で使い物にならないソフトが増えてきているように思うこの頃である。
2004年8月31日
Knoppix 3.4 を Windows XP 領域にインストールにいじくっているうちに Compact Flash カードによる「継続的なKNOPPIXホームディレクトリの作成」に至った。簡単に済むだろうと思っていたのだが、それがそうではなかったのである。お粗末な失敗談。home=/dev/sdb1 と　myconfig=/dev/sdb1 の設定がうまくいかなくて成功に至らないと思ったのが迷子のはじまり。実は「継続的なKNOPPIXホームディレクトリの作成」がおかしかった。途中、コンパクトフラッシュカードの完全初期化か部分使用かをたずねてくるダイアログがあるが、そこで完全初期化を選ぶと "knoppix.img" が何故か /dev/sdb1 下に作成されない。部分使用でも残り全部のサイズを数値入力すると「成功しました」というメッセージも出ずに終わってしまう。今回使用したサイズは 128MB だったが、使用サイズを謙虚に 110MB ぐらいにして成功した。もっと早く "knoppix.img" が書けているか書けていないかに注目すれば手こずらなくてよかった。部分使用で残り全部のサイズを数値入力した場合、そのまま再起動してしまうとコンパクトフラッシュカードの認識時に 20桁のパスワードを尋ねてくる。当然といえば当然だが、そこは何を入力しても先には進めない。<CTRL>+<ALT>+<DEL> でも再起動できないので、電源オフによるリスタート後、Windows XP 側でコンパクトフラッシュカードを初期化する必要がある。ああ、無駄な時間をすごしてしまったようだ。
2004年8月19日
BasiliskII 導入話を記そうと思う。少し長文になるかも。いえなっています。
BasiliskII は Windows や Unix 上でMacintosh OS をエミュレートするソフトである。今回は Vine Linux 2.6r4 上に Basilisk をインストールしてみた。

1.準備段階

複数のページを参考にした。まずは http://www.kearney.net/~mhoffman/basiliskII/get_rom/index.html　
以下、英文は上記ページからの引用である。

A real 68k Macintosh, that you own. This does not include the computer at work or at school :-)

Macintosh IIsi を利用することにする。というか、68k Macintosh マシンといえばこれしか所有していない。

HFV Explorer, a utility that allows Macintosh disks and file disks to be read on Windows and UNIX.

BasiliskII では Macintosh の ROM 情報が必要なのだが、Linux マシンでこれを実現しにくい。そこで Windows で実現することにした。我が家の Vivo (Windows XP マシン) にHFV Explorer をインストールすることにする。HFV Explorer は Macintosh フォーマットのフロッピィを読み取るためのアプリケーションである。

HFV Explorer サイトにジャンプして、Download latest version 1.3.1. をダウンロード。 Hdexp131.zip がそのファイル名である。HFVExplorer.ext が正常に起動できるか確認。

A Mac-formatted disk that contains the "GetROM" utility. I have a disk image that we will use to create such a disk here.
上記 here に付加されているリンクタグへジャンプ。get_rom.hfv.zip をダウンロードして、解凍。

Put a blank floppy disk into your Windows PC's drive, and launch HFV Explorer.
Windows XP マシンに空フロッピィを挿入し、HFV Explorer を起動。

Click the "Write Floppy" icon across the top of the screen, circled in red in Figure 1 below.
画面上部の左から 4 番目のアイコンをクリック。上記にある"Figure 1"はここでは省略している（以下同様）。

A new screen will pop up. Make sure that the box next to "Floppy Drive" reads "A:". In the "Volume File Path" field, make sure that the path points to the Macintosh disk image that you downloaded and decompressed in step 1 above. If need be, click the browse button (the button that has two greater-than symbols on it) to navigate to the disk image. The image should be called "get_rom.hfv". In the example in Figure 2 below, the path to the filedisk is on the Windows Desktop (c:\windows\desktop\get_rom.hfv).
新しい画面が表示されるので、"Floppy Drive" の次のボックスが "A:" となっていることを確認。"Volume File Path" では上記手順でダウンロードした Macintosh ディスクイメージを指し示しているかどうか確認。必要なら、ブラウズボタンをクリックしてその場所を指し示す。イメージの名前は "get_rom.hfv" でなければならない。上記にある"Figure 2"はここでは省略している（以下同様）。

Click "OK". This will write the contents of the GetROM disk image to the floppy in your PC's floppy drive, in Macintosh HFS Standard format.
"OK"をクリック。これで GetROM ディスクイメージの内容が PC のフロッピィドライブにあるフロッピィに、Macintosh HFS スタンダードフォーマットで書き込まれる。

When the process is complete (it may take several minutes), you will see a warning message that states that you now have two volumes with the same name. First, eject the floppy from the PC's drive. Then, click "OK" and exit HFV Explorer.
数分後に処理が終わると、同じ名前のボリュームがあるという注意メッセージが表示される。先に PC ドライブからフロッピィから取り出し、HFV Explorer を終了させる。

Boot your Macintosh as you normally would.
マッキントッシュマシンを普通に起動。

Place the GetROM disk in the Mac's floppy drive.
"GetROM" プログラムのはいったフロッピィディスクを Macintosh のフロッピィディスクドライブに挿入。

Several windows should open. Locate the program named "GetRom", and double-click it. This will extract the information from the Macintosh's ROM and save it to the floppy disk. When the process is complete, you will see a newly created file called "ROM".
ウィンドウをいくつか開いて "GetRom"プログラムのある場所を探してダブルクリックする。Macintosh の ROM イメージ情報が抽出されフロッピィに保存される。処理が終わると "ROM"という名前のファイルが作成される。

Eject the floppy from your Mac's drive (by dragging the floppy disk icon to the Mac's trash can). You now have the ROM image on a floppy disk.
フロッピィを Macintosh マシンから取り出すと ROM イメージをフロッピィに抽出したことになる。

Copying the ROM File to the PC's Drive... In order to get that newly created ROM file to the Windows hard drive, we need to go back into HFV Explorer and copy that image from the Mac floppy disk to the PC's drive.
抽出した ROM イメージファイルを PC マシンにコピーする。それには前出の HFV Explorer を利用。

Put the GetRom disk in the PC's floppy drive, and launch HFV Explorer.
PC マシンのフロッピィドライブに ROM イメージファイルの入ったフロッピィディスクを挿入し HFV Explorer を起動する。

When HFV Explorer is finished loading, click on the "A:\" drive on the left hand pane.
HFV Explorer の読み込みが終わったら左側にある "A:\" ドライブをクリック。

The contents of the Macintosh floppy disk will appear on the right hand pane. Locate the "ROM" file, and drag it to your PC's hard disk.
右側に Macintosh フロッピィディスクの内容が表示されるので "ROM" ファイルを特定し PC ハードディスクにドラッグする。

A new window will pop up, asking you to select the copy mode. From the drop down list, select "Raw Copy, Data Fork". This will copy theMacintosh's ROM file to the PC's hard disk.
新しいウィンドウがポップアップ表示され、コピーモードを選ぶように促されるので、ドロップダウンリストから "Raw Copy, Data Fork" を選択する。これにより Macintosh ROM ファイルが PC のハードディスクにコピーされる。とりあえず c:\ ルートにでもコピーすればよい。

Phase Three: Cleaning Up... Now that you have the Macintosh's ROM on your hard disk C:\ drive, you can transfer it to anywhere you need to. The most obvious place to copy it to is the Basilisk II directory. You can always copy it to a PC formatted floppy and use this disk to transfer the ROM image to your Linux or Amiga system. Some examples on how to tell Basilisk II where to find the ROM file are shown below in Figures 6a and 6b. In 6a (which shows the Linux version of Basilisk II), the ROM is placed in the /home/marcrh/b2 directory. In Figure 6b, the ROM file is placed in the c:\basiliskII directory. This, of course, will vary on your system depending on where you plan to copy the ROM image to.

お掃除の時間である。Macintosh の ROM ファイルが c:\ ドライブにあるのでそれをどこにもっていってもいい。が、当然そのコピー先は Basilisk II ディレクトリになるだろう。また PC フォーマットのフロッピィにコピーして Linux や Amiga システムにコピーしてもいいだろう。Linux の場合は /home/marcrh/b2 ディレクトリにコピーしている。 marcrh は適宜自分のアカウントに変更のこと。今回も例にならうことにする。

ここまできて、 http://www.kearney.net/~mhoffman/basiliskII/get_rom/index.html　のホームページ最下部に

[Return to Installing Mac OS 7.5.3 on Basilisk II for Linux]

というジャンプタグが登場する。そこをクリック。ジャンプ先は

http://www.kearney.net/~mhoffman/basiliskII/system753_tutorial/linux/index.html

であった。

ジャンプ後に即ジャンプタグが出現する。

Basilisk II, a free 68k Macintosh emulator 左のジャンプタグからジャンプ

ジャンプ先は

http://www.uni-mainz.de/~bauec002/B2Main.html

下はジャンプ前の説明

Download the "Source Distribution in .tar.gz" format (note: this is the source code, and not the completed, ready-to-run program; this tutorial will explain how to compile and install Basilisk II/Linux from this source code). The reason that I chose to compile the source code instead of downloading the pre-formatted installer was that I ran into difficulties with the Basilisk II mouse later on down the road; after freshly compiling the source code, however, the mouse problems went away.

tar.gz 形式のソースをダウンロードせよとある。注意しなければならないのはこのソースプログラムは即実行形式になっておらずコンパイルが必要だということだ。コンパイルが必要なソースをアップロードしなければならなかった作者の苦労話がのっている。

2.本番開始

そこで、http://www.uni-mainz.de/~bauec002/B2Main.html から

ホームページ中ほどにある

BasiliskII-0.9-1.i386.rpm Binary RPM for Linux/i386 (275k)

をダウンロード。Vine Linux 2.6r4 ではソースからコンパイルできたが、Vine 3.0 ではコンパイル時にエラーが発生した。そこで RPM ファイルからのインストールとする。ダウンロード先は当然 BasiliskII を走らせるマシンのローカルディスク内

その後、http://www.kearney.net/~mhoffman/basiliskII/system753_tutorial/linux/index.html　に飛び

Mac OS 7.5.3, a version of the Mac OS that is freely downloadable. This archive is made up of 19 separate downloadable parts, the average size of each being about 1.5mb. Once transferred onto Basilisk II, these parts will assemble into one. Make sure that you download the *.hqx (or Binhex) versions of the software, which are in the files in the right-most column. Make sure that your web browser only downloads the files. Don't decompress them in any way.

フリー版 MacOS 7.5.3 がダウンロード可能とある。対象は 19個の部分に分かれていてそのサイズは平均 1.5MB である。ちゃんと BasiliskII 内に格納されればその後ひとつに結合される予定のもの。部分の形式は hqx 形式で、画面最右翼に表示されているもの。必ずダウンロードのみを実行すること。つまり解凍してはいけない。

この段落の先頭タグより

http://download.info.apple.com/Apple_Support_Area/Apple_Software_Updates/English-North_American/Macintosh/System/Older_System/System_7.5_Version_7.5.3/

へジャンプしてから、言われる通りに同先よりすべてをダウンロード。ダウンロード先は

BasiliskII-0.9-1.i386.rpm　を格納した場所と同じところ。

http://www.kearney.net/~mhoffman/basiliskII/system753_tutorial/linux/index.html より

A startup disk that is able to boot Basilisk II. I have just such a disk image HERE, which contains Mac OS 7.0.1 and a copy of Stuffit Expander that will aid in the installation of Mac OS 7.5.3.

Basilisk II をブートできる起動ディスクが必要だが、Mac OS 7.0.1 のディスクイメージを用意してくれている。またそこには Mac OS 7.5.3 のインストールにに必要な Stuffit Expander も含まれている。

上記 "HERE" ジャンプタグから Basilisk_Linux_disk.dsk ファイルをダウンロード

ダウンロード先は

BasiliskII-0.9-1.i386.rpm　を格納した場所と同じところ。

Getting Started... First of all, we need to boot Linux into the proper mode. Keep in mind that most of the following steps can be accomplished in non-root mode, but in order to install Basilisk II, you need to be in either root mode or SuperUser mode. I recommend doing the latter, as it saves time in not having to log off and log back in under root. If your Linux system doesn't automatically boot into X-Windows, type startx at the command prompt to launch X-Windows.

まずは Linux を通常モードで起動すること。次のステップは通常モードで作業するが、Basilisk II をインストール段階では root になる必要がある。

Go to a command prompt. You should see something similar to this:

[username@localhost username]#

コマンドプロンプトより作業をする。

Since my login name is "marcrh", my command line appears as "marcrh@localhost marcrh". What we need to do next is create the directories is which Basilisk II will be installed, and where the ROM files and disk images will be placed.

Basilisk II をインストールするディレクトリを作成する。そこに ROM ファイルとディスクイメージが置かれる。

Type the following at the command prompt, and hit the Enter key:

mkdir b2

「b2」は例である。b2ディレクトリを作成。

This will create a directory called "b2" in your home directory on
your Linux hard drive.

Type the following two lines, again hitting the Enter key after each line:

cd b2
mkdir segments

b2 ディレトクリ下に「segments」という名前のディレクトリを作成する。

What this does is to create a directory called "segments" inside of the "b2" directory. For future reference, the "segments" directory is going to house the Mac OS 7.5.3 install segments.

将来 segments というディレクトリには Mac OS 7.5.3 のインストール用セグメントが格納される。

Now, copy the Macintosh ROM image to the "b2" directory. The complete path to where this ROM file will be located is:

Macintosh ROM イメージは b2 ディレクトリに。

/home/your_username_here/b2

Again, on my system, the path looks like this:

/home/marcrh/b2

Download the Basilisk II source code from the Basilisk II homepage. Again, make sure that you download the Source Distribution (.tar.gz) format. Download it to the "b2" directory.

Basilisk II ホームページから Basilisk II ソースコードをダウンロード。繰り返すが、Vine Linux 2.6r4 ではソースからコンパイルできたが、Vine 3.0 ではコンパイル時にエラーが発生した。そこでVine 3.0 では RPM ファイルからのインストールとする。形式が .tar.gz 形式かどうか確認。 b2 ディレクトリに格納する。

Download the Mac OS 7.5.3 file segments to the /home/ your_username_here/b2/segments directory. Remember to download the "BinHex" versions, and not the "MacBinary" files.

Mac OS 7.5.3 セグメントを b2 下の segments ディレクトリに格納。形式が BinHex かどうか確認。 MacBinary 形式であってはならない。

Download the special startup disk that I have composed here. Save this to the "b2" directory.

作者が作成した特別版起動ディスクをダウンロードし b2 ディレクトリに。

Compiling the Source Code... Now that we have all the files in the right places, it's time to start the process of creating the Basilisk II program that will eventually turn into our magical Macintosh emulator! The source code can be considered the "building blocks" of the main Basilisk II program. We simply have to put these blocks together to form the main program.

いよいよソースコードのコンパイルである。RPMファイルなら RPMインストールを行う。当方では Vine 2.6r4 ではコンパイルしなければならず、Vine 3.0 なら RPMファイルインストールでないとうまくいかなかった。必要なものはすべて揃っているので後はそれらをくっつけるだけ。

We need to navigate to the directory where the Basilisk II source code is kept. At the command prompt, type the following and hit Enter; again, substitute your login name for "your username here":

BasiliskII ソースコードが格納されているディレクトリに移り以下のを入力してエンターキーを押す。

cd /home/your_username_here/b2
ls

「your_username_here」は当然場合場合により異なる。

This will take you to the "b2" directory that we created earlier, and will also display its contents. You should see a file in this directory named something similar to "BasiliskII_src_30012000.tar.gz". As Basilisk II is an on-going venture, the name may vary slightly from the name above.

先に作成した b2 ディレクトリ内のファイルがリスト表示される。「BasiliskII_src_30012000.tar.gz」のような名前のファイルがあればよし。数字の部分は開発時によって変化する。RPMなら末尾が RPM になっているはず。

We now need to decompress this archive, as it is compacted in order to save space. Type the following making sure to note upper case and lower case (Linux is case sensitive, so it has to be just right), hitting Enter afterward:

解凍のため以下のように入力する。大文字小文字は区別するので注意。最後にエンターキーを押す。

tar xvzf BasiliskII_src_30012000.tar.gz

Remember that the name of the archive will be different as Christian Bauer updates the program and releases new versions. Make sure that the name typed above matches whatever name you see when you performed the "ls" command. You will see some files scroll up the screen.

数字の部分は変化するので ls と入力した時表示された内容でファイルを指定する。

Now type ls, and you should see the contents of the directory. The one directory you are looking for is the Basilisk II directory. As of this writing, the directory is named "BasiliskII-0.8". Again, as Mr. Bauer updates Basilisk II, this name may change.

解凍後に作成される「BasiliskII-0.8」ディレクトリに移動する。数字は変化の可能性あり。

Type the following, again making note of case:

以下を入力する。大文字小文字に注意。

cd BasiliskII-0.8/src/Unix

This will move you to the directory that contains the source code for the Linux version of Basilisk II.

Basilisk II ソースコードのあるディレクトリに移動する。

Now type the following in the terminal window:

以下を入力

./configure

You will begin to see text scroll up the screen. This is normal. When the process is complete, you will be returned to the command prompt.

コンパイル前の環境読み取りが実行され画面にメッセージリストがスクロール表示される。終了すればコマンドプロンプトに戻る。

Now type:

次を入力

make

and hit Enter. More text will start to scroll. Both the "make" and "configure" processes may take some time to complete, depending on the speed of your computer. Again, when the process is complete, you will be returned to the command prompt.

エンターキーを入力後さらにメッセージリストがスクロール表示される。コンパイル本番の開始である。時間は少しかかる。Pentium II 500MHz マシンで 20分ぐらいか。少し不確か。

Now, in order to install the software in the right directories, we will need to go into "SuperUser" mode, which is similar to "Administrator" mode in Windows NT. Type the following and hit enter:

コマンドプロンプトに戻ってその真上にエラーメッセージがなければコンパイル成功である。残念ながらコンパイルに失敗したら RPM ファイルの方を試してみるといい。コンパイルしたプログラムをインストールするには root （スーパーユーザー）になる必要がある。これは Windows NT の「Administrator」権限のようなものである。続いて以下を入力

su

You will now be asked for a password. This is the root password of the Linux system. Enter it, and hit enter.

パスワードの入力を求めてくるので root のパスワードを入力すること。

Now type:

make install

「make install」と入力してインストールの開始である。

This will complete the process of making the installer. You're ready to go!

エラーなくコマンドプロンプトに戻ってくればインストールが成功したことになり、

Close up the command line window.

作業が済めばウィンドウを閉じて一段落作業完了とあいなる。

Create the Macintosh Hard Disk...
In order for us to install Mac OS 7.5.3 onto Basilisk II, we need make a Macintosh hard drive to install the OS onto. This is where those 19 files that you downloaded earlier come into play. They are all segments of one large "disk", and when they are assembled, they will form the installer for Mac OS 7.5.3.

3.完成間近 - あるいは BasiliskII の起動

マッキントッシュハードディスクの作成
Mac OS 7.5.3 を BasiliskII にインストールするためにはそれに必要な Macintosh ハードディスクが必要となる。上記で入手した 19ヶのファイルを起動する場所がそれである。分解されているそれらを結合し大きな「ディスク」(Mac OS 7.5.3) として機能させる。

If you haven't already done so, open up a command prompt and type:

BasiliskII

まず起動がまだなら「BasiliskII」とタイプする。

This will launch Basilisk II.

これで「BasiliskII」が起動する。

If all goes well, you should see a copyright notice stating "Christian Bauer, et al". Soon afterwards, you should see the main Basilisk GUI configuration screen. Click on the "Volumes" tab across the top of the screen.

すべてうまくいけば版権は「Christian Bauer 一同」にあるという画面が現れその後 Basilisk GUI 設定画面が現れる。画面上方にある「Volumes」タブをクリックする。

Now, click the "Add" button and you should see something similar to the requester below in Figure 1. Make sure that you are in the /home/your_username_here/b2 directory. The requester may put you in the /home/your_username_here/b2/bin directory, in which you will have to back navigate up one level.

そこで「Add」ボタンをクリックする。/home/{your_username_here}/b2 ディレクトリであるかを確認する。

Type in the size (in megabytes) of the Macintosh hard disk that you would like to create. I suggest at least 150mb for this tutorial, but you can always go larger. This step is circled in red in Figure 1.

Macintosh ハードディスクの容量を入力する。ここでは 150MB を少なくとも割り当てることをお勧めするがそれよりもより大容量にしてもいい。

Type the title that you would like to call this new disk. For this example, I typed in "MacOS_7.5.3.dsk". Again, this step is shown in Figure 1. Click "OK" once you are finished with this step. The hard disk will be created.

新規作成するハードディスクのタイトルを入力する。ここでは例として「MacOS_7.5.3.dsk」を入力している。よければ「OK」をクリックする。この時点でハードディスクが作成される。

Now that we have created this new hard disk, we need to tell Basilisk II where to find it. Click on the "Add" button and navigate to the /home/your username here/b2 directory and choose the new disk that we just created, the one named "MacOS_7.5.3.dsk" and click "OK".

ハードディスクが作成されたら BasiliskIIにそれがどこにあるかを知らせる必要がある。「Add」ボタンをクリックし/home/{your_username_here}/b2 ディレクトリに入って「MacOS_7.5.3.dsk」（例）という名で作成した新しいディスクを選択する。

Click on "Add" once more, and choose the "basilisk_linux_disk.dsk". These two steps will add both disks to the emulated Mac's startup. When you're finished, your screen should look similar to Figure 2 below.

また「Add」ボタンをクリックして「basilisk_linux_disk.dsk」も選択する。これらの二つの手順でエミュレートされた Mac の起動にふたつのディスクが追加されることになる。

Click on the "Memory/Misc" tab across the top of the screen. This is shown in Figure 3 below. This screen allows you to set how much memory the emulated Macintosh will use. Using 16mb to 32mb should be just fine, depending on how much memory your Linux system has.

「Memory/Misc」のタブをクリックして使用するメモリー容量をいくつにするかを指定する。16MB か 32MB ぐらいがいいだろう。Linux システム自身がどれだけのメモリーを積んでいるかにも左右される。

Set the "Mac Model ID" to "Mac IIci (MacOS 7.x)". This will ensure compatibility with Mac OS 7.5.3, and the Mac OS 7.0.1 bootup disk. This step is circled in red in Figure 3.

「Mac Model ID」では「Mac IIci (MacOS 7.x)」を選択する。これは Mac OS 7.5.3 との互換性、またMac OS 7.0.1 起動ディスクを確かなものとしている。

Set the "ROM File" path to your "b2" directory that we created earlier. This should be in the "/home/your_username_here/b2" directory. Since I named my rom file "ROM", my directory appears as:

/home/marcrh/b2/ROM

「ROM File」のありかを b2 ディレクトリに指定する。設定によって異なるが当方では /home/marcrh/b2/ROM

となっている。

This step is also circled in red in Figure 3. Have courage...we're almost to the finish line :-).

もうほとんど完成間近である。へムへ

Booting into Basilisk II and Copying the Segments...
You are now ready to boot Basilisk II on your Linux machine. The next part of this tutorial will outline the steps to transfer the files from the "segments" folder on your Linux hard disk to the Mac's hard disk, and then show how to install these files onto the 150mb (or greater) Macintosh hard disk that we created earlier. So, let's get started!

次に待っているのが Basilisk II を起動して分割していた部分をコピーすることである。
Linux マシンには起動する Basilisk II が整っているので次にしなければならないのは Linux のハードディスクにある「分割された部分」フォルダからファイルを転送することでる。以下に 150MB 強の Macintosh ハードディスクにこれらのファイルをインストールする方法について説明する。

If you haven't already, hit the "Start" button in the bottom left corner of the Basilisk II setup screen (shown above in figure 3). This will launch Basilisk II, which should now boot right off the System 7.0.1 disk that you downloaded from the OS Emulation HomePage.

Basilisk II の起動スクリーンの左下隅に「Start」ボタンがあるので、まずはそれをクリックしておく。ここで起動する Basilisk II は OSエミュレーションホームページでダウンロードしておいた System 7.0.1 ディスクを起動する。

You will see several warnings. The first will tell you that the Mac can't find an appropriate driver for AppleTalk, and will instead use the built-in LocalTalk driver. This is fine, and you should click "OK".

いくつかの警告にでくわすことになる。AppleTalk 用ドライバがないので代わりに LocalTalk ドライバを使用する旨の警告文が最初に現れるだろうがそれに対しては「OK」をクリックすればよい。

The next warning will tell you that your disk is "Unreadable on this Macintosh", and it will ask you if you would like to initialize it. Type a name for the disk. For this tutorial, the disk is named "Mac OS 7.5.3". Click "Initialize", and then click "Continue". The emulated Macintosh will now format the hard disk for use within Basilisk II.

次にディスクが「このマッキントッシュでは読めない」という警告文が現れる。初期化するかどうかをたずねてくるのでディスクの名前を入力する。ここでは「Mac OS 7.5.3」となる。「Initialize」をクリックして「Continue」をクリックする。エミュレート版 Macintosh は Basilisk II 内で使えるようにハードディスクをフォーマットしていく。

Once the Macintosh is finished booting, you should see four icons on the Mac's desktop: "Linux_Basilisk_Disk", "Unix", "Mac OS 7.5.3", "Stuffit Expander Alias", and "Trash". The Linux_Basilisk_Disk is the disk that the Mac just booted off. The Mac OS 7.5.3 disk is the disk that we will be installing the Mac OS onto. The Stuffit Expander Alias is the program that will be used to decode and decompress the 19 files segments so that we can install them onto Basilisk II. And finally, the Unix disk is Basilisk II's doorway back to the Linux file system. We shall use this, in concert with Stuffit Expander, to copy the segment files from the /home/your username here/b2/segments directory to the Mac OS 7.5.3 disk.

Macintosh が起動し終わるとディスクトップには「Linux_Basilisk_Disk」「Unix」「Mac OS 7.5.3」「Stuffit Expander Alias」と「ゴミ箱」が現れる。「Linux_Basilisk_Disk」というのは Mac が起動したディスクのことである。「Mac OS 7.5.3」ディスクといのは Mac OS を乗っけるディスクのこと。「Stuffit Expander Alias」は 19部分に分かれているプログラム部分を解析し解凍するために使われる。最後に、「Unix」ディスクというのは Linux ファイルシステムに戻る出口であり、ここでは「Stuffit Expander」と協力して/home/{your username here}/b2/segments ディレトクリから Mac OS 7.5.3 ディスクへ分割プログラムをコピーするために使用する。

Double-click on the "Stuffit Expander Alias" icon. This will launch Stuffit Expander (you will know that Stuffit Expander is loaded up and running when you see the little "grinder" icon in the upper right corner of the Mac's screen [].

「Stuffit Expander Alias」アイコンをダブルクリックして起動する。すると小さな「万力」アイコンがスクリーンの右上部隅に現れる。

Go to the "File" menu, and choose "Preferences". A new window should appear on the Mac's screen containing various icons along its left hand side. Click once on the "Destination" icon. This is circled in red in Figure 4 below.

ファイルメニューから「Preferences」を選ぶ。新しいウィンドウが現れるので「Destination」アイコンを一度クリックする。

Now on the right side of the screen, click the "Use" bullet option. This will bring up a file requester. Click the "Desktop" button. This will display a listing of drives available on the Macintosh. Click ONCE on the "Mac OS 7.5.3" drive, and then click "Select Mac OS 7.5.3" at the bottom of the requester. This will select our blank Macintosh hard disk as the destination for the 19 file segments to be decompressed and copied to. Once this step is completed, your screen should look something similar to Figure 4 below. Note that the destination is circled in red.

スクリーン右側にある「Use」オプションをクリック。ファイルを要求するので「Desktop」をクリック。Macintosh で使用可能なドライブのリストが表示されるので、「Mac OS 7.5.3」ドライブをクリック。下部にある「Select Mac OS 7.5.3」をクリック。これにより空の Macintosh ハードディスクを分割ファイルの結合場として選択したことになる。

Click "OK". Click on the "File" menu and choose "Quit".

「OK」をクリック。「File」メニューから「Quit」をクリックする。

Double click on the "Unix" disk icon on the Mac's Desktop. This will open up the a window that shows the Mac's view into your Linux file system. To make things a bit more readable, click on the "View" menu at the top of the screen, and then choose "By Name". This will organize the files and folders into a format similar to that shown in Figure 5 below.

Mac のディスクトップから「Unix」アイコンをダブルクリックする。これにより Linux ファイルシステムに Mac の表示が可能となるウィンドウが開く。さらに可読よくするためにスクリーンの上部にある「Viewメニューをクリック。「By Name」によりファイル名による並び替えを実行する。

Click ONCE on the triangle next to "home". This will expand the contents of the home directory on your Linux system.

「home」となりの三角印をクリック。これで Linux システムのホームディレクトリの内容が展開する。

Again, clicking only once, click the triangle next to the folder with your username.

さらにユーザー名のついたフォルダ隣の三角印をクリック。

Find the "b2" folder, and click the triangle next to it. Things should start to look very familiar now, as this is our directory that we created that houses all the Basilisk II files.

「b2」フォルダをみつけてその隣の三角印をクリック。これで馴染みの画面が見られる。ここに Basilisk II ファイル全体を格納したディレクトリがある。

Find the "segments" folder, and click the triangle next to it. Now, we have our Mac OS 7.5.3 file segments visible. Steps 9 through 12 are shown in Figure 5 below.

「segments」フォルダを見つけてその隣の三角印をクリック。その中に Mac OS 7.5.3 の分割されたファイル群が見える。

Select all 19 segments inside the "Segments" folder (you may need to scroll in order to do this). You can either click and drag a box around all the segments, or you can shift-click and select them that way. Once they are all selected, drag them over to the "Stuffit Expander Alias" icon, and wait until it turns dark. Let up on the mouse button.

分割された 19のファイルを選択する。（そのためにはスクロールすることが必要）クリックとドラッグするなりシフトキーを押しながらクリックしてもよい。すべてを選択したら「Stuffit Expander Alias」アイコン上までドラッグし下のアイコンの色が変わったらマウスのボタンを離す。

You may see a message telling you that the files you are about to unstuff are read-only, and that you will not be able to modify them. This is fine. Click "Yes" or "OK". Stuffit Expander will now proceed to decode and decompress the files to the Mac OS 7.5.3 hard disk. Depending on the speed of your computer, this may take some time. Feel free to go get some coffee....

解凍しようとしているファイルは読み取り専用であり変更できないというメッセージが出てくるかもしれない。「Yes」または「OK」をクリックする。Stuffit Expander が分割されたファイルを Mac OS 7.5.3 に解析解凍してくれる。コンピュータの性能次第でコーヒーを楽しむ時間があるかもしれない。

Once this process is complete, close up all windows on the Mac's desktop and proceed to the next section.

完了したらディスクトップに開いたすべてのウィンドウを閉じ次に進む。

4.いよいよ完成 - Mac OS 7.5.3 のインストール

Installing Mac OS 7.5.3
Yes, we're actually ready to start the Mac OS 7.5.3 installation process! The next few steps will outline this process, which is fairly easy from here on out.

Mac OS 7.5.3 のインストールの準備ができた。残りわずかの手順は簡単なものだ。

Double click the disk on the Macintosh's desktop labeled "Mac OS 7.5.3".

マッキントッシュデスクトップ上の「Mac OS 7.5.3」というラベルのついたディスクをダブルクリックする。

A window should appear with all the file segments that we just copied over from the Linux hard disk. Find the first segment labeled "System 7.5.3 01of19.smi", and double click it. This icon should be fairly easy to spot as it is the only one colored blue. It is also circled in red in Figure 6.

Linux ハードディスクからコピーしたばかりの分割ファイルがウィンドウ内に見えるはずである。「System 7.5.3 01of19.smi」というラベルのついた最初の分割ファイルを見つけてそれをダブルクリックする。このアイコンは簡単に見つけられる。ブルーの色をしているからだ。

A license agreement will come up. Press "Agree".

ライセンスの同意を求める画面では「同意」をクリックする。

The 19 installer segments will assemble into one disk that will be mounted on the Macintosh Desktop, called "Sys7.5 V7.5.3 CD Inst". Double click this disk.

19の分割されたファイルがひとつに統合され「Sys7.5 V7.5.3 CD Inst」という名前のディスクがマッキントッシュディスクトップ上にマウントされる。これをダブルクリックする。

You should see an icon called "Installer". Double click it.

「Installer」という名前のアイコンをダブルクリック。

A welcome screen will pop up. Press "Continue".

ようこそ画面では「Continue」をクリック。

The next screen that pops up will have a box in the upper left that should have the words "Easy Install". Click on this box, and make sure that "Custom Install" is highlighted. This is shown in Figure 7 below, circled in red.

次の画面では上部左に「Easy Install」というボックスがあるのでそれをクリックし、「Custom Install」が選択されていることを確認。

The options will change on the window to show several options marked by "x" boxes. On the very first option, "System Software", click the triangle to the left of the "x" box to expand the list of options.

「x」印のついたいくつかのオプションがある画面ではオプション選択が変えられる。「System Software」という最初のオプションでは「x」印ボックスの左側の三角印をクリックしてオプションのリストを拡大する。

In the options that are shown, click in the box next to "Universal System for any Macintosh". This is circled in red in Figure 7 below.

現れたオプションでは「Universal System for any Macintosh」の隣のボックスをクリック。

Make sure that the "Destination Disk" option at the bottom of the requester reads "Mac OS 7.5.3". If it doesn't, then use the "Switch Disk" button to change it.

「Destination Disk」オプションでは最下部の要求項目が「Mac OS 7.5.3」になっていることを確認。なっていなければ「Switch Disk」を使って変更しておくこと。

Click "Install". The rest is automatic, as the installation will take place without your having to attend to the computer.

「Instal」をクリック。後は自動的に行われ、インストールはコンピュータを見守る必要なく実行される。

When the installation completes, click "Quit", and then go to the "Special" menu and choose "Shut Down". This will cause Basilisk II to exit.

終わったら、「Quit」をクリック。「Specia」メニューを選んで「Shut Down」を選択する。つまりBasilisk IIを終了することになる。

5.終局 - Mac OS 7.5.3 からの起動

Booting from Mac OS 7.5.3...
The last steps to take involve some cleaning up, and then booting 7.5.3 under Basilisk II.

Mac OS 7.5.3 からの起動。最後の手順には後片付けがありBasilisk II下からの 7.5.3 の起動が残されている。

Launch Basilisk II again.

再び Basilisk II を起動。

Click on the "Volumes" tab.

「Volumes」タブをクリック。

Click on the "Basilisk_Linux_disk.dsk", and then click "Remove". This will remove the the 7.0.1 disk from Basilisk II's start up.

【注意】「Basilisk_Linux_disk.dsk」をクリックして「Remove」とあるがここはしないほうがいい。緊急時に MacOS 7.0.1 が役立つからである。

Click "Start" in the bottom left corner.

最下部左隅の「Start」をクリック。

Presto! You're now booting Mac OS 7.5.3 under Basilisk II.

あらびっくり。Basilisk II のもとで Mac OS 7.5.3 が起動できる。

以上で、長々と説明してきたBasiliskII 導入話が終焉を迎えることになった。本来の目的は自分へのメモであるので、説明がくどくなったり逆に言葉足らずになったり、意味が間違っていたり、多くの問題を抱えているとは思うが容赦願いたい。
　
　
2004年7月13日
Mozilla の html 編集エディタではまってしまった。簡単な JavaScript を作り教材にしようと思ったのだが、予定の 15 分が過ぎても完成せず。ほぼ四倍の 1時間を費やしてしまった。非力な自分が悪いのか、Mozilla の html 編集エディタを使うこと自体が悪かったのか。問題の JavaScript というのは RGB の数値を入力してボタンをクリックすると背景色が変化するというものだが、そのなかに <body bgColor="#ffffff">という箇所がある。プログラムの要点は <document.bgColor="#...."> の箇所なので <body bgColor="#ffffff"> の箇所はあまり気にかけていなかった。ところが完成したはずの script がまったく動かない。何度も見直すうちに例の箇所が <body style="background-color: rgb(255, 255, 255);"> と変わっていることに気づく。しかし、このときでさえ、動かないプログラムの原因がそこにあることに気づかなかった。何らかの修正をするたびファイルの保存を行うが、そのタイミングで Mozilla はおせっかいにも <body bgColor="#ffffff"> を <body style="background-color: rgb(255, 255, 255);"> と変えてしまうのだ。これが完全に同値なら文句はない。しかし、後から背景色を変更することが必要な場合には後者にしてもらうと困ってしまうのだ。これでは背景色は変わらない。エディタのおせっかいで行き過ぎた矯正は時として大きな落とし穴を作ってくれる。今日ばかりは Mozilla さんにブーイングなのである。
　
　
2004年6月29日
ADSL の設定 CD-ROM を操作していて思ったことがある。目的は設定そのものではなく設定の説明であった。仮のマシンを用意しほとんど環境は整えたものの実際の電話線までは用意できなかった。場所的な問題もあったし、今の環境を変えられても困る。しかし進歩した最近のインストーラーは環境を感知しそれに最適な形でのインストールを実現してくれる。それはそれで結構なのだが、それしかできないのも問題である。フールプルーフな状況は得てして脆く使い物にならない。ODN さんは近道を急ぎすぎてとてつもない頑固者を作ってしまったようだ。
　
　
2004年6月22日
玄人指向社製デジタル液晶コネクタ変換BOX「DVI-NF30」を客先で設定した。液晶ディスプレイは 2000年夏モデル VC667J/3 とセット販売されていたもの。当然入力端子の形状は専用30ピンで他のコンピュータとの接続は頗る悪い。新しく接続しようとしたのが同じく NEC の VF300/5D で、この接続端子は DVI-I (29ピン) である。そこで DVI-NF30 の登場となるが忘れてならないのが同時に購入しなければならないケーブルの存在であった。これを用意しなかったために今回少し手間取ってしまった。ケーブルは両側の端子が DVI のオスを使用するのだが、DVI には DVI-I と DVI-D の形式がある。片方 DVI-D 片方 DVI-I の形式や両方 DVI-I の形式も検討したが、DVI-I は不都合を起こす可能性ありという情報を得るに至り両側が DVI-D のアーベル社製 AD343 ケーブル（シングルリンク）を入手。実際の接続には電源コードを本体より引き出す作業が必要になり面倒だったが、特に本体カバーの取り外しには手こずったが、無事接続に成功した。DVI-NF30 には説明書が一切なく不親切極まりないが、PCIブラケットが同梱されているので PCI ボード差込口から電源コードを引っ張り出すことになる。しかしPCIブラケットには大中小の穴があいているだけでどれから電源コードを出すにしても少し不細工な仕上がりとなってしまった。液晶画面付属のスピーカーから音を出すべくコードを接続したかったが手元にコードがなく、高品位なオーディオスピーカーを繋ぐというオプションもあるとスピーカーを別途購入するように勧めた。液晶ディスプレイの表示にちらつきが出ないか心配だったがそれもなくとりあえず合格の作業結果となった。経過報告が必要であればするつもりでいる。
　
　
2004年6月10日
Windows のエクスプローラーでフォルダ内のファイルを一覧印刷できないものだろうか。有志がいくつも作ってくれいるが操作性がいまいちで、出力が自由に変更できない。出来がいいと思ったらシェアウェアで何故高いOS代金を払っているのにさらに出費しなければならないのか。世の中は疑問には思わないらしい。OSの基本中の基本ともいってもいい機能がいまだ標準搭載されていない。Macintosh にははじめからあったと思ったが。だから Macintosh はいいというのではなく当然だからそのとおりそこにある。このような小物は水のように使えてこそ全体が便利になるのだと思うが。いかがだろうか。「こんなものがあるのを知らないのでは」とお叱りの声も聞こえそうだが、隠れているのもおかしいものだ。
　
　
2004年6月7日
NTT のフレッツコミニケーションサービスを試験的に設定しようと Creative 社の WebCam NX Pro をセットアップした。作業はスムーズに終わったが、気づいたことが 2 点あった。ひとつはビデオデータの圧縮で Codec を DivXR5.1.1 を選んだところ録画したデータの再生が上下逆さまになってしまった点。以前にも似たようなことを経験したが、確か対処方法があったとインターネット検索で検索し、fffdshow で調整が可能だということを思い出した。結果は当たりだった。調子よく DivX を最新版にバージョンアップしてみた。ところがそれが裏目に出て、DivX Codec 圧縮で画面がまったく見れなくなってしまった。それではと Xvid Codec はと見てみたら、DivX バージョンアップ前では DivXR5.1.1 同様上下逆さまだった Xvid が正常に戻っていた。不思議。もうひとつ。一度 Windows XP を休止状態にすると WebCam の初期化に失敗してしまう。はじめは原因がわからなかったが、再起動すると正常に戻るので、WebCam を使用しようとするたびに再起動をしなければならなくなりそうだ。
　
2004年5月20日　ブログから転載

小文字のエルと大文字のアイの区別

時々手書きと同レベルなのではと思うことがある。タイトルにある「小文字のエルと大文字のアイの区別」が時として手書きだったら起こらなかったであろう問題を引き起こす。プログラムのような複雑怪奇な文章のなかでふたつを取り違えてしまうとなかなか気づくのに遅れることがある。シングルコーテーションマークとバッククォートもそうである。コンピュータ文字にマイナス、ハイフンなどの横線キャラクタがいくつ登録されているか。これって便利なのでしょうか。　
2004年5月19日
ITMedia エンタープライズの記事にしたがい自宅のメールサーバー postfix に SMTP-AUTH を導入した。

以下はその手順である。
1. Cyrus SASL をインストールした。これは Vine Linux の FTP サーバーにあるものをそのままダウンロードした。
  　
2. 次に postfix のソースコードを同じく Vine Linux の FTP サーバーからダウンロードし設定説明とおりに再構築した。オプションは
  $ make makefiles CCARGS="-DUSE_SASL_AUTH -I/usr/include" AUXLIBS="-L/usr/lib -lsasl"
  
  なのだが、ここで１回目のミスを犯す。大文字のアイと小文字のエルの区別である。中ほどの -I/usr/include の先頭は大文字のアイ、最後尾 -lsasl の先頭が小文字のエルである
  　
3. 今回は rpm ファイルにしてインストール。
  
  $ rpm -bc ./rpm/SPECS/postfix.spec
  $ rpm -bb ./rpm/SPECS/postfix.spec
  # rpm -i --force ./rpm/RPMS/i386/postfix-(省略)-.i386.rpm
  　
4. postfix 設定ファイルを編集する。
  
  # vi /etc/postfix/main.cf
  
  smtpd_sasl_auth_enable = yes
  smtpd_sasl_local_domain = $myhostname
  mynetworks = 192.168.1.0/24, 127.0.0.0/8
  smtpd_recipient_restrictions = permit_sasl_authenticated, permit_mynetworks,check_relay_domains,reject
  smtpd_sasl_security_options = noanonymous,noplaintext
  broken_sasl_auth_clients = yes ----
  
  を追加する。最終行は Outlook Express に有効らしい。
  　
5. パスワードデータベースファイルを指定する。
  
  # vi /usr/lib/sasl/smtpd.conf
  pwcheck_method:sasldb
  　
6. パスワードを作成する。
  
  # saslpasswd -c -u `postconf -h myhostname` ユーザー名
  
  ここで 2 回目のミスを犯す。postconf -h myhostname の引用符はシングルコー
  テーションマークではなくバッククオートマークであった。
  　
7. 作成されたパスワードを確認する。
  
  # sasldblistusers
  user: hoge realm: itmedia.hogehoge.org mech: DIGEST-MD5
  user: hoge realm: itmedia.hogehoge.org mech: PLAIN
  user: hoge realm: itmedia.hogehoge.org mech: CRAM-MD5
  
  となっていればＯＫ。この確認をおろそかにしていたために後で痛い目に会う
  ことになる。
  　
8. パスワードファイルのパーミッションの設定
  
  # chgrp postfix /etc/sasldb
  # chmod 640 /etc/sasldb
  　
9. postfix を再起動する。
  
  # /usr/sbin/postfix start
  postfix-script: starting the Postfix mail system
  　
10. SMTP AUTH のテストを実施する。
  
  telnet localhost 25
  Trying 127.0.0.1...
  Connected to localhost.
  Escape character is '^]'.
  220 itmedia.hoge.org ESMTP Postfix
  EHLO localhost　←「EHLO localhost」と入力
  250-itmedia.hoge.org
  250-PIPELINING
  250-SIZE 10240000
  250-ETRN
  250-AUTH PLAIN LOGIN DIGEST-MD5 CRAM-MD5　←これを確認
  250 8BITMIME
  QUIT
  
  smtpd_sasl_security_options でPLAINでの認証をしないように設定したので今回は「250-AUTH DIGEST-MD5 CRAM-MD5」と表示された。また、OutlookExpressで使用する設定を行っているので、「AUTH PLAIN LOGIN DIGEST-MD5 CRAM-MD5」の下に「250-AUTH=PLAIN LOGIN DIGEST-MD5 CRAM-MD5」も表示された。
  
  次のステップの『saslpasswdで設定したパスワードをエンコードし，正しく認証が行われるかをチェックしよう。』で、
  
  # printf 'ユーザー名 0ユーザー名 0パスワード' | mmencode
  
  とする箇所はよくわからなかったのでスキップした。実際の確認はメールクライアント側で間違ったパスワードを設定して認証に失敗する確認をすれば済むと思った。
  　
11. 最終メールクライアントでの確認をする。
  
  上記二度のミスを克服し最終ステップにようやくたどり着いたがここで最大の難関にぶつかった。postfix が稼働するマシンからのメール送受信はSMTP-AUTH を利用した方法で可能になったが、LAN 内の他のマシンからは送信不能になってしまう。当然、上記ステップに疑いの目がいくが、問題の原因はメールクライアントの設定にあった。メール送信サーバの設定は上記の例でいくと"itmedia.hoge.org" ではなく postfix マシンの IP アドレスでなくてはならなかった。単純なことは誰も教えてくれない。しかしわからないときはわからないものである。
  　
12. APOP を導入する。
  
  調子に乗って APOP を導入してみる。参考にしたのは Dream-Seed さんのページ。
  
  qpoppper は導入済みなので、APOP の設定だけで済む。
  
  # popauth -init
  # popauth -user username (usernameは実際のアカウント）
  New password:********
  Retype new password:********
  
  # /etc/rc.d/init.d/inet restart
  
  で qppoper を再起動。これは簡単に完了した。今後の課題は qpopper で SSLを利用することである。
  　
　
2004年5月14日
姉妹版の「百円塾の庭」サイトに今流行のブログサイトを開設した。といっても Blogger の間借りである。流行りだからというだけで開設してしまったのでどんな内容に利用しようかあまり決まっていない。その時に気づいたことが一点あった。ブログアカウントを登録したのが kde の konqueror からだったのだが、登録したアカウントには konqueror からはログインできず、どうしても mozilla に切替えなくてはならなかった。ブラウザを撰択してしまうのか、何故なのだろう。登録は可能だったのにログインで拒否されるなんて。ログインで拒否するなら登録時に警告を発してくれればよかった。パスワードが間違ったのかしばらく悩んでしまった。
　
2004年5月13日
Windows XP で前から気になっていたことが最近頻繁に起こるようになってきた。現象の原因となる組み合わせが判然としなかったが、どうやら「休止状態」が影響しているらしい。Linux 同様 Windows XP でも休止状態を繰り返しているが、何回か繰り返しているとマウスの動きがおかしくなってしまう。<CTRL>キーを押しながらマウスをクリックしていくと複数の散在した対象が選択されるのは正常だが、<CTRL>キーを押さなくてもそれが実現してしまう。ということは正常に選択ができない。今日、Homepage Builder 編集しようとした時に同現象が確認された。正常ならテキストボックスをダブルクリックするだけで中のテキスト編集が可能になるが、これが編集状態にならない。ダブルクリックすれど頑としてテキストボックスを繰り返すだけ。結局再起動をしなければならなかった。問題が起こることには慣れてしまったが、再起動しないで問題解決できればとりあえず満足なのだが、なかなかそのとりあえずの目標ですら達成できない。今も昔も。Linux でも swsusp はまだまだ不安定である。ここ 1週間で 2度ほど復帰に失敗した。そのうち 1度は連続性の検査でエラーを出し root となって fsck を手動で実行しなければならなくなった。不整合の修復確認が出るわ出るわ。前回はこの後自動で kde または gnome が立ち上がらなくなり、OS の再インストールを余儀なくされたので、冷や汗をかいたが、今回は無事何事もなく起動し今でも動いてくれている。安定したハイバネーション。次の OS のあり方を感じてしまう。
　
2004年5月10日
McAfee Security Center を利用している客先で「Active Sheild が正しくインストールされていません。再インストールしてください」のエラーメッセージを繰り返す現象に出くわした。マシンのOSは Windows98SE. もともと McAfee Security Center は Windows98SE には重たいということもあって手元に Sourcenext 社の「ウィルスセキュリティ2004」が用意されていた。エラーは顧客が誤った削除のしかたをしてしまったのが原因らしい。それではとコントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」を実行しようとしたが、削除ができない。ではと新規にアプリケーションを追加してから削除しようとしたが、5 つある項目のうち 2つが削除でエラーになってしまう。具体的にはコントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」を選択すると小型のWeb画面が表示され、その中に要求された URL サイトが存在しませんといわれてしまう。2つの項目は「McAfee Agent」と「McAfee Security Center」であったような。この辺の記憶はあやしい。コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」にその 2項目を残したまま Sourcenext 社の「ウィルスセキュリティ2004」をインストールする。インストールは問題なかったが、アップデートで「K7peupdt module が存在しません」というメッセージでこけてしまう。これには困ってしまった。実はこれは前日までの現象で、そのときはもう一度 McAfee Security Center をインストールしなおして元の状態に戻してインターネット接続可能にした。どちらに転んでもインターネット接続ができない問題が根強くあったのだった。
　これから以降は今日の出来事。客先から連絡があり、またインターネットが不通になったという。何かMcAfee Security Center を調整しようとした後の現象らしい。ウィルスセキュリティ2004の Firewall の設定でK7peupdt module を許可していたか確認する目的もあり、もう一度前日の作業を繰り返した。すると「ウィルスセキュリティ2004」をインストールした後のアップデートが成功した。何も違った作業はしなかったはずである。が、結果は成功。
　これからは結論。Sourcenext 社のサイトには「ウィルスセキュリティ2004」に関して夥しい数の不具合案内が上がっている。上がっている方がましという考えもあるが、自動インストールを売りにして初心者でも使える宣伝をしておきながら、このように初心者には難解な不都合の解決方法を初心者に求めるのは酷というものだ。例えば「レジストリの変更」を求めるような例。
　
2004年5月6日
ゴールデンウィークでしばらくお休みとなったため、ネタには事欠かない。
　まずは Linux のサウンドネタ。Vine Linux のマイナーバージョンアップで kernel-2.4.22-0vl2.10 から 0vl2.13 にしてからまたサウンド関係がおかしくなった。今年 4月 15日には alsa をインストールすることで解決したかのように思えたが、4月28日に swsusp に対応すべくカーネル再構築を行うと起動時には正常に音を鳴らすもののハイバネーション後復帰すると昇天してしまってウンともスンともいわなくなってしまう。カーネル再構築の失敗か？原因が不明のままとりあえずサウンドなしの運用となっている。また下手にサウンドを鳴らそうとしようものならハイバネーション時にエラーメッセージを吐き固まってしまう。エラーメッセージについては失念。たしか「Freezing...」なんやら。
　もうひとつ。ライブカメラサイトを久しぶりに訪れたら Linux ではうまく見れるサイトが Windows では Java 関連で拒否される。警告メッセージによるとMSJVMないとのことだが、ちゃんとインストールされている。企業間のゴタゴタがユーザビリティの欠如を生んでしまっている。これは宿題。
　最後に Adobe Acrobat Reader 6.0 と Windows Internet Explorer の関連。pdf 文書を IE 上で開こうとすると開かない。Windows メニューから Acrobat Reader 6.0 を開くと「ブラウザ上で PDF 文書を開く設定がされていない。設定するか」という警告を発するので、設定するを選択する。しかし、実際には設定されていない。Acrobat Reader の環境設定メニューにも「ブラウザ上で PDF ファイルを開く」設定になっているが、有効ではない。しかたないので Acrobat Reader 6.0 を再インストールしたら、修正できた。
　
　
2004年4月28日
セキュリティバグフィックスのためメイン機のカーネルがマイナーバージョンアップした。 kernel-2.4.22-0vl2.10 の末尾が 0vl2.13 になり普通なら rpm なり apt-get なりでアップグレードすればすむのだが、software suspend のパッチをあてていることもあり、面倒だが前回で施したパッチあてを今回も行わなければならない。前回でお世話になった小西哲郎氏のページ「Software Suspend (ソフトウェアサスペンド、 swsusp) ver.2 を VineLinux カーネル 2.4.22 で使う」を今回も参考にさせてもらった。今後もカーネルがアップするごとに同じ作業を繰り返すはめになりそうなので整理とメモの目的で以下に自分用にまとめてみた。
1. まず必要なファイルをダウンロードする。今回は kernel-2.4.22-0vl2.13.src.rpm で Vine Linux の ftp サイトから入手。（今回は Vine-2.6 => updates => RPMS => i386 とディレクトリをたどった）
2. もうふたつ。software-suspend-linux-2.4.22-rev2-whole.bz2 と software-suspend-core-2.0-whole.bz2 もダウンロード。これは SourceForge.net から。ちょっと見つけにくかったが、画面下の "Current core patch", "Current version-specific" とあるタグからジャンプすると目的のファイルが見つかった。
3. bzip2 -d software-suspend-linux-2.4.22-rev2-whole.bz2 を実行し、vi software-suspend-linux-2.4.22-rev2-whole としてファイルを開いて patch-2.4.24 以下を削除。その後、bzip2 -z software-suspend-linux-2.4.22-rev2-whole を実行しておく。（ただし「patch-2.4.24 以下」がどこからどこまでかがわかりづらいので小西氏が提供してくれている削除後ファイルをダウンロードしたほうがいいかもしれない）
4. ダウンロードしたディレトクリに移動し、root 権限から /usr/sbin/mkkpkg kernel-2.4.22-0vl2.13.src.rpm を実行。
5. kernel revision の入力プロンプトでは「0vl2.13.1」と入力
6. vi? とのプロンプトには <enter> キーを入力。その後 vi で開かれるファイルが spec ファイル(kernel-2.4.spec)。
7. # Software Suspend Patch 以下の patch 行をすべて # ではじまるコメント行にし、
  Patch980: software-suspend-linux-2.4.22-rev2-whole.bz2
  Patch981: software-suspend-core-2.0-whole.bz2
  の 2 行を追加。（ただし小西氏が提供してくれている削除後ファイルをダウンロードした場合は、
  Patch980: software-suspend-linux-2.4.22-rev2-whole-without-patch-2.4.24.bz2
  Patch981: software-suspend-core-2.0-whole.bz2
  となるだろう）
8. # software suspend
  %ifarch %{all_x86}
  %patch980 -p1
  %patch981 -p1
  の箇所も上記 2 行だけを有効にし、以下 %endif までを行頭に # を追加してコメントアウト。
9. :wq! で vi を保存終了し、mkkpkg を続行。続く kernel configuration の箇所では
  CPU のタイプ選択箇所と以下の箇所を設定
  CONFIG_SOFTWARE_SUSPEND_SWAPWRITER=y　　（設定）
  # CONFIG_SOFTWARE_SUSPEND_NULLWRITER is not set　　（未設定）
  CONFIG_SOFTWARE_SUSPEND2=y　　（所在不明）
  
  # # Page Transformers #
  #CONFIG_SOFTWARE_SUSPEND_GZIP_COMPRESSION is not set　　（未設定） CONFIG_SOFTWARE_SUSPEND_LZF_COMPRESSION=y　　（設定）
  # CONFIG_SOFTWARE_SUSPEND_NULLTRANSFORMER is not set　　（未設定）
  
  # # General Options #
  CONFIG_SOFTWARE_SUSPEND_DEBUG=y　　（設定）
  # CONFIG_SOFTWARE_SUSPEND_KEEP_IMAGE is not set　　（未設定）
  # CONFIG_SOFTWARE_SUSPEND_RELAXED_PROC is not set　　（未設定）
  CONFIG_SOFTWARE_SUSPEND_DEFAULT_RESUME2="swap:/dev/hdd1" 　（自機に合わせて）
10. できあがりは /usr/src/redhat/RPMS/i386/ 以下に rpm ファイルとして作成されるので rpm -ivh でインストール
11. /etc/lilo.conf を書き換えて /sbin/lilo で反映
12. 再起動
最後の suspend.sh は前回のものが使えるので説明を省略。次回実行時はこれより詳細メモを残そうと思う。
　
　
2004年4月26日
LAN用メールサーバーを引っ越そうと別コンピュータに postfix を導入した。設定も問題なく完了し、自メールアドレス宛に送信したが、受信でこけてしまった。エラーログには procmail が /var/spool/mail 下にファイルを作成できないとあった。postfix は配信に外部プログラム procmail を使用している。そこで思い出した。/var/spool/mail 下にはアカウント名の空ファイルが必要なのだが、自力では作れず手動で空ファイルを作ってやらなければならなかった。こういった問題が一番見落としやすい。前回も見落としていた。
　4月23日に解決した OCN と Symantec Internet Security の問題。別の客先で同様の問題が起こっていた。さて、その場で直してしまおうと思ったが、2003 年度版と 2004 年度版で入り口が微妙に違っていて手こずってしまった。
　
　
2004年4月23日
4月12日の問題が解決した。OCNと Symantec Internet Security の組み合わせで、ホームページのアクセスカウンタが正常に表示されない件。「OCN や BIGLOBE、ジオシティーズなどの一部のカウンタプログラムや掲示板プログラムは、ブラウザのリファラ (参照元) などを参照して表示しています。Norton Internet Security や Norton Personal Firewall では標準設定でリファラを送信しないようになっています。この場合は遮断しているサイトやドメインに対して参照元を許可する設定にしてください。」これで直りました。
　
　
2004年4月22日
4月14日の件。konqueror の Location 欄に入力した日本語が文字化けした話。ITmedia のニュースでは「Googleをツールバー部から直接検索すると、検索結果が文字化けする現象が起きている、とするユーザーからの報告が相次いでいる。」　http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0404/22/news032.html　という問題が今日の時点で起こっているらしい。そこで4月14日の修正はどうなったか調査してみた。koqueror は文字化けがなく見事に検索ができた。mozilla はだめである。ITmedia の記事どおり文字化けしてしまう。mozilla を真似て修正したのに本家が巻き込まれ、konqueror は無事だった。奇妙な話である。Google のエンコード設定をUTF-8 に変更すると解消するという対処法が紹介されているが、konqueror は修正前 UTF-8 であった。それで文字化けしていたので mozilla の設定であった meta=lr=lang_ja&hl=ja に変更してうまくいった。うーんわけがわからない。
　
　
2004年4月21日
ソースネクスト社のソフト「いきなりPDF」が Windows 98 や Windows Me には対応しないとは知らなかった。価格と利便性から他に類のない製品だけに残念だ。できれば異なるOSごとに販売してはもらえないものか。OSが混在する環境でスムーズに pdf 形式による書類のやりとりが可能になれば苛立ちも少なくてすむというものだ。
　
　
2004年4月19日
Linux マシンでの PDF ファイル出力について少し考えてみた。きっかけはソースネクスト社のソフト「いきなりPDF」を使うことがあったから。Webページを印刷するという観点からいえば、koqueror3.1.5 の pdf 出力は平易な処理であれば成功することもあるが画像を多用する処理になるとエラーを出してお亡くなりになる（具体的にいえば白紙を出力）という印象をもった。次に Mozilla 1.2 では pdf ではないが Postscript 形式から pdf に変換して出来栄えは80%という印象。なんらかの出力はするという意味では100%だが、細部で文字が切れたり意味不明の縞模様が出たり。OpenOffice1.1 の Writer に Web 情報を埋め込んで pdf へ出力する方法では、処理が遅いものの Mozillaの場合よりすこし信頼性が増したように思える。しかしまだまだ満足のいくものではない。KDE3.2 では kpdf なるものが登場しているらしいがそれに期待。
　
　
2004年4月15日
4月13日のLinux マシンのサウンドが急に聞こえなくなってしまった件。Vine Plus から alsa-utils, alsa-driver, alsa-oss, alsa-lib を突っ込んだら今のところ順調で、ハイバネーションから復帰した後も正常に作動している。まだ油断はできないが、とりあえず安心。
　
　　
2004年4月14日
konqueror 3.1.5 の Location 欄の動きがしっくりこない。mozilla の場合はアドレスを入力する欄はそのまま検索用に利用できるが、Vine Linux 2.6r4 にある konqueror では英語、つまりアルファベット文字での検索はできるものの、日本語を Location 欄に入力して検索すると文字化けが発生する。そこで mozilla の仕様を真似て konqueror の設定を変更してみた。konqueror のメニューにある settings から Configure Konqueror を選択する。ダイアログ左の Web Shortcuts を選んで右欄に表示される Keywords の中、Enable Web Shortcuts にチェックをいれ、リストから Google を選択、右の Change... ボタンをクリックする。Modify Search Provider ダイアログの Search URI 欄を
「http://www.google.co.jp/search?q=\{@}&meta=lr=lang_ja&hl=ja」のように変更する。勿論 Linux で \ はバックスラッシュのこと。ついでに Shortcuts も自分が使いやすいように変更しておく。修正したら当然その下の OK ボタンをクリックする。同じく Web Shortcuts のリストにある Google (I'm Feeling Lucky)/ Google Advanced Search/ Google Groups/ Google Image Search も同様に変更しておく。「&meta=lr=lang_ja&hl=ja」を追加または置換するだけである。 Location 欄が劇的に使いやすくなった。インターネット上で解決方法をしばらく探していたが簡単に見つからなかった。必要は発明の母なり。やってみれば難しくなかった。
　
　
2004年4月13日
swsusp で長時間連続稼動していた Linux マシンのサウンドが急に聞こえなくなってしまった。再起動すると正常には戻るのだが、しばらくするとエラーを吐いてお亡くなりになる。「kernel: cs46xx: AC'97 read problem」、「kernel: cs46xx: AC'97 read problem 」、「kernel: cs46xx: powerdown DAC failed」、「kernel: cs46xx: cs_release_mixdev() powerdown DAC failure (0x1)」というのが kernel のサウンドカード cs46xx に対する言い分だ。しばらく様子を見ることになるが、また仕事が増えてしまった感じだ。
　
　
2004年4月12日
ホームページのアクセスカウンタが正常に表示されない。OCN をお使いのお客さんでのお話。OCN の Page On で説明された設定 HTML を HomepageBuilder 7 ライトにメニューから貼り付ける。HomepageBuilder 7 ライトにはメニューに「アクセスカウンタ挿入」がある。間違える余地がない。ところが転送した内容を見るとアクセスカウンタは 88888 を表示して異常。その場では解決しなかったが、「OCN+アクセスカウンタ」で検索すると、出てました。Symantec さんやってくれました。「OCN や BIGLOBE、ジオシティーズなどの一部のカウンタプログラムや掲示板プログラムは、ブラウザのリファラ (参照元) などを参照して表示しています。Norton Internet Security や Norton Personal Firewall では標準設定でリファラを送信しないようになっています。この場合は遮断しているサイトやドメインに対して参照元を許可する設定にしてください。」多分これで直るでしょう。
　
　
2004年4月6日
ホームページと印刷の関係はあまりよろしくない。大きな画像が使われている場合には印刷処理は次のページにまかされ次のページを繰るともうその箇所は印刷済みであるかのように澄ました顔をしている。結局問題の画像はどこにも印刷処理されていない。そんな状況にでくわしたら、ただひたすらそのホームページの作成者を呪って忘れてしまうようにしている。しかし、客先ではそうもいかない。どうしてもこれを印刷したいといわれたら、どうするか一旦そのページを HTML 形式で保存し、HTML編集ソフトで編集する。仕上がりを印刷するのではなくて編集状態を印刷すれば大きい画像もページをまたいで印刷してくれる。手元のIBM HomepageBuilder 6.0.2.1 ではヘッダとページ番号を振ってはくれないが、ソフトによってはこの要求を満たしてくれるものもあるだろう。
　
　
2004年4月5日
Emacs は多機能なエディタということで有名だが、そのショートカットキーの数が豊富なこともよく知られている。豊富すぎてすぐに欲しい機能が引き出せないことが多々ある。ショートカットキーのヘルプ解説を普段から愛読していれば別だが、その余裕のあるひとは少ないだろう。また、逆に意図しないことからショートカットキーを発見することがある。ミスタッチが幸いする例である。パラグラフの整形で <ALT>+Q というのがあるが、たまたま触れたキーが <ALT>+1 で、間違ったと思い <ALT>+Q を打ち直した。するとパラグラフの両端揃え整形に出くわした。使わないかもしれないが、何か得した気分になる。
　
　
2004年4月1日
以前から問題で、時間があるときに直そうと思っていたMicrosoft PhotoEditor の問題を真剣に取り組んでみた。問題の現象は「最大化」「元に戻す」のトグルボタンで「最大化」ではきっちりウィンドウを最大化してくれるのだが、「元に戻す」ボタンでは「最小化」と同じ動きになってしまう。これでは中途半端な大きさのウィンドウ表示ができなくなる。PhotoEditorを再インストールすれば直ると高を括っていたのだが、豈図らんや的外れもいいところだった。「元に戻す」ボタンの名前どおり、元の状態が「最小化」の状態であれば「元に戻す」ボタンはウィンドウを「最小化」の状態に戻す。それはそれで正常であった。ではどうするか。元の状態が「最小化」でないように伝えなければならない。そこでPhotoEditorを開いた状態で別の関係のないウィンドウをもうひとつ開く。タスクバーを右クリックして「上下に並べて表示する」または「左右に並べて表示する」を選ぶ。これでウィンドウの左右上下の境界がマウスで選択でき任意のウィンドウの大きさに変更できるようになった。解決してみればなんということはない。いままで何をしていたのか？
　それから、もうひとつ IBM HomepageBuilder 6.0.2.1 のBGMで繰り返し演奏と一回きりの演奏（任意の回数演奏）の切り替えが簡単にできないのは問題。プレビューでは永遠の繰り返し設定でも一回しか演奏しない。お粗末。(BGM が midi 形式だと繰り返さない。wav 形式では繰り返すようだ)
　
　
2004年3月31日
KDE3.1 のショートカットキーが動作異常を起こしてしまった。OS はVineLinux2.6r4。以前カーネルを再構築し Software suspend (swsusp) が可能になるように処理したものを約2ヶ月近くサスペンドと復帰を繰り返して連続運用していたが、とうとうショートカットキーまわりがおかしくなってしまった。（swsusp が原因であるかどうかは不明）　デスクトップの切り替えに割り当てていたショートカットや使用頻度の多いアプリケーションに割り当てていたものが動作しなくなったため、一度ログオフし再ログインするとほとんど復元したので安心したが完全復元ではなかった。というのはもともとKDE3.1で設定されていた w3m のメニューで自前で w3m + <bookmark.html> のメニューを追加、後者のみにショートカットキーを <CTRL>+<ALT>+<SHIFT>+<w> で設定したのだが、どういうわけか後者のショートカットキーで前者が起動してしまう。前者をメニューから削除すると後者のショートカットキーでは何も起動せず、後者を削除して前者を残した形では前者に何もショーカットキーを設定していないにもかかわらず削除したはずの後者のショートカットキーで前者が起動してしまう。まったく登録していないはずのショートカットキーが幽霊が現世に執着するかのようにアプリケーション起動の邪魔をするという怪談話。Google にも同じような現象は見当たらなかった。もう少し時間をかけてみる。宿題。それとも KDE3.2 で解決か？
　
　
2004年3月29日
眠っていた超旧機 (idyll) を遊ばせておく手はないと思いデータの整理をしてハードディスクの空きをつくろうとしたのだが、ついでにOSを TurboLinux 6.5 から VineLinux2.6r4 にと欲が出て、イントラネットの簡易サーバーにでもなるかと、エイやとOSのインストール。ところが今まで使っていたISAネットワークカードが認識しない。IOアドレスとIRQ値をいろいろと変えてみたがだめ。カーネルを再構築すれば認識できるのかも知れないがそこまですることはないと思い手元にあったPCIネットワークカードに差し替え。しかし、これも「PCI ERROR 8308...」なるエラーメッセージが電源投入直後のディスプレイに表示されいやな予感。案の定、eth0 活性時に「SIOCSIFFLAGS エラー」が出て認識できず。これもIOアドレスとIRQ値がおかしいらしい。うーん、旧OS時のIOアドレスとIRQ値を控えておくべきだったかな？とりあえず旧機の再活用は次回時間があるときに譲ることにする。ちなみに旧機はPentium 90MHz, メモリー32MB, 1.4GBHDDのもの。CD-ROMが取り払われていたためジャンクCD-ROMを315円で買い繋いだら動いたので気をよくしていたのだが。NIC は corega ETHERII ISA-T と Laneed LD-10/100S。せっかく動いていたものを。反省、反省。時間の無駄というべきか、勉強になったと思うべきか。

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