エコドライブ

本気!?エコドライブ! 実際に活用できなきゃ意味がない!


前が詰まって渋滞発生


そもそも渋滞はどうして起こるのか。
 
簡単に言えば、前が詰まって進めないから。仕方なく止まったり減速したりすると、後ろの車が同様に詰まって進めない。その繰り返しで渋滞は起きる。解消法は前が進んでくれることだけだ。
 
だが理論的には、前の車と全く同じタイミングで全く同じ加減速ができるならば、渋滞することなく進んでいける。単に全ての車が眼の前の空間へ同時に移動していけばよい。これは人の行進で考えると分かり易い。笛の合図で一歩ずつ同時に進むイメージだ。
 

一定時間おきに前のスペースへ進む

 
どんなにスピードが上がっても関係ない。タイミングやスピードを完璧に合わせられるならば、単に流れが速まるだけ。
 

高速で前のスペースへ進む

 
車間距離が狭くなっても大丈夫。1mmでも間が空いていればぶつかることなく流れていける。
 

間が空いてなくとも一定時間おきに進んでいける

 
仮に車間をピッタリつけて超ハイスピードで流れていたとしても話は同じ。こうなるともう、車の流れというより、数珠つなぎになった車があたかも一本の線であるかのように動いていく、電車か蛇か何かのように見えるだろう。
 

高速移動で車間がなくとも同時に動くなら大丈夫

 
別に一定速度で流れていなくても大丈夫だ。流れるスピードが変わったとしても、「前の車と全く同じタイミングで全く同じ加減速ができる」という前提だから、数珠つなぎでも速度をいろいろに変化させながら、かつ澱みなく流れていくことができる。
 

速度が変化しても前と同じ動きができるなら滞らない

 
イメージとしてはマーチングバンド。動きをキッチリ同調させれば、歩いても走っても踊っても飛び跳ねても、全体の動きは滞ることなく進む。車は飛んだり跳ねたりできないが、基本的には同じことだ。全ての車がピタリとタイミングやスピードをシンクロできるならば。
 
だが誰もがご存じのように、現実にはそうはならない。
 
前の車と同時に加速するのもブレーキするのも不可能だし、その加減もピタリとあわせるなんてできるワケがない。少なくとも人間にはムリだ。勝手に前の車を追尾してくれる自動運転の技術が昨今急激に進歩しているが、何のことはない、この”夢のシンクロ”を追い求めている。
 
思えば自動車というのはムチャな交通手段だ。車の性能もドライバーの技量も目的地もバラバラな多数の車が入り乱れて道路上を走っている。
電車でも飛行機でも他の交通機関ならば、渋滞も事故もなく予定通りに定時運行するために、管制塔やら運行管理やら、山ほどの専門のプロフェッショナルとシステムが見守ってくれている。運転手も過酷な訓練を繰り返し行なっている。そんなのと同じような動きをしようというのはそもそも無理。道路上でシンクロなんてできなくて当然なのだ。
 
前の車が進んでくれなければ、必然的に後続車は必要以上に減速し、ストップする。前車とのシンクロが不可能なら、自然そうなる。シンクロのズレは溜まるべくして溜まり、積もり積もって渋滞に成長するのだ。つまり”前が詰まると進めない”という単純な事象が悪化したものが渋滞である。
 
ということはつまり、渋滞を解消するにはこの逆を考えればよい。分かり易く言えば、”前を詰まらせないように”走るというだけの話だ。これならなんとなく、意外とできそうな気がしてこないだろうか?