クローバー草生米作り2001

森本 優(01/9/27)


2000/10/8〜10

ロータリーを入れ軽く除草した後、小麦・クローバーの種蒔き(小麦10kg/10a、クローバー500g/10a)。その上から稲藁を振る。

2001/5/14〜15

上田・下田に10a当たり10kgの籾を小麦の上からばら蒔く。その後小型ロータリーで攪拌。地面に落ちるもの3〜4割。残りは藁の上に止まる。

5/16

上田・下田に走り水。

5/23〜24

大雨が降り続き、水がなかなか引かない。発根・発芽し始めている。

5/26

本葉が出始めている。クローバー(赤)が田一面に茂り出す。草の根が張っていない所は、ケラ等の虫により、籾の根が充分張れない。籾が地上に露出しているものは、虫に芽や根を食われているものが多い。

5/27

クローバーが繁茂しているところを造林鎌で払う。風通しと光を入れるため。

5/29

上田の方が下田より苗の生育が良い。ロータリーの歯が地面を少し掻き、適度に覆土されたため。

6/2

下田では、発根期に大雨が降り続き、水はけが悪かったためか、水根が出てしまったものが多く何となくひ弱。鳥の食害も一部あり。

6/5

上田の苗は5〜20cm四方に一本程度で、本葉1枚半〜2枚程。下田の苗は20〜30cm四方に一本で(一部50cm四方に一本)、本葉1〜2枚程。下田では、ものになりそうな苗は、播種量の一割以下か。

6/7

下田に鶏糞約150kg。上田には15kgと、ほとんど入れないことにした。

6/8

上田・下田に入水しその後常時湛水状態。水深5cm〜10cm程。

6/11

下田のクローバーが枯れ始める。鶏糞を入れた分だけ上田より早い。

6/12

下田の湛水状態を停止するため入水を止める。

6/13

上田ではクローバーがまだ弱っていないので湛水状態を続ける。

6/16

クローバーが弱ってきたので、夕方上田の水を落とす。

6/17

晴れ上がって熱くなったため、クローバーが一挙に立ち枯れ状態になっていく。その間から苗が葉先を出している。この農法はかなり極端なことをするので心臓に良くない。

6/19

下田で水の溜り易い低い土地には、苗が極端に少ない。発根の時水根が出てしまった点、播種の時ロータリーが充分地面を掻き回すことができず、種が草の上に落ち、虫の食害に会った点等が考えられる。

6/20

下田で2時間程捕植。

7/1

本葉4〜5枚。分ケツが始まっている。

7/20

分ケツが充分とれる。

8/15

稲の穂が出揃う。

9/上旬

9/22〜24

稲刈り。ハザ架け。

 

 

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