一口メモ
魏志倭人伝
「魏志倭人伝は、古代中国の史書で、「三国志」の魏書の一部、東夷伝にふくまれている。「三国志」の編者である陳寿が書いた原文はなく、現在あるのは、書写で伝えられたものを宋代(12世紀)に木版印刷したものです。 | ![]() |
邪馬台国
三世紀頃の日本列島に存在したクニが邪馬台国。中国からの旅程の解釈などを巡って江戸時代から所在地論争が続いている。主に奈良県を中心とする畿内説と九州説、九州から畿内に移ったとする東遷説に分かれるが、候補地は全国で約60個所あり、海外説もある。倭人伝によると、女王・卑弥呼(ひみこ)は各地の酋長らに共立され、中国と交流し、魏の皇帝から「親魏倭王」の称号と金印を受けたとされる。
金印
1784年現在の福岡市志賀島で発見された「漢委奴国王」金印と印面。高さ約2.2cm、つまみは蛇をかたどったものといわれる。 (福岡市博物館) |
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景初三年(239)鏡
景初は魏の年号であり、景初三年は卑弥呼が魏に使いを遣わした年である。
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