取材こぼれ話
 2003年9月マレーシアでウミガメの撮影

5年ぶり位でマレーシアのシパダンへウミガメの撮影に出かけた。今回アメリカのネイチャーズベスト
フォトアワードで絶滅危惧種の部門で最優秀賞を受賞したのが以前ここで撮影したウミガメの水中
写真だ。今年はメインランドに雨が多く水中はメインランドの養分を含んだ水が流れ込み緑色だった。
この小さな島は現在島と海の保護のため入島制限をしている。きっと落ち着いた静かな雰囲気で撮
影ができると思い出かけたのだが、隣のマブール島などから日帰りでどんどんボートがやってくる。
 5年前よりよっぽど人が多かった。何のための入島制限なのか。商業主義丸出しだった。それでも亀はたくさんいて現地
 サービスのSDCの協力もあり充実した撮影になった。左上はSDCのメンバー。  SDCチェック  取り扱い旅行社チェック
    左から同行の流離いのビデオマン、水中写真家の
 倉沢氏の先輩にあたる米さん。 亀の墓場と呼ばれる洞窟へもぐった時の写真。メインのカメラが突然ダウン。サブの小型
 デジカメで撮影。こんな時最近の小型デジカメとハウジングのセットは馬鹿にできません。 3つ目はお昼になると現れるオ
 オトカゲ。近づきすぎるとしっぽでぴしゃりとやられます。 最後は海蛇を捕まえたシパダン猫。夜はカニを捕まえてました。
 2003年8月奈良から長野へ
 
8月後半の最後の天気を利用して奈良のシカと長野県のサルの撮影に行ってきました。
奈良は連日最高気温が36度と猛烈な暑さに参りましたがイメージ通りの撮影ができました。
中でも今年6月子供の頃交通事故で保護されて以来7歳になるまで保護施設で生活して
きた白鹿がようやく野外に放たれ自然の中で生活する姿が撮影できました。白鹿は神の
使いとあがめられた神聖な動物で大きなピンク色の角を持ち素晴らしいオスじかでした。
長野県地獄谷のサルは今年生まれた子供たちが親から離れ子供たちだけで遊べる
ようになっていました。深緑も美しく日陰で昼寝をするサルや暑さに負けず取っ組み合い
                をしている2年生ザルたちと実りある取材でした。
                  この時期の取材は熱射病に要注意! 奈良の鹿を見る→GO
            
 2003年7月宮古島へ。                                          宮古島のアジサシを見る
 夏空に白いアジサシが舞う姿を求めて宮古島の八木さんを訪ねました。なかなかブルーの空にならず苦戦しまし
 たが八木さんたちのおかげで楽しい取材ができました。八木さんは宮古島でSea Bellusというダイビングショップを
 経営しています。
左が八木さんです。
写真家としての一面も持ちクマノミの写真はあまりにも有名です。陸上を含めてカメラ派のダイ
バーは是非Sea Bellusをたずねて下さい。海の上から眺める青空は格別です。
空いた時間は宮古島から橋を渡って池間島へ。そのたもとに美味しい沖縄料理の店があります。
タコ料理が最高です。 池間で栽培しているパイナップルもサイコ−です。
                                       下は最近の八木さんとさなえさん。
 


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