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2009年12月13日

忘年会にて。撮影にも使われるタニオ・コバのモデルガンを構えてます。カッコイイでしょ。

11月23日に、いつもショッカーO野が司会をしている『アニメジャパンフェスティバル』等でコーラスを担当しているアップルパイ(左・平山佳代子さん、右・杉山小絵子さん)のライヴに行って来ました。打ち上げにも当然参加して(笑)、一緒にパチリ!! ご機嫌です。

 皆さん、こんにちは。お元気ですか? カゼひいてませんか? 
 寒くなりました。体調、気をつけて下さいね。私は、なんとか、元気にしております。
 
 さて、先日、平山さんと池袋、新文芸座へ映画を観に行きました。「宮本武蔵 一乗寺の決斗」と「巌流島の決斗」」の二本立てでした。場所が近いので、いかづち丸さんにも声をかけました。
 
 映画館に着いた時刻の都合により、第五部「巌流島の決斗」を先に観る事になりました。そうそう、その前に、事務所でゲストとして来場していた、有馬稲子さんと少しお話しをしました。おきれいでした。
 映画の内容をここでグダグダ言ってもしようがないのではぶきます。ただ、伊織役の子役が実に達者であった。この事だけは言っておきます(なんてね)。
 続いて第四部「一乗寺の決斗」。この作品のラストの殺陣は、映画史に残るものだと思います。何度観ても、感動します。
 また、両作品ともに言えるのですが、セットが本当に素晴らしい。東映時代劇の底力を感じます。
 
 映画が終了し、ロビーへ出ると、二人連れの男性に声を掛けられました。
「青影? 青影? オレ、オレ、オレ信長」
 そう、「赤影」第三部で、織田信長を演じていた島田景一郎さんでした。実に、四十年以上ぶりに再会したのです。ビックリしたなァ。うれしかったなァ。
 島田さんは、坂口さんの親友だった方です。
「坂口のヤツ、死んじゃいやがってサ」
 口惜しそうに、何回か言ってました。もっと、もっと話していたかったのですが、島田さんは、これから映画を観るというので、ここでお別れです。
 もう一人の男性は、尾形伸之介さんでした。尾形さんは「武蔵」でも一緒でしたが、「二百三高地」でも一緒でした。三十年ぶりぐらいでしたね。頭、真っ白になっていました。年月を感じる。
 
 映画館を出て、平山さんと回転寿司へ。
 映画の事、撮影所の事、私一人で聞くのは、もったいない話ばかりでした。楽しかった。
 
 次の日も平山さんと待ち合わせて、映画館へ。
 この日は「丹下左膳」を観る。やはりちょび安を演じる子役がなかなか良い(何を言ってんだか)。
 この作品を最後に、錦之助さん主演の時代劇映画は、「柳生一族の陰謀」まで製作されないのです。何年も。
 「左膳」が終わり、帰ろうとしたら、今回の錦之助映画祭りを企画した方に打ち上げに誘われ、平山さんと参加しました。
 以前、お嬢さんだった方も十数人参加されましてね。この人達に平山さん大モテ。平山さんニッコニコ。皆さん、平山さんの話しが、珍しくてしようがないらしい。
「平山さん、もう帰りましょう」と言っても、聞こえない振りをしているとしか思えない。
 三度目でやっと、「そうだね、帰ろうか」と立ち上がる。名残惜しそうである。
 マッ、平山さんには元気でいてほしいから、これで良いと思う。
 いやぁ、楽しい二日間でした。
 
―― ○ ―― ○ ―― ○ ―― ○ ――
 
 本年のメッセージは、おそらく、これがラストだと思います。
 今年は、「劇団に入って五十年」。お祝いして下さってありがとうございました。
 また、皆さんの書き込みなど、楽しく読ませてもらいました。
 スタッフの皆さんにも感謝しております。
 来年も、このHPをよろしくお願いいたします。
 
 皆さん、どうぞ良いお年を。

金子吉延

 


 
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