神戸 1999.8.27

神戸海洋気象台1999.8.27
 中央区中山手通7丁目にあった神戸海洋気象台は1999年9月に合同庁舎に移転。これは最後のメモリアル写真集である。
 この跡地は2016年、完全に撤去された。

風速計
気象台正面
気象台玄関
玄関の紋章
玄関の紋章部分拡大
玄関前の飾り
玄関前から神戸港を遠望
焼け跡 玄関のある庁舎は、私の幼少時には第二次大戦空襲の焼け跡だった。1960年頃、3階建てのうち2階までの南半分を修築したが、北半分は1995震災前まで、焼け跡のままだった(私は1994年10月に確認している)。震災後、焼け跡は取り壊されている。
焼け跡
桐? 私の幼少時、この焼け跡に桐の木が生えた。たぶんこれだと思う。職員だった「山本のおばちゃん」が「やす子ちゃん(私の妹)がお嫁に行く時、たんす作れるわ。」と言っていたが、日当たりが悪かったのか、全然育っていない。
煉瓦 焼け跡の北側に地震計室があって、その前の歩道には煉瓦が敷き詰めてあった。その残骸か?
旧台長室?
旧台長室?の下の階の窓
煉瓦塀 震災前までは、茶色いタイルの張ってある部分だけが地上に出ていて、その下は地下だった(正面の階段の右の石垣のさらに右側にあたる)。震災後これを崩して車が入れるようにしたよう。この塀が煉瓦でできていたことは、この断面を見て初めてわかった。他にも煉瓦が多数使われているか?
煉瓦塀
「宮本さん」の居た官舎の跡地 先年まで気象協会の建物があったが、それも取り払われたよう。
庁舎北側
庁舎北側
庁舎間の渡り廊下 1995震災前にはもう1つ庁舎があった。
庁舎の南部分
旧南門付近から庁舎を望む
植物たち
ハマユウ このタマネギみたいな実の着いてる植物は見覚えはあったが、ハマユウとは知らなかった・・・
イロハカエデ
ソメイヨシノ
トラノオ?
キョウチクトウ?
セコイア? 40年前は、この木は小さな苗木だったように記憶している。こんなに育ったか!

2016年、共同住宅建設が始まり、不発弾が発見された。
 中央区中山手通7丁目共同住宅建設予定地において発見されました不発弾について、本日6月26日(日曜)9時より処理作業を実施していましたが、不発弾の安全措置が無事完了しました。
 これに伴い、11時40分に本部長である神戸市長が安全化宣言を行い、不発弾の処理・撤去作業を終了しました。また、本日7時50分に設定した、災害対策基本法第63条に基づく警戒区域(避難対象区域)、立ち入りの制限等を解除しました。
http://www.city.kobe.lg.jp/safety/emergency/other/blindshell.html



ヴィーナスブリッジから望む


山手女子高グラウンド上より

かつての全景 気象庁編集『気象百年史』(昭和50年)より
かつての表門付近、2003.12.18
平野橋から旧海洋気象台跡地を望む、2005.5.20
「売地」の看板2006.6.1