序 |
文献的事実 |
太陽の位置の略算式 |
冬至年長さの推移 |
歴史時代(1000年スケール)での影響 |
グレゴリオ暦の季節のずれ |
節気の間隔 |
天測暦78式の導出 |
明治21年は日本で標準時が採用された年であるが,その年1888年の冬至は, 12月21日18時3分 1982年は, 12月22日13時39分 この94年間の日数は,閏年が22回あるから, 365日×94回+22日 であり,この間の時間まで求めると, 34332日19時36分 である.これを94で割ると,平均の1年の長さは, 365.2427・・・・日 となる.授時暦採用の値の方が真に近い.もちろん,現在は冬至の観測は行わない.上記の値も理論的な計算によって求めた値である. |
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項 | 周期 | 意味 |
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(L_1): | 1太陽年365.2422日で1周する等速円運動。 | |
(L_2): | 近点年、つまり近日点から近日点までの周期。 | |
(L_3): | (L_2)の倍振動。 | |
(L_4): | 白道の公転周期。 | |
(L_5): | 木星の会合周期。 | |
(L_6): | 朔望月。 |
西暦(年) | 冬至年(日) |
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宣明暦では1年の長さを365.2446日としているから,真の値より0.0024日ほど長い。0.0024日×800=1.92日で,2日くらい違ってくるのは当然のことである。 |