壷井伊八の論文を国立国会図書館で探してみた。しかし、海洋気象台の欧文誌 Memoirs of the Imperial Marine Observatory, Kobe は目録にない。気象庁の図書室(こちらは国会図書館の分館になっているはずである)にはあるかと思われるが、昭和32年以前(つまり気象庁が中央気象台だった頃)の文献は(財)日本気象協会の所管とかいうことで、コピーも気象協会を通さねばならず、これが結構高額なのである。過去の経緯があるものとは思うが、利用者に負担を強いるこのようなやり方には善処を望みたいものである。