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hを知るためには、まず日出/日没時刻を知る。これは『理科年表』に掲載されている静岡または甲府の時刻を用いても良いだろう。また『天文年鑑』(誠文堂新光社)によれば富士山頂の東経・北緯における時刻を求めることもできる。その時刻にはh=0°である。 次に、日出没時の時角Θを、式(1)でh=0°として求める。 このとき太陽赤経δは、これも『理科年表』などに載っている。φは富士山頂の北緯。 測定時刻と日出没時の差から 時角15°=1時間 として、ΔΘを求める。そしてhは h=cosφcosδsinΘΔΘ である。 |
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