昨日は節分、今日は立春、季節の変わり目と考えられる時です・・・が 立春は天文学的な考え方で、太陽の位置が黄経315度にある時を 含む日を立春と言います。=今日の午後7時22分 太陽の位置なので、これは太陽暦です。 ところが往々にして人々はこれを旧暦と思い込みます。 今日も正午のNHKニュースでは、アナウンサーが開口一番 「今日は暦の上では立春です」と宣わった。 チョット待って下さい、「暦の上」もヘチャチャもない。 「今日は立春です」と言えばよい。 「暦の上」なんて言うから間違いの基になるのです。 春夏秋冬の四季節を、どこで区切るか、その区切り方に 神の法則もなければ、天下国家の定めもない。 誰がどう定めても自由であると言えます。 ただ、中国で生まれた月の動きを基にし、それに太陽暦の要素 (二十四節気)を加味した太陰太陽暦(日本でのいわゆる旧暦)では 春=立春2/4から立夏の前日まで 5/4 夏=立夏5/5から立秋の前日まで 8/6 秋=立秋8/7から立冬の前日まで 11/6 冬=立冬11/7から立春の前日まで 2/3 と決めています。だから5/4 8/6 11/6 2/3は季節を 分ける日、即ち節分です。 この立春などが旧暦のものと誤解されるのは、 旧暦の理想としては、この立春が正月元日となるように 作成されているからです。しかし、宇宙の「ゆらぎ」のせいで 理想(立春=元旦)となることはまずないのです。 例えば今日は旧暦では正月十三日です。 |
2010年 | 2月4日7時48分 |
2011年 | 2月4日13時33分 |
2012年 | 2月4日19時22分 |
2013年 | 2月4日1時13分 |
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