オリキャラさんに突撃取材!
〜 ジュン → ゴールド編 〜
ジュン
「ええと…今回、コメンテーターに挑戦するジュンだ
俺、口下手なのにこんな仕事請けて大丈夫だろうか…
ああ、相手はやっぱりというかお約束というか――…あいつだ
勝手知ったる仲だし、まあ大丈夫だろうとは思うが奴の場合別の意味で不安だ…
俺、最後まで無事にインタビューする事が出来るんだろうか…はぁ…先が思いやられる…」
************
ジュン
「えっと…突然で悪いがお前に幾つか質問させて貰いたい
いや、何故かって聞かれても困るんだが――…」
ゴールド
「そうですか…まあ良いでしょう、深くは聞きません
こういう形で互いの関係を深めていく事も新鮮で良いですしね
ジュンのお願いなら、あんな事やこんな事まで包み隠さず話しちゃいます」
ジュン
「…節度は守るように
じゃあ、早速始めるぞ」
01.貴方のお名前とその由来は?
ジュン
「まずはお前の名前とその由来を教えてくれ
…って、何だか俺が聞くのも変な質問内容だが…」
ゴールド
「うーん…まぁ、初々しくて良いですよ
ええと、ボクの名前はゴールドです、ジュンが名付けてくれました
名前の由来はボクが金髪と金目だったから―――…ですよね?」
ジュン
「……悪かったな…ヒネりがなくて…」
ゴールド
「ボクは気に入ってますよ
それに…この名前はジュンから始めて貰ったプレゼントでもありますからね
ボクの大切な宝物ですよ―――…これからも、大切に名乗らせて頂きます」
02.性別、生年月日、年齢、血液型は?
ジュン
「…相変わらずクサい奴だな、お前…
まぁ、気を取り直して次の質問行くぞ
えっと――…お前の性別、生年月日、年齢、血液型は?」
ゴールド
「けっこう女顔なのですが、ちゃんと男やってますよ
疑う人はいないでしょうが…お望みならば、その証拠を今ここで――…」
ジュン
「脱ぐなアホ、変態オヤジ
あまり変な事やってると本気で怒るぞ
下ネタはいいから、早く質問に答えろ」
ゴールド
「冗談の通じない子ですねぇ…
誕生日は1月20日、大地の如く広い心を持ったO型ですよ」
ジュン
「………年齢は?」
ゴールド
「26歳くらいでしょうかねぇ…」
ジュン
「…………………もう一回、言ってみ?」
ゴールド
「すみません、38歳でした
謝りますからその握りコブシを引っ込めて下さい…」
ジュン
「―――…よし」
03.出身、家族構成は? ご職業などあればそれもどうぞ。
ジュン
「じゃあ、今度はお前の出身、家族構成を聞かせてくれ…ついでに職業なんかも頼む
くれぐれも下ネタ厳禁で頼むぞ」
ゴールド
「はいはい…両親と弟がいます
職業は―――…今は、薬草学の研究をしながら城の手伝いをしてますね
いざとなれば剣を取って戦う事もしますけど、それほど強いわけでもないです」
ジュン
「でも、剣は我流でこのレベルなんだろ?
誰にも習ってないのにここまで強いんだから、
ちゃんとした所で訓練積んだら、結構強くなれる気が…」
ゴールド
「そうかも知れませんが…嫌ですよ
これ以上、ジュンと過ごす時間を削られるのは耐えられません」
ジュン
「俺はお前の歯の浮くようなセリフに耐えられないんだが…」
ゴールド
「……ふふふ……」
04.身長、身体的特徴、服装は? 写真などがあればそれもどうぞ。
ジュン
「え、えっと――…じゃあ、次の質問行くぞ
身長、身体的特徴、服装なんかを教えてくれ」
ゴールド
「身長は180cmです
…思ったより低いですか?」
ジュン
「別に…俺より高いし…」
ゴールド
「でも、ジュンは知ってますか?
実はボクよりも、リノライの方が背が高いのですよ」
ジュン
「えっ――――…マジで!?
うわ…知らなかった…」
ゴールド
「その事に気付いた時のショックといったら…はぁ…」
ジュン
「で、でもお前の方が逞しいよな
腹筋だって割れてるし、胸囲もかなりあるし…」
ゴールド
「そうですね、着痩せするタイプですが…脱いだ姿に自信あります
それなりに鍛えてますし、腕だって丸太のようだといわれてますよ
でも、ボクの身体的特徴といえばやっぱり―――…この長い髪でしょうかね」
ジュン
「名は体を表す―――…って感じだよな
いつ見ても見事な金髪だな…サラサラで綺麗で…
俺もこのまま髪の毛伸ばしてみようかな―――…」
ゴールド
「ボクは切りたくても切れない事情があるのですけどね…
パーマでもかけてイメージチェンジをしてみたい今日この頃です」
ジュン
「お前の服装って―――…」
ゴールド
「暑がりなので、風通しのいい服が好きです
露出度が高いですが、決して露出狂というわけではないですよ」
ジュン
「……頼むから、パンツ穿いてくれ…
その服、激しく動くと見たくもないようなモノが見えるんだ…」
ゴールド
「一発芸、『ポロリ』…」
ジュン
「…………さて、ハサミは何処だっけな…」
05.長所・短所は?
ジュン
「次は、お前の長所・短所を聞かせてくれ」
ゴールド
「それは…ジュンの方が詳しいのではないですか?」
ジュン
「短所なら幾らでも思いつくな
片っ端から挙げていってやろうか?」
ゴールド
「……え、遠慮します……
そうですね…長所は…この人懐っこい笑顔でしょうか?」
ジュン
「長所って言うより、本性を隠すためのカムフラージュだろうが…
この笑顔に騙されたせいで俺の人生は酷い事になったんだぞ
真性サディストの鬼畜悪魔野郎だと知っていたら、俺だって――――…」
ゴールド
「…そ、そんな悲観的にならなくても…
というか、そこがボクの短所ですか?」
ジュン
「他にもまだまだあるぞ…
おっさんクサいし、エロいし、変態だし、下ネタばっかりだし――…」
ゴールド
「つ、次の質問行きましょう!!」
06.趣味・特技などは?
ジュン
「じゃあ、お前の趣味・特技を聞かせてくれ
いいか、くれぐれも真面目に答えるんだぞ…?」
ゴールド
「はいはい、わかったから怖い顔しないで下さい
ボクの趣味は――――…ジュンそのものですね
貴方と何をして過ごそうか、どのような話をしようか…
そういう事を考えてジュンに思いを馳せることが、ボクの趣味なのです」
ジュン
「……どう虐めてやろうか、じゃないのか…?」
ゴールド
「信用ありませんねぇ…」
ジュン
「じゃあ、お前の特技は?」
ゴールド
「愛の囁き」
ジュン
「さて、次の質問行くか」
ゴールド
「聞き流さないで下さい〜…」
07.好き・嫌いな食べ物は?
ジュン
「お前、好き嫌いってあったっけ?」
ゴールド
「ありませんねぇ…
長年に渡る奴隷生活による賜物でしょうか
砂を噛んで泥水で流し込むような食生活でしたから…好き嫌いなんて贅沢出来ませんでしたし」
ジュン
「うーん…じ、じゃあ、せめて好きな食べ物くらい言ってくれよ
嫌いな食べ物は無いって事にしておくから」
ゴールド
「好物と言われても…
ジュンが作ってくれるものなら何でも…」
ジュン
「いや、もっと具体的にだな…
ラーメンとか、カレーとか、ハンバーグとか…何かあるだろ?」
ゴールド
「ボクの場合、別に料理して無くても一向に構わないんですけど…
肉も魚も火さえ通っていれば充分ですし、野菜や果物に至っては丸ごと齧ってますし…」
ジュン
「お前…そんなシェフ泣かせな事言うなよ…
じゃあ、せめて好きな野菜を一つ挙げてくれ」
ゴールド
「そうですねぇ―――…大根でしょうか」
ジュン
「……は?」
ゴールド
「大根です、ダ・イ・コ・ン
さっと水で洗って、白い根に齧り付くのがイイのですよ
シャキシャキしてほのかに甘くて……やっぱり丸ごと大胆に齧るのが一番美味しいですねぇ」
ジュン
「大根を丸ごと――…って…
…お前は何処の戦時中の子供だ…」
ゴールド
「素材の味をそのまま頂くというのも贅沢ですよ
旬の素材はヘタに味付けをしなくても充分に美味しいのですから」
ジュン
「…でも…お前が大根を咥えてる姿を想像すると…泣けてくるんだが…」
ゴールド
「好きでやってるのですから、気にしないで下さい」
ジュン
「………気にするって………」
08.好きな人のタイプは? 恋人や気になる相手がいる方はそれもどうぞ。
ジュン
「…えっと…好きなタイプは…?」
ゴールド
「貴方です」
ジュン
「……………。」
09.自由問題(1)
ジュン
「えっと…じゃあ、今お前がやりたい事・して欲しい事は?」
ゴールド
「……ジュン……
そんな大胆な事を聞くのですね…」
ジュン
「えっ…
あ、いや、そういうんじゃなくって…」
ゴールド
「いえ、良いのですよ
今夜たっぷりと実施させて貰いますから…」
ジュン
「ひぃ〜……つ、次!!
次の質問に行くぞっ!!」
10.自分が癒しを感じる時や、至福を感じる時は?
ジュン
「お前が癒しとか至福を感じる時を教えてくれ」
ゴールド
「更にそんな大胆な事を聞いてくるのですね…?
これは誘っているのだと受け取っても良いのでしょうか?」
ジュン
「だめ」
ゴールド
「そんな事を言って焦らさないで下さい
いつの間にそんな駆け引きのテクニックを覚えたのです?
…まぁ、この際そんな事は良いでしょう
せっかくジュンが誘ってくれたのですから、ボクも張り切って――…」
ジュン
「さて、次の質問…と…」
11.何かこだわりは?
ジュン
「…えっと…気を取り直して…
今度はお前のこだわりを教えてくれ」
ゴールド
「口で説明するより、実施の方が理解しやすいですよ」
ジュン
「……ちょっと待て
お前、その鞭とロウソクは何処から―――…」
ゴールド
「恋人を美味しく味付けしてから頂くのが、ボクのこだわりです
折角ですから調理風景をわかりやすく説明しようかと―――…」
ジュン
「あ…アホか――――…っ!!!!」
12.自由問題(2)
ジュン
「…つ…疲れる…何とかならないのか、このエロオヤジは…」
ゴールド
「なりませんね」
ジュン
「………はぁ……んじゃ、次の質問
お前の脳内がどうなってるのか聞かせてもらおうか」
ゴールド
「そうですね…狂ってますかね、やっぱり」
ジュン
「……自覚あったのか!?」
ゴールド
「恋の魔力に狂わされているのですよ
貴方の魅力の虜にされ狂って行く甘い誘惑を、
どうして拒む事ができるでしょう…あぁ…このまま溺れてしまいたい…」
ジュン
「そのまま浮かんでこなくていいぞ」
13.今一番欲しいものは?
ジュン
「………この質問するの凄く嫌なんだが……」
ゴールド
「―――…?
どうしたのですか?」
ジュン
「…お前さ、今…一番欲しいものって、何?」
ゴールド
「貴方が欲しいですね、今すぐにでも」
ジュン
「………言うと思った……」
14.悩み事はありますか?
ジュン
「…お前の悩みって何?」
ゴールド
「恋人のノリが悪くて…
これは何とかならないでしょうか?」
ジュン
「諦めろ」
15.自由問題(3)
ジュン
「お前って、犬と猫ならどっちが好き?」
ゴールド
「ペットは飼ったことが無いのでわかりませんが…
どちらかと言えば、猫の方が好きかも知れませんね」
ジュン
「理由は?」
ゴールド
「ジュンが猫系だからでしょうか…」
ジュン
「えっ…俺って猫系?」
ゴールド
「だって、誘ってもつれないですし
抱きたい時には抱かせてくれないのに、
突然不意打ちのように懐いてきたりしますから」
ジュン
「…猫っていうより、気分屋…って言われてる気がする」
ゴールド
「ふふふ…どうでしょう?
ツンってしているくせに寂しがり屋で甘えん坊な所はありますね
恥ずかしがり屋の天邪鬼さんな事だけは確かなのかも知れません」
ジュン
「うー…」
ゴールド
「ああ、もうひとつジュンと猫の共通点を見つけました」
ジュン
「えっと…何?」
ゴールド
「ツメでバリバリしてくる所」
ジュン
「えっ…俺、ちゃんとツメ切ってるぞ?
それにお前の事を引っ掻いた事なんて――…」
ゴールド
「覚えていませんか?
昨夜も引っ掻かれたのですよ
ボクの背中、ジュンのツメの跡がたくさんついてます
まぁ―――…男の勲章という事で、誇らしく思ってますけど」
ジュン
「……………………。」
16.過去「失敗した!」というエピソードと、逆に「嬉しかった!」というエピソードは?
ジュン
「次の質問行くぞ
今度は失敗した&嬉しかったエピソードを教えてくれ」
ゴールド
「嬉しかった事は―――…そうですね、ジュンに髪を結って貰った事でしょうか
珍しい装飾品を使った髪型でしたが…あれはジュンの故郷では良く使われるものなのですか」
ジュン
「…まぁ…俺の国の伝統…って言っても良いかもな」
ゴールド
「ジュンの故郷では髪にあのような飾りをつけているのですね
ちなみにあの髪飾りは、なんと言う名前なのですか?」
ジュン
「………かんざし……」
ゴールド
「次は失敗したエピソードを話しましょうか」
ジュン
「頼む」
ゴールド
「先日、喧嘩をしまして…」
ジュン
「ああ…それなら知ってる
城の騎士団長と仲が悪いんだよな
結構話題になってたぞ…勘弁してくれよ」
ゴールド
「捨てゼリフで『田舎臭い騎士』って言ってやろうとしたのですが…」
ジュン
「言うなよそんな事…
…それでどうしたんだ?」
ゴールド
「間違えて『イカ臭い騎士』と言ってしまいまして…
あの後で騎士団長、かなり落ち込んだらしいのです
流石にあの言い間違いは――――…悪かったかなぁ、と…」
ジュン
「そう言えば最近、騎士団長がやたら香水臭いって聞いたが…お前のせいか…」
17.貴方があと数日で死んでしまうとしたら?
ジュン
「あまり聞きたくない質問だけど…
お前があと数日で死ぬとしたらどうする?」
ゴールド
「ジュンと二人きりで過ごしたいと思います
戦火からも喧騒からも逃れた静かな所で――…
そして、貴方の腕の中で息を引き取る事が出来れば言いのですけれど…
でも、きっとジュンは嫌がるのでしょうね?」
ジュン
「当たり前だ
お前に先立たれたら、誰が俺の事守るんだ
俺は剣も魔法も扱えないんだからな―――…絶対に俺より先に死ぬんじゃないぞ」
ゴールド
「ふふふ…そうですね」
18.この世で一番大切なものは?
ジュン
「お前がこの世で一番大切だと思ってるものって何だ?」
ゴールド
「ジュン、貴方はボクの全てです
貴方より大切なものなど、この世に存在しません」
ジュン
「……シラフで良くそういうことが言えるよな…
っていうか、俺ってモノ扱いかよ…」
ゴールド
「貴方はボクのものです
そしてボクは貴方のもの―――…そうでしょう?」
ジュン
「あー…はいはい、わかったわかった」
19.自分を生み出した作者に一言!
ジュン
「作者に何か文句つけるなら今だぞ」
ゴールド
「そうですね…コメディキャラから足を洗いたいです
ハードなSMプレイは、ボクたちならではなのだと思うのです
コメディはレンやメルキゼデクに任せて、ボクたちは更なる激しさを求めて―――…」
ジュン
「要らん要らん、絶対に要らん
いいじゃないか所詮はギャグなんだから」
ゴールド
「そういえばジュンって、あまりコメディキャラじゃないですよね
性格が真面目過ぎるのでしょうか―――…笑いを取るシーンも少ないですよね」
ジュン
「レンさんやお前がボケ倒すから、俺がボケる暇が無いんだ
まあ良いじゃないか、ボケだけでなく、突っ込みキャラも必要なんだから」
20.最後に、読者の皆様へ!
ジュン
「最後に、読者へ何かメッセージを頼む」
ゴールド
「いつもご愛読感謝します
これからもコメディたっぷり、エロもどっさりで行きたいと思ってます」
ジュン
「…いや、エロは…」
ゴールド
「読者様のご期待に少しでも答えられるよう、
新たなネタを仕入れて、技術向上に努めます」
ジュン
「…………。」
ゴールド
「皆様、今後ともボクたちの事を応援宜しくお願い致しますね〜」
この質問は 清河あさと 様の オリキャラさんに突撃取材! よりお借りさせて頂きました