カラオケ 投稿者:ジーク・リーフ 投稿日:11月21日(水)11時13分
 「はぁはぁ、間に合った?}
 「まだまだ大丈夫なようです」
 「はぁ、よかった」
 「では、はじまりはじまり」



 カラオケボックスにて

 1 

 マルチ「・・・ふぃーりぃーーーーん はーーとーーー」
 浩之 「おっ、65点か」
 マルチ「だめでしたか?」
 綾香 「次にやるときはもっと上手になってるわよ」
 芹香 「・・・(こくこく)」

 セリオ「点数が出るのですか」
 綾香 「そうよ、それがどうかしたの」
 セリオ「そうですか」

 セリオ「成績が出るのですか」
 マルチ「セリオさん?」
 綾香 「ほっときなさい」

 
 2

  ♪〜♪〜〜〜

 浩之 「びっくりだな」
 マルチ「はわわ、すごいです」
 
 〜♪〜〜〜♪〜〜♪〜

 セリオ「スポーツも勉強もできますが、歌はお上手ではないのです」
 芹香 「・・・(こくこく)」

 〜〜〜♪〜〜♪(けど歌は好き)


 3

 綾香 「あー歌った歌った」
 マルチ「芹香さんて、歌ものすごくうまいですねー」
 浩之 「ホントびっくりしたぜ。そんじょそこらの歌手よりうまいぜ」
 芹香 「・・・(そんなことはありませんよ)」

 浩之 「もう一人ビックリだったけどな」
 綾香 「いいの! 歌は心なんだから」
 長瀬 「そうです。カラオケにうまい下手などありません」
 マルチ「わっ」
 浩之 「何であんたがここにいる?」
 セリオ「最初からいましたが」
 長瀬 「カラオケは自分の好きな曲を快く歌うのがいいのです」 
 長瀬 「上司に叱責されたときも、勝手に改造したのがばれたときも・・・」

 セリオ「今日は会議ではなかったのですか」

 長瀬 「すべての思いをぶつけて歌うのが漢ってものだよ藤田君」
 浩之 「聞いちゃいねぇ」



 「何か覚えがあるような話ね」
 「はい、『あずまんが大王』第一巻参照だそうです」
 「最後のほうのページね」
 「はい、そうです」
 「本当に下手なんでしょうか?」
 「知らないわ。声優的に考えればうまいでしょうけど」
 「声優的にですか」
 「それではまた来月」
 「さようならー」

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