今回は御題「果物」あわせて書きますです。 それでははりきってまいりましょう。 ----------------------------------------------------------------------- 部屋を明るくしてディスプレイから離れてみてネ。良い子とお姉さんとの約束ヨ 台所、小1か2ぐらいの子と高校生ぐらいの子が流しの前で立っている。 「セリオお姉ちゃん、できたよぉ。ここまで長く皮つなげられたよ。」 「良くできました。なかなかのものですよ」 「わー、うれしいなぁ。お母さんよりうまいかも」 「それはもちろん(笑)。あっ、りんごで思い出しました」 「(ビクッ)セ、セリオお姉ちゃん。それよりも」 「あれは綾香さんのもとに来て未だそんなに経ってない頃です。 いくら綾香さんといえども、一応はお嬢様。りんごジュースは飲んだ事あっても、ジューサーやジュースプレスなど知りません。 そんなある日、りんご狩りにいきましたー 「セリオ、これがりんごよ」 「存じております。玉林ですね」 「あっ、そう(まったく可愛げの無い子ね)」 「わー、これがりんごさんですかぁ。すごくいっぱいですぅ」 「いまさらマルチの真似しても無駄よ」 「すみません。このくらい知能程度を落として反応すれば良いと思ったのですが」 「わたしはそんなにばかなんですかー」 「おいおいマルチ泣くなよ。それよりノド乾いたな」 「待ってて、りんごジュース用意するから」 「綾香、ここまで来てりんごジュースかよ」 「ここだからこそじゃない。手近に材料もあるし」 「えっ、何するつもりだ?」 −その直後、りんごを握りつぶし、文字通り搾りたて100%ジュースを作られました。 その時の皆さんの唖然とした顔は今もメモリーに焼き付いています」 「アハハ、流石お母さん。そのくらい簡単にできちゃうんだ」 「あの馬鹿力なら、リンゴのみならず、パイナップルや椰子の実でも可能でしょう」 「誰が馬鹿力ですって?」 「あっ、おっ、お母さん」 「お早いお帰りで、何かあったんですか?」 「たまには可愛い娘たちと遊ぼうかと思ったけど。私いなくてもこんなに楽しそうなら、 そうねぇ、今から特訓にしましょうか?」 「え〜」 「もちろんセリオも手伝ってくれるわよね? ってセリオ?」 「セリオお姉ちゃんだけずる〜い、一人だけで逃げたぁ」 「もお、あの娘は。しょうがないわね、セリオ抜きでやるわよ」 「え〜、どうしてもぉ」 「お仕置きに変えましょうか?」 「わかったよ、お母さん」 「ふ〜、うまく逃亡に成功しました。 お嬢様にはまだまだ伝えねばならない数々の伝説がありますので、ここで口封じされるわけにはいかないですからね 次は何を話しましょうかー」 ----------------------------------------------------------------------- やっとテスト終わったから書けるよ。 UMA様、回答ありがとうございます。 トラックボールですか。使いやすそうですね。 自分に合ったものを探してみます。