リレーSS第16話 投稿者: SOMO
ここはホテル街


「浩平。やっぱだめだよ」
「何を言っている!澪を捜すんだろ!!」
「う〜、でも。でも!」
とあるホテル『MOON.』の目の前。浩平と瑞佳は大喧嘩。
「いざ行かん!」
「な、何も入らなくてもほかに方法があるよ〜。それに大体なんでこのホテルなの?」
「初めての時ぐらいいいホテ……い、いや俺の感が告げている。澪はきっとこの中に居るような気がしなくはない!!」
「……絶対怪しいもん」
くっ、余計な知恵をつけおってから。
こうなりゃ力ずくで……
あれ?もしやあの美しいお髪は…
……やっぱり!!
クックック。まだ会って一日目だがそんなことは問題ではない。
協力してもらってそのままホテルで……

「長森、お前帰ってよし」
「えっ?ちょ、ちょっと浩平」

タッタッタ
うむ。近いのだが走ってしまった。愛とは恐ろしいものよのう。
「葉子先輩!」(えらく真面目に)
「…………」
すたすた
「じ、実はあのホテルに友人が囚われてまして」(ちょっと慌てて)
「…………」
すたすた
「ですが独りで入るわけにも行かなく……」(えらく困った感じ)
「…………」
すたすた
「一緒に入ってくれませんか!」(きっぱりと)
「浩平もういないよ」
「ぐあっ。……ふっ、そうか。俺があまりにも美男子星人だったので目に入らなかったんだな」
「もう無茶苦茶だよ!!」
「なんで怒るんだ?」
「う〜、知らないもん」
「仕方が無い。長森。ホテルの中入るぞ」
「……えっ?」
「も、もちろん澪を捜すためだからな!かんちが……」
「……いいよ」
「は?」
今何て言った?もしかしてO.K.?それならば気が変わらんうちに…
ごめんな澪。でも俺はとっても幸せだ。だから安心してくれ
「み、澪ちゃんを捜すためだからね!」
「ふっ。そんなの当たり前じゃないか。さあ行こうか。人生の第一歩を共に踏み出そう!!」

だがホテルの方向へ向き直った俺達を待っていたものは……



(第16投稿・終・)




=====================================
SOMO「どうですかWTTSさん。もしかしてこれ書いたら歴史に名が残るかも…な〜んて考えから入ったリレーSS。誰か続けてね」
七瀬「考えが甘すぎる」
SOMO「でもな“第16投稿はSOMOがした”ってリレー歴史に名が残るだけでうれしいんだぞ!」
七瀬「リレー中最大のアホ作」
SOMO「いいんだ(涙)その時は永遠の世界にでもお世話になるから」
七瀬「はあ〜」


P.S.雀バル雀さんへ
>一発劇場7
SOMO「これは家宝決定!!!!って言うかほかにあつかいが思い浮かばん!!!」
七瀬「こんなやつのパロや設定を使いただければ嬉しいことはありません」
SOMO「そうだよな〜。本当に嬉しいよ」
七瀬「一人でも気にしてくれてるってことだもんね」
SOMO「私が気になるのは『7』って数字だよ『5,6』はどこに行ったのかなあ?」
七瀬「後々の感想はまたいつか」