……ふう。 今日も、茜さんはそっけなかったなぁ… ……はぁ。 自己紹介が遅れたが、俺は南。 愛する人の心をつかむべく、日夜戦いつづける愛の戦士サ。 毎日の様に誠心誠意、心をこめて俺の思いの丈を茜さんにぶつけているが… テレやな茜さんは、いつも俺にそっけない態度をとっているのさ。 …恥ずかしがるコトなんて無いのになぁ… 「――でさー、やっぱあの南って奴?」 「……はい」 ややややや!!!??? この声は、茜さんと、その付き人の柚木とか言う女御じゃないかッ! なんか、俺のことを話しているみたいだし… …… … 聞いちゃおっかな? 「――――で、あの南ってのも懲りないよねー」 「…はい。しつこいです」 「あははっ。そう言えば、いつも辛くあたってるもんね、茜って」 「…はい」 「結構、酷いこと言ってるみたいだけど、罪悪感とかないの?」 「…罪悪感?」 ほうほう。 でも、あの柚木って馬鹿、解ってないなぁ〜。 辛くあたるのは、愛のう・ら・が・え・しっ! この南は、解ってますよぉ〜 「うん、罪悪感。そう言うの、無いのかなーって思って」 「ありません」 「なんで?」 「悪いことをしているわけではありませんから。」 「あっ、そう言われてみればそうだよねーーッ」 「はい」 「どう考えても、悪いのあっちだしねーーッ」 「はい」 ………あ、茜さん… 其処まで照れなくても良いのにっ。 よしっ、明日からは、一段と強気でアタックだッ!!! 」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 やべぇ…ストーカーっぽくなってきている… あと、感想を下さったかた、ありがとう御座いますー。 http://www.grn.mmtr.or.jp/~pelsona/