最後の嘘 投稿者: PELSONA
このSSは、うとんたさんに捧げます。
前言ってた、アレね。


」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


「来るまでずっと待ってるからねっ!!」


七瀬はそう言うと、荒々しくドアを開け、教室を出てた。


まったく・・・何なのよ、今日の折原の態度っ!
昨日まではボディガードとか言って私のこと守ってくれたのにっ!
真剣に、心配してくれてると思ってたのにっ!


昨日までの態度を一変、今日の折原は冷たかった。
何を言っても、「女房思いの良い奴だった」としか言わないし、
こっちの話も聞こうとしない。
そこで、七瀬は強行策に出たのだ。
今日はテストだし、絶対に欠席になることが出来ないことも知っている。
ああ言っておけば、折原は屋上に来てくれるだろうと思ったからだ。

そして七瀬は荒々しく屋上のドアを開ける。


と、そこには先客がいた。


濡れ羽色の髪に、漆黒の瞳。
その瞳は何も移していないのか、此方の方を向いている。


この人・・・前に折原が言ってた目が見えないって言う先輩?


七瀬がそう思いながら何も映さない瞳を見つめていると、彼女は口を開いた。


「七瀬ちゃん、電波届いた?」



1,そう、私はこの先輩に呼ばれて来たんだ
2,違う、何も感じなかった


>1,そう、私はこの先輩に呼ばれてきたんだ


「はい・・・私・・・先輩に呼ばれたような気がして・・・だから・・・」


しどろもどろになりながら七瀬は答える。
その言葉を聞くと、彼女は微笑みながらこう答えた。


「冗談だよ」


」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


って、訳で、うとんたさん。こんな感じです(笑)
さってと、これから過去ログ読もうかな。

http://www.grn.mmtr.or.jp/~pelsona/