「・・・もうそろそろ時間です」
「それじゃあ、補足する点を上げよっか」
時計を見、唐突に話を切り出す茜。
そして詩子。
「補足」という言葉を聞いた残りの物達がそれぞれ好き勝手なことを言い出す。
「やっぱ男だったら戦隊もの。胸の好くようなアクションっすよぉ」
「やっぱりここは大人っぽくトレンディドラマで決まりでしょ」
「大学病院で栄光を持った男の苦悩と挫折ってのは?」
「揺らぎのない緻密な世界観は必要でしょう」
「薄幸の旅館の女主人ってのも良いかもね」
「旧キャラクターの整理、新キャラクターの登場」
「世界の終わりを受け止める少年、少女達」
「雪降る町に舞い戻ってきた少年と少女の再会ってのは?」
だが、あまりに勝手なことを言い過ぎているため、話が一向に纏まらない。
そんな折り、今まで沈黙を守っていた繭が口を開く。
「みんな勝手に意見を言っているようだけど一つだけ忠告。
PS版ONEこと輝く季節。もう発売してるわよ?」
「「「「「なんだってぇーーーーーっ!!?」」」」」
狭い会議室に繭を除く全員の叫び声がこだました。
「・・・終わり方、適当過ぎです」
・・・ごめんなさい
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
PELSONA:えーっと、もうちょっと長くなるかなぁって思って続くって書いたんだけど
どっぺる詩子:短すぎるね
PELSONA:だね。
どっぺる詩子:いいわけは?
PELSONA:ない。で、でも楽しみにしてるヒトなんていないと思うしっ!それに勝手にIFの世界を想定したらいくらでも書くことができるけどそんなのだったら短編で書いた方がいいし、書きかけの連載もたまってるし、長編ばっかだったらあきるから短編も書きたいし、innocentworldなんか書いてる内に予定したストーリーとは違ってくるし、だって晴香を協力させる予定なんか無かったんだもん。で、ストーリーの変更があるし、明後日は学校のテストだし、その後は入学式が待ってるしっ、いろいろと忙しいんだよ。これでも。このような我を責めることが貴様なんぞにできようか。厭、できない(断言)
どっぺる詩子:そーいうのを言い訳って言うんだと思うよ。
PELSONA:うぐぅ・・・ごめんなさい・・・