投稿者: PELSONA
自分の部屋の扉を開けて中にはいると私は鏡の前に立つ。
しゅるり・・・と衣擦れの音を立てて衣服を一枚一枚脱いでいく。
下着だけになった私の首筋、肩には痣。
さっき、強く捕まれたのがいけなかったのだろう。
そこは手の形に、青黒くなっている。

「・・・浩平」

囁いたのは、幼なじみの名前。
私が今までずっと好きで、これからも好きであり続けるであろう人の名前。

「どうして、あそこで助けてくれたのかな」

疑問は答えが返らぬまま、空に溶けていく。
私は、このまま鏡に映る自分を見続けても仕方がない。
そう思い、そのままの格好で一階へ、シャワーを浴びに階段を下りる。

トントントントンッ

私が、私の足が産み出したその音は一定で、
人と人との恋愛という物は、階段を下りるように一定の手順では進まないのだな
と思う。

洗面所に着いた私はそこで衣服を脱ぎ捨て、
一糸まとわぬ姿になると、向かいのバスルームへとはいる。

頭から熱いシャワーを浴び、知らない男が触れた体を、
浩平に拒絶されたということを、
今までの曖昧な関係を、
水とともに流していく。

「私、なにやってるんだろうな」

好きな人と両思いになれたと思って一人で喜んで、
今日からは恋人同士だってはしゃいで、
いつもと違う浩平の態度も、照れてるんだと勘違いして、
裏切られても心のどこかで浩平を信じている自分が居て、

「私って、莫迦だな」

かき消された言葉。

いつも、いつも。
子供を世話する母親のように、
弟を心配する、姉のように。

浩平には、私がついていてやらないとだめだと思っていた。
私がしっかりして、世話を焼いてやらないといけないと思っていた。

それは傲慢。

本当は、私には浩平が居ないとだめなのかもしれない。
浩平に世話を焼くことで、私が私で居られるのかもしれない。

自分自身に突き続けた嘘は、恋愛ごっこと言う代償を産む。
結局は、私の独りよがりでしかなかったのだ。

浩平が、私を裏切り、他の男に襲わせようとした。
それは私の傲慢の代償。

浩平が私を拒絶し、二人は恋人という形だけの存在から、幼なじみに戻ることになった。
それは私自信が生みだした結果。

そして、それでもまだ浩平のことを好きな自分が居る。
なにをされても、浩平のことを嫌いになれない自分が居る。

恋人同士という偽りの関係が終わっても、愛し続けよう。

憎らしいほどに愛しい、浩平のことを。


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PELSONA:うーん、結局なにが言いたかったのかは謎。
どっぺる詩子:いちおー、瑞佳の話なんだけどねぇ。
PELSONA:んー、文章力不足ですな(笑)
どっぺる詩子:そうですな(笑)
PELSONA:どうでも良いけど、この文章の最後に(笑)ってつけるのは楽でよいなぁ、と思います。
どっぺる詩子:本当に関係ないね(笑)
PELSONA:ほらね?
        私は話のストックためたりできない人なので書いたらすぐ投稿してます。
どっぺる詩子:なに?急に?
PELSONA:いやあ、最近連続投稿しまくってるからじゃまかなぁ・・・と思って。
どっぺる詩子:だよねぇ。
PELSONA:ってわけで、ゆるしてねっ♪
どっぺる詩子:許してねっ♪
PELSONA:二人してなにやってんだか・・・
どっぺる詩子:・・・ねぇ。

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