PELSONA:と、これは替え歌です。 どっぺる詩子:ベースは椎名林檎さんの「歌舞伎町の女王」になってるよ PELSONA:で、それを知っていると尚お楽しみいただけます どっぺる詩子:楽しめるかは分からないけどね PELSONA:とりあえず、椎名林檎は良い。知らない人は聞こう! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 雨の音を聞くだけで 目に浮かぶ幼なじみ しとしとと、降り続く雨に、一人で訪れた消えた場所 彼は私の初恋で それはいまは叶わない ただ一人、帰りを待ち続ける、馬鹿を見る消えた場所 十六になった私を おいて彼は消えた 先生のことを求め どこかに消えたのだろう 私が好きになる人は 必ずや消えてゆく ただ一人、待つために、毎日足を踏み入れる消えた場所 消えていった彼を憎めど春は今 帰りを待ち続ける自分に苦笑する 何にも訳を知らぬ 私は待つだけで 諦めでもしたときに すべてを失うだろう 今日も部屋で雨の 降る音を聞いたら 今日もただ待ちぼうけ 浩平が消えた場所 帰って来るのを信じ 今日もただ待ち続けるhttp://www.grn.mmtr.or.jp/~pelsona/