俺はの名は中崎。
名前はまだ無い。
今日は世間一般で言うところのバレンタインデーだ。
一般じゃなければ何かって?
ふっ・・・愚問だな。
君らのような一般ピープルは知らないだろうから教えてやろう。
それは聖バレンチヌスの日だ。
ま、僕のような支配階級では常識だがな。
クラスの中を見渡すとチョコに群がるハイエナどもが媚びを売っている。
その筆頭が住井や南だ。
なんと愚かなことか・・・あんな物のためにプライドを捨てられるとはな。
だいたい、彼らはバレンタインのなんたるかを分かっていない。
元々、バレンタインというのはイタリアの司教である恋人たちの守護聖人。聖バレンチヌスの日なのだ。
その昔、恋人を病でなくした少女が天国でその恋人と結ばれることを聖バレンチヌスに願ったという・・・
それも8年もの間だ。なんと儚くも美しい話であろうか。
それが今ではカカオ、前粉乳、砂糖等の塊を配布する日になってしまっている。
いわゆる「好意のバーゲンセール」って奴だ。
このような巫山戯た習慣を作ったのにも一応、謂われがある。
神戸に出した英字新聞が元という説と菓子会社の捜索という説があるがどちらも馬鹿馬鹿しい。
聖バレンチヌスを小馬鹿にしたこの日を俺は生涯好きになることはないだろう。
だから僕はバレンタインが嫌いだ。
憎んでるといても良いだろう。
ああっ、神よっ!
このおそれを知らぬ愚鈍な馬鹿どもに制裁をっ!
そしてバレンタインがなんたるかを教えてやってくださいっ!!
ふっ・・・馬鹿どものことを考えてこその支配階級だからな・・・
いっそバレンタインなどなくせばよい物を・・・
おや?七瀬さんがこちらに向かって歩いて来るぞ?
この僕に用?思い当たる節など無いが・・・
「はいっ。中崎君にもあげるねっ」
これは・・・チョコレート?
・
・・・
・・・・・
・・・・・・・・聖バレンチヌスに乾杯
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PELSONA:と、言うわけで。連続投稿の限界に挑戦する4個目です(笑)
どっぺる詩子:いいんちょさんの中崎に似ている気がするけど?
PELSONA:・・・きっと許してくれるよ
どっぺる詩子:そうだと良いけどね。
PELSONA:ん。ちなみに俺はバレンタイン嫌いじゃないよ。何となくだけどね。
どっぺる詩子:ついでだからきりの言い5個目まで投稿したら?
PELSONA:・・・ネタはあるから書いてみるか。
どっぺる詩子:その行きでがんばれぇ〜
PELSONA:ちなみにこの連続作品。10日から一日一本書いて足りしてます。
どっぺる詩子:そんなこと誰も聞いてないって