The Third Child 投稿者: T.Kame

5回目です・・・そろそろネタが・・・切れてきた・・・
ではどうぞ

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・・・

浩平『こんな永遠はいらなかったんだ・・・』

浩平『オレは・・・』

『やあ・・・』

浩平『君は?』





南「お〜い茜」

茜「はい?」

南「一緒に帰らないか?」

茜「嫌です・・・」

南「どうして・・・」

茜「・・・」

ぐいぐい

澪『嫌なの』

茜「だそうです・・・」

南「・・・またか・・・はぁ・・・」

・・・

茜「どうして南と帰りたくないのですか?」

澪『みさき先輩に聞いたの』

・・・みさき先輩・・・?

茜「もしかして校門を出てすぐの家?」

うんうん

茜「一見お嬢様風で物静か・・・」

茜「人の何十倍以上も食べる先輩?」

茜「たしか・・・みさき先輩ですよね?」

澪『そうなの』

みさき「そんなに食べてないよ〜」

ぐいぐい

澪『お久しぶりなの』

みさき「あっ、澪ちゃん・・・・・・・・・・・なんて書いてるの?」

う〜〜〜〜

茜「お久しぶり・・・と書いてあります」

みさき「そうなの?お久しぶり」

うんうん

・・・やっぱり私のイメージとは違った・・・浩平・・・うそつきです・・・

茜「あなたがみさき先輩ですか?」

みさき「そうだよ、でも、もう卒業したから先輩はおかしいよ。みさきでいいよ」

茜「はい・・・」

みさき「あっ!!」

みさき「もしかして・・・あなたが茜ちゃん」

茜「はい」

みさき「澪ちゃんからいつも聞いてるよ」

茜「どうやって?」

・・・

みさき「茜ちゃんって結構はっきりいうのね」

茜「そうですか?」

みさき「そうだよ・・で・・えっと、いつもは雪ちゃんに通訳してもらってるんだよ」

茜「たしか・・・演劇部の去年の部長さんですよね」

みさき「うん、私の幼なじみでもあるんだ」

茜「幼なじみ・・・」

・・・今は聞きたくない言葉・・・だって・・・あの人は・・・

・・・私をふったんだから・・・

みさき「茜ちゃん?いるの?」

茜「・・・はい」

みさき「よかった・・・だまってどこかに行ったのかたと思ったよ」

茜「すみません・・・」

みさき「あやまらなくてもいいよ。あっ!!これから雪ちゃんと出かけるんだった。それじゃ、茜ちゃん澪ちゃん、じゃあね」

澪「ばいばいなの」

茜「・・・待ってください」

みさき「何?茜ちゃん」

茜「なんで南を嫌ってるんですか?」

みさき「え・・・?南・・・?」

みさき「誰?その人?」

茜「・・・」

澪(・・・)

茜「・・・知らないんですか?」

みさき「・・・」

深山「みさきーーーっ」

みさき「あっ!!雪ちゃん・・・あ、茜ちゃん、ばいばい・・・」

茜「さようなら・・・」

澪(・・・)

茜「・・・」

茜「上月さん・・・帰りましょう・・・」

澪(・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん)





『君がオリハラコウヘイだね?』

『君とは一度話をしてみたかった・・・いや・・決着をつけたかった』

浩平『決着?』

『そう、茜のことでだ』

浩平『・・・?』

浩平『君は、いや、お前が・・・茜のいっていた幼なじみか』

『そうだ・・・』

浩平『どうしてここに来ることができたんだ?』

『その話は抜きにしよう・・・言ったはずだ・・・茜のことで話がある』

浩平『わかった』





南「・・・?どうなってんだ?」

髭「ん〜あ、なぜ、君はうちの学校の制服を着ているんだ?」

南「先生、俺です南です。」

髭「南?そんな生徒はいないぞ・・・ところで君は誰なんだ」

南「どうなってんだーーーーーーーーーーーーぁ」

俺は走り出していた・・・

髭「おい、南」

しかし・・・

・・・

ずがん!!

衝突・・・

住井「お前、いい体当たりしてるぜ・・・よければ・・・君の名前を教えてもらえないかな?」

南「・・・」

・・・忘れられている・・・こいつにまで・・・って仲良かったっけ?

・・・とにかく俺はあいつをさがしていた・・・茜を・・・あいつなら覚えていてくれてる・・・

住井「って南!!」

・・・

いた・・・茜と上月と柚木の3人で・・・

南「あ、あかね・・・」

茜「・・・」

南「あ・・・あか・・ね」

俺は脱力感をおぼえた・・・

詩子「この人・・・誰?茜の知り合い?」

南「・・・」

澪『誰なの?』

茜「・・・」

怪訝な表情・・・

南「ごめん、人違いだった・・・」

俺は早くここからいなくなりたかった・・・

茜に・・・

(あなた誰ですか?)

・・・と言われる前に・・・

だけど・・・

茜「あなた誰ですか?」

南「え・・・?」

俺は走り出していた・・・誰もいない場所へ・・・





『君は、茜が今どうなっているのか知っているのか?』

浩平『どういうことだ?』

『何も知らないのか・・・君のせいで・・・』

『君のせいで茜が・・・茜だけでなく・・・まわりの人たちも・・・』

浩平『・・・』

『君にひとつ聞きたい』

浩平『・・・』

『君は茜をどう思っているんだ・・・』

浩平『俺は・・・』





無意識だった・・・いや・・・意識したのかもしれない・・・

俺はこの場所に来ていた・・・茜と初めて会った場所に・・・あの悲しげな場所に・・・

でも・・・

南「家が立つのか・・・この空き地は・・・」

茜との繋がりが全てなくなった気がした・・・

でもただ一つあれだけは・・・

・・・・・

詩子「ねえー茜、あれから沢口君、学校に来てないんだって?」

茜「はい・・・」

詩子「ちょっとやりすぎたかな」

茜「そうですか?」

澪『そんなことないの』

茜「だそうです・・・」

詩子「・・・茜・・・何か変わったね・・・」

茜「はい・・・」

・・・私は確かな確信があった・・・浩平が帰ってくる・・・

だから・・・南には悪いけど・・・

詩子「・・・茜?」

・・・

南「ふふふ」

俺は、ある計画を建てた・・・

茜を手に入れるために・・・

(続く)

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お久しぶりです。T.Kameで〜〜す。覚えてますか?
初めての方は、初めましてです・・・
あと1話で終わる予定です。
誰が主人公なんだろう?この頃ホントそう思います。
自分の文章力の無さを痛感しますね(涙)
っで次回作を考えました・・・
名付けて「名前しか出てこない可哀相な役に光を・・・」
をモットーに・・・
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感想です・・・一週間位なのにいっぱいたまりますね(汗)

天ノ月紘姫さま
息抜きですか・・・
いいですね、息抜きでもすごくおもしろいです。
ご飯に練乳・・・考えたくない・・・

KOHさま
−6−
七瀬に救われる浩平よかったね・・・いや・・・よくないか(笑)
柚木には災難でしたね・・・(苦笑)
今度はスキー旅行ですね(笑)
−5−
瑞佳・・・君がそんな娘だったなんて残念だ<どういう意味だ
そんな分けないですよね?
−4−
深山さんの心境複雑ですね・・・
やはり深山さんあってのみさき先輩って感じがしました

偽善者Zさま
繭〜がんばれよ僕が応援してるから(嬉しくないか・・・)
・・・七瀬は前回長刀をもって行ったんですよね。
でも使ってない、しかも居合の構え・・・長刀よどこへ行った・・・
浩平・茜・ハムスターの三角関係(笑)
なんかいけてる・・・最終回楽しみです

藤井勇気さま
シュン君との愛の楽園・・・それこそ永遠の世界だ(笑)
浩平・・・君はその気なのか?・・・

雫さま
母の愛に気づいた時、すでに母はいない・・・
悲しい・・・・悲しすぎる(T.T)

いけだものさま
茜との愛が深まってますね(笑)
次の栗拾い・・・浩平は逃げたけど結局やるんだろうな・・・・断れないって(笑)

いちごうさま
もう名前変わったんですか・・・ゴンザレス・・・次の名は・・・気になる・・・
別の意味で楽しみです・・・

よもすえさま
七瀬ってホント浮かばれない(南もだけど)
いいなぁ・・・こんな文章を考えられるようになりたい
アドバイスありがとうございます

だよだよ星人さま
みさき先輩太っちゃったんだ・・・
食べてばっかだからだよ(涙)

もうちゃん@さま
浩平いつか死にますね(笑)
瑞佳の意味深なセリフ気になります

ここにあるよ?さま
茜の早食い見てみたいです

GOMIMUSIさま
大作お疲れさまでした
結局浩平を連れ戻したのは6人全員だったんですね
でも感動しました
いつか僕もこういう大作を・・・

ふう・・・次回ラストです
茜は幸せにします。南君は・・・やすらかに・・・
南「ちょっと待て」
皆さん感想やアドバイスありがとうございます
がんばりますんで
それでは・・・