The Third Child 投稿者: T.Kame

どうもです。T.Kameです。
やっと4回目です。それではどうぞ
注・・・多分、前回を読んでないと、わけわかんないと思います。
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『そして・・・あいつを待っているんだろうな』

(あいつ)

『茜をこんなふうにしてしまった奴・・・』

(・・・)

『唯一・・・僕が茜をまかせてもいいと思う奴・・・憎むべき相手・・・』





詩子「茜、久しぶり」

茜「・・・昨日も会いました」

詩子「そうだっけ?」

茜「はい・・・」

茜「今日は何の用ですか?」

詩子「茜・・・大丈夫?」

茜「はい?」

詩子「明日、クリスマスパーティーやるって前から言ってたじゃない」

茜「そうでしたか」

詩子「そうよ、私と茜と澪ちゃんで去年と同じようにね」

茜「・・・」

・・・去年と同じ・・・違う・・・

詩子「茜?」

詩子「本当に大丈夫?」

茜「はい」

詩子「あ、そうそう、澪ちゃんにね、どこでやろうか聞いたらね。去年やった場所がいいって」

詩子「でも・・・去年どこでやったか、茜覚えてる?」

茜「・・・はい」

詩子「良かったー・・・じゃあ、場所は茜にまかせるね」

茜「・・・はい・・・・でも・・・」

詩子「ん?何か言った?」

茜「いえ・・・」

詩子「それじゃ、また明日ここで3人で待ち合わせね」

茜「はい」

詩子「それと・・・茜・・・元気出してね、この所元気がないみたいだから」

茜「・・・」



南「茜が元気ない?なんで?」

南「・・・そうか!!」



その夜・・・

茜「もしもし、折原さんのお宅ですか?」

『はい、もしかして茜ちゃん?』

茜「はい・・・あの時は、本当にありがとうございました・・・」

『いいのよ、もう気にしなくて・・・それに今の言葉もう何回も言ってるよ』

茜「はい・・・」

『今日は何?』

茜「明日、クリスマスパーティーをやるんです。よろしければお宅をお借りしたいんですけど・・・」

『いいよ、空き家みたいなものだけど』

茜「ありがとうございます・・・」

『いいのよべつに、それじゃ明日』

茜「お休みなさい」

がちゃん

・・・

プルルルルル プルルルルル

茜「里村です・・・」

南「茜、俺」

茜「誰?」

南「お、俺だよ、南」

茜「用件はなんですか?」

南「茜、元気ないみたいだから・・・その・・・デートをな・・・」

茜「嫌です」

南「そ、そんなすぐにいわなくても・・・」

茜「嫌です」

南「ただ・・・山葉堂に新製品ができたらしいんだ・・・」

茜「行きます」

南「じゃあ、あさって、あの人形がある店で」

茜「おやすみなさい」

がちゃん

南「時間は・・・え?」

ツーツー

南「ひどい・・・」




茜「新製品・・・楽しみです」





『オリハラコウヘイ・・・僕が憎むべき相手』

(オリハラコウヘイ?・・・その人が、この事の始まりなの?)

『始まりは僕さ・・・』

(・・・)

『でも、ぼくはこの世界に来るときには、すでに茜の気持ち答えてなかった・・・
 いや・・・こたえるつもりがなかったんだ』

『だから・・・願ったんだ、彼女が幸せになるように・・・僕の分も幸せになるように・・・』

(それって、責任から逃げてるだけだよ)

『そう・・か・・』

(あなたは・・・その人に会いに行くべきなんだよ・・・向こうの世界に帰る前に・・・)





翌日

南「茜、こんな所で何してんだ?」

茜「用があるの?」

南「いや、俺にはないな」

茜「私にはあります」

茜「・・・さよなら」

南「って、茜〜っ」

じ〜〜〜〜 避難の視線

詩子「ん?澪ちゃんどうしたの?」

澪『またいるの』

詩子「誰が?あっ、茜」

茜「詩子・・・」

詩子「そこの人、誰?茜の知り合い?」

澪『いつもつけてるの』

茜「クラスメートの南です」

南「どうも、南です」

じ〜〜〜〜〜〜〜 避難の視線×2

詩子「えっと、沢口君だっけ?」

南「誰だよ沢口って?」

詩子「ごめんね、私たちこれからクリスマスパーティーするのじゃーね。沢口君」

南「だから、誰だよ沢口って」

南「あっ、お前か去年机を何段つめるかって挑戦してたのは」

じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 避難の視線×3

澪『この人おかしいの』

詩子「じゃあね沢口君」

南「だから誰だよ」

澪『うるさいからもういうの』

茜「行きましょう」

・・・

詩子「茜?、あれ?あんたのおかげいなくなったじゃない沢口」

南「だから誰だよ〜〜〜〜〜〜っ」

・・・

由紀子「いらっしゃい茜ちゃん」

茜「おじゃまします・・・」

由紀子「私はちょっと出かけてくるから、好きにしていいわよ」

茜「はい」

・・・一年ぶりの家、何も変わってない、変わったといえばあの人の部屋が・・・

詩子「ひどいよ、茜、置いていくなんて・・・」

茜「そういえば、南どうしました?」

詩子「ひとりで騒いでたから置いてきたわ」

澪『〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜』

ぱたん す〜す〜

詩子「なんて書いてるの?ヒック」

茜「・・・あの人嫌なの・・・だそうです」

詩子「よく読めるわね。ヒック」

茜「そうですか?」

・・・

南「しまった・・・明日の時間いい忘れた・・・」

・・・

そしてまた翌日

南「まぁ、朝からずっとここで待ってれば、茜も来るだろう」

・・・

2時間後

・・・

南「ま、もうそろそろ来るだろう」

・・・

6時間後

・・・

南「うそだろ・・・」

・・・

10時間後

・・・

南「ひどい・・・ひどすぎる・・・あかね・・・」

・・・

茜「新製品おいしいです」

澪『おいしいの』

詩子「なにこれ?辛すぎるわよ・・・」

(続く)

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ふぃ〜終わった
南「ちょっとまったT.Kame」
T.Kame「南君か何のようだ?」
南「話が違うぞ、俺と茜のらぶらぶコメディーじゃないのか」
T.Kame「違う・・・」
南「・・・詐欺師ー」
T.Kame「おまえ詩子入ってるぞって、僕はそれ所ではない」
T.Kame「ホームページのリニューアルおめでとうございます」
南「おめでとー」
T.Kame「SSのコーナ続けてくださいね」
南「そうしないとせっかくのデビューがむだになるからな」
T.Kame「うるさい・・・次回からおぼえてろ・・・」
南「・・・(しまった)」
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感想書きます

いけだものさま
乙女の道は厳しいですね
でもこの七瀬、英語の発表は「三人のチアガールに一団が壊滅させられた」と答えたのでしょうか

スライムさま
まず復活おめでとうございます。
・・・瑞佳お前は幸せだったのか?

KOHさま
僕が詩子を書いて思ったんですが・・・
詩子って表現するの難しくありませんか?
でも、うまく表現されていてうらやましいです。でも詩子みじめだ(まるで南のように・・・(笑))

まてつやさま
この話続けるんですよね?
つづけてほしいです。(僕には到底書けないから・・・(涙))
お願いします・・・

偽善者Zさま
繭がんばれ、七瀬の薙刀姿・・・似合ってそうで怖い・・・
”もしかしてあれは滅亡したハムスター文明の偶像なのだろうか”
この言葉きにいりました
同時平行でがんばってください。楽しみにしてます。

もうちゃん@さま
みさき先輩が最後に投げた球・・・
ぜひ名前を教えてください・・・
でもこれって実は現実の世界と変わってませんよね?(瑞佳と住んでいる事以外・・・)

静村 幸さま
地元紹介かぁ〜いいですね
僕もやってみようかな?(横浜の)
農家の皆様気の毒でしたね・・・(苦笑)

よもすえさま
・・・理解できない・・・難しすぎる・・・・
あと2、3回はよみかえさなくては・・・(反省)

雫さま
茜ちゃん軍団・・・実は最弱?
それにも負けない髭はえらい?
500円か・・・さすがにここまでは・・・

さてと、ホームページがリニューアルされたんでこのコーナーどうなるんだろう。(不安です)
それと、南くんをぜひ一行だけでも使ってください。お願いします・・・
それでは・・・