今日も瑞佳は朝に弱い幼馴染みを起こしに来ていた。
「浩平、おきなよ。遅刻しちゃうよ」
「うー、長森か。今日は学校は休みだろ」
「違うよ、今日は水曜日だもん、学校はあるよ」
「いや、確か今日は創立記念日だ」
「違うよ、創立記念日は来月だよ。それにうちは創立記念日は休みじゃないもん」
「そうだったか・・・」
「そうだよ、だから早く起きてよ。私まで遅刻しちゃうよ」
そう言って長森は俺を急かしている。
別に遅刻してもいいじゃないか、という理屈は通用しない。
まあ、当たり前だが。
「浩平、早くしてよ」
「そんなに急ぐんだったら一人で行けばいいじゃないか」
「そんな事できないよ、浩平心配だもん」
「あ、そう」
こんなつまらない事で貴重な時間を使いたくなかった俺は、
昨日から考えていた対長森用の秘密兵器(要するに黙らせる)を
持ち出した。
「なあ、長森。ちょっと聞きたい事があるんだが」
「何、そんなの学校に行きながらでいいじゃない、遅刻しちゃうよ」
「いや、そうなんだが、それにも関係のある事なんだ」
「うん、わかったよ。なんでも聞くから早く言ってよ」
「じゃあ、聞くがどうして俺は学校に行かなくちゃならないんだ。
学生だから、とか言う答えは無しだぞ」
「浩平そんな事が聞きたかったの」
「まあな」
「じゃあ、教えてあげるよ」
と、そこで一息入れてから、長森は言った。
「学校が来てくれないから」(ニヤリ)
★後書
感想書きたかっただけなんですよ。いや、ほんと、マジで。
感想だけ書くのもなんなんで、とりあえず何か書いとこうと
思いながら、なかなか書けず。感想も書けず。
★と、いう事でやっと感想
なんか重いのかプロバが悪いのか、繋がらないんで、一部。
ここにあるよ?さん
茜カレーは食べたいですよ。甘くなければのはなしですけど。
失礼ですが今回のは短くないですか。もうちょっと書いて欲しかったな。
なれなれしいですね、ごめんなさい。
天ノ月紘姫【DTK02】さん
爆発七瀬が男らしくってすてきです。
さりげなくわさびを渡してる澪も結構凄いかも。
藤井勇気さん
なんで謝るんですか、別に反則じゃあないと思いますよ。
繭ママの義理の親子ゆえの苦悩を描いた前回と、今回の
繭との交流はいい話だと思います。
★ここを御覧の皆さんへ
感想だけ書いちゃまずいですか、やっぱり。
でもそうしないと感想を書くタイミングを逸しちゃうんですよ。
だから、SSのネタが浮かばない時、感想だけ書きたいんですけど、
みなさんどう思われます?http://home4.highway.ne.jp/ayu0912/