D.S chapter.2 投稿者: GOMIMUSI
  act5


「ヴァーミリオンに、会った…?」
 ジュールは、しばらく自分の耳を疑うような顔をしていた。
「この街にいるのか?」
「ああ、いる」
 短く答えて、コウはいすにどっかりと腰をおろす。
「あのおてんば、人の家の窓をずいぶん風通しがいいようにしてくれたよ」
「なんだ、そりゃ」
「いや。それはともかくとしてだ、そういうわけでそいつの今いる場所を探って欲しいんだ。本人とその連れの、特徴を教えるから」
「そりゃ…かまわないんだが」
 ジュールは歯切れの悪い声でぼそぼそと言った。コウは首を傾げる。
「おい、ヴァーミリオンの居場所が分かったっていうのに、ずいぶん浮かない顔だな?」
「ああ。今ちょうど、マスターのほうからも依頼がきているんだ」
「ジュールが直接調べなければならないことなのか?」
 コウは驚いたように目を見開いた。
「それはまた…ずいぶん珍しいことだな」
「ああ、異例といえば異例だな。あのマスターもこき使ってくれる…」
 苦笑いしてこぼすジュール。だが、それほどいやがっている顔ではない。
「で、どんな内容だ? っと、これは聞かない方がいいのか」
 急いで自分の口を押さえるコウ。そのコウの顔を見ながら、ジュールは少し考える素振りを見せた。やがて、あっさりとジュールは言った。
「…そうだな、話そう」
「へ? って、いいのかよ」
 その簡単さに、コウのほうが驚いた。彼らの仕事は、秘密厳守が鉄則ではなかったのか。
「おまえの口の堅さは分かってるからな、話さないのと同じことだ。それに、ちょっと気になることもある…意見が聞きたい」
 いつになくまじめな顔のジュール。その雰囲気に、コウも背筋を伸ばした。
「やっかいなのか」
「ああ。今調べているのはバルハラの、第二王子周辺だ」
 コウは眉をひそめた。
「バルハラの、王子…? どうして今さら、そんなことを調べる? 取引の材料にでも、しようってのか?」
「さあな。それは分からんが…マスターは、妙にそのことに執着している。ミグ・サザンクロス、サザンクロス王朝十六代国王、ガイウス・サザンクロスの第二王子。しかし、兄弟姉妹の存在については、いっさい不明…」
「…なに?」
 不意に、コウの顔がこわばった。
「その…存在不明ってのはどういうことだ? 第二王子なんだから、兄がいるはずなんだろ。それが、いないってのか?」
「そうだ、ざっと調べたが…この王子さんは恐ろしく不透明な人だ。いったいどうやってこんな見事に痕跡を消せるのかっていうくらい、その兄弟筋については記録が抹消されている。おかしいじゃないか? 第二王子っていう事実だけ残っていて、それ以外みんな白紙なんだ。だったらなんで、最初から第一王子を名乗らせなかったんだろうな?」
 ジュールは肩をすくめて、両手を開いて見せた。
「…あるいは、いたはずのものがいなくなったか」
「なに?」
「いや…なんでもない」
 コウは首を振った。どう見ても、なんでもないという表情ではなかったが。
「続けてくれ」
「あ、ああ。…といっても、本当にでてこない以上話せることってのもそんなにないんだ。知っての通り、この王子は一人で国が戦争することに反対しているから、完璧に浮き上がっちまっている。孤立無援、事実上の軟禁状態だ。あとは、本人のところへ直接出かけていって、話を聞くくらいしか方法がない」
「それをしようってのか」
「ま、それは最後の手段だがな。今のところ、マスターから指示も出ていないしな」
「そうか…」
 腕を組んで、考え込んでいるコウ。そのいつにない、ひどく真剣な表情を見ていて、ジュールはふと何かを思い出しかけた。
「なあ、コウ。おまえ…」
「ん?」
「…いや。けど、さっきの話、ヴァーミリオンのほうをほっとくわけにもいかないよな」
「いいよ、そっちは。ジュールはそのままマスターの仕事を続けてくれ。こっちは何とか、自分たちでやってみる」
「そうか? あまり人手は割けないが、回せないわけじゃないぞ?」
「ありがたいが、遠慮しておく。俺は人を使うのは苦手だからな」
 軽く笑って、コウは立ち上がった。
「ああ、コウ」
 店を出ようとするコウの背中に、ジュールは声をかけた。
「なんだ?」
「しばらく忙しくなるから、店は閉めると思う。…連絡方法は、今まで通りで。それと、アクアさんによろしく」
「あ、ああ…」
 最後の、アクアさんによろしく、はいつもの挨拶のようなもの。だが、そのときのコウには、ジュールが違う意味で言っているように思えた。


 窓から見える街の光景。
 ひどく静かで、息をひそめているように寒々しい…それは、戦乱の予感におびえる、人々の息づかい。
 情報はあまり入ってこない。だが、バルハラはそろそろ軍を進めてくるはず。
 視線を遠くに向ける。木々から立ち上る霞のような空気が、青く天と地の接する線を染めている。その向こう、遠くバルハラがある…彼女の、故郷。
「はい、終わったよ」
 突然、背後から声がかけられた。シトローネが、アリザの長い金色の髪から手を離したところだった。
「…ありがとう」
 アリザは編み上げられた自分の髪に触れ、あるかなしかの微笑を浮かべた。
 貴族的な編み方ではない。簡単に三つ編みにしただけ。でも、手の込んだ肩の凝りそうな髪型よりは、こうしてシトローネが不器用に編んでくれる髪のほうがアリザは好きだ。
「あ」
 アリザの肩越しに窓の外を見たシトローネが、突然声をあげた。
「ね、あの子。なんだかかわいいよね」
 そう言われて、下の方を見る。と、アリザは目を見開いた。
 頭に大きな飾りを着けた、小柄な少女。短い髪、手にした石板…間違いない。
「マイオ、さん…」
「え? あの子知ってるの?」
 シトローネが怪訝そうに訊ねる。アリザはそれに、複雑な顔で答えた。
「先日、騒ぎを起こした先の家の人です」
「ああ、あのコウって人の家?」
 アリザはうなずいた。その間も、目は下の方を見ている。
「何しているのかな?」
 シトローネもアリザと同じ疑問を持ったようだ。人通りのほとんどない街で、マイオは小走りに家から家を訪ねては何かを探しているようだ。その表情は真剣というより、今にも泣き出しそうな悲壮感がある。
 やがて、彼女はアリザ達が泊まっている宿の前に立った。女将が、それに応対しているようだ。石板に書いた文字を見せながら、身振り手振りを交えて何か説明しようとしている。
 やがて、女将の指がまっすぐにアリザ達のいる部屋に向けられた。それにつられるように、マイオもこちらを見る。
「あ…」
 シトローネが小さく声をあげた。視線がぶつかり合った瞬間、マイオの顔が、ぱあっと輝くような笑顔に変わったのだ。その場でぴょんぴょんと飛び跳ねながら、手にした石板を振り回す。アリザ達を探していたらしい。…とても嬉しそうだった。


「どうして…」
 アリザの声は冷たかった。異様に、冷え冷えとしていた。
「どうして、こんなところに来たのですか」
 マイオは部屋の床に、直接座ってアリザを見上げていた。非難の眼差しを受け止めて…その目には、一点の曇りもない。
「あの男の人…コウに、頼まれたのですか?」
 声を持たない少女に、アリザは続けて詰問する。
「私が、炎舞羅を持っているから。だから、見張る必要があるとでも?」
「………」
 ふるふる、とマイオは首を振った。石板を手にして、チョークを走らせる
『心配していたの』
 黒い表面につづられる、文字。
『あの人、あなたを心配していたの。さみしそうだって』
「…さみしそう?」
 読みとった言葉を、そのまま疑問形にして繰り返す。マイオは、こっくりとうなずいた。
「マイオちゃんも、心配してくれたんだ?」
 シトローネが、嬉しそうな声で言った。マイオを部屋に入れたのは、彼女だった。
「………よけいなお世話です」
 かすれた、弱々しい声でアリザは吐き捨てるように言った。
「アリザ…」
「そんなの…よりによって、あなたが伝えに来ることなんてないでしょう。この世界で本当に一人になってしまったあなたが、私なんかにかまいつけることなんてないでしょう…!!」
 びくっ、とマイオが身じろいだ。
 両手を強く握りしめて、かすかに肩をふるわせる…でも、泣かない。
 相手のほうがつらいと分かっているから。だから、涙を見せることなどできない。
「帰って、ください…」
 ようやく聞き取れるような声で、アリザはそう言った。はっきりとした拒絶に、マイオはゆっくりと顔を上げ、立ち上がると、静かに頭を下げた。
 そして、ドアに向かって歩いていく。
「あ…マイオちゃん!」
 やや呆然としていた、シトローネがそれを追いかける。ドアを出て数歩のところで追いついた。
「マイオちゃん、ごめん…ごめんね」
 マイオはシトローネを見上げて、静かに首を振って見せた。ちょっと泣きそうな目だったが、それでも穏やかにほほえんで。
「あの子、昔からああだから…人が嫌い、っていうわけじゃないのよね。でも、どうしても遠ざけてしまって…」
 従姉妹のために、精一杯弁解しようとするシトローネを見上げて、マイオは首を傾げていた。深い色の目が、何か考えに沈んでいることを示している。
「なに?」
 シトローネが気づいて問いかけると、石板を取り出した。
『あの人、何をなくしたの?』
「………」
 なぜ、という疑問は意味がない。彼女は地族なのだ。人より遙かに長い時を生きてきて…しかも、その時間を誰かの傷をいやすためだけに使う。そんな、誰よりもお人好しな生き物。
「残念だけど、知らない。私にも話してくれないんだよね」
「………」
「私も、聞かないことにしてる。ほら、思い出したくないことってあるし…ね」
 マイオは石板を持った手を、だらりと下げてうつむいてしまった。
「…マイオちゃん?」
 シトローネが顔をのぞき込もうとする。その瞬間、ぱっとマイオは顔をあげ、また深く身体を折るようにして頭を下げた。
「あ、ええと…じゃあね」
 ひらひらと手を振るシトローネに、ぶんぶんと石板を振って見せながら、マイオは走り去っていった。
「ふう…」
 ため息をついて、肩を叩きながら部屋に戻る。妙に疲れていた。
「アリザ、あれじゃかわいそうだよ…どうしたの?」
 アリザはベッドの上に座って、顔を伏せていた。肩がふるえている。
「泣いてるの?」
 近くに寄って、しゃがみ込む。大きなふたつの目から、確かに涙が流れていた。
「アリザ…」
「………どうしても、見つからないんです」
「見つからない…? 何が?」
「あの、剣が…見つからないんです。あれがある限り、私は…」
 声を詰まらせ、ベッドに身を投げ出す。
「こんなこと、なかった…どこにあっても、その存在を感じることはできたのに…近くにあれば、分かったのに。でも、もう…何も、分からない…」
「アリザ…」
 困惑しながら、シトローネはアリザの髪をなでる。アリザは枕に顔を埋めて、泣き続けていた。


 部屋の外で、彼女はふう、と大きく息をついた。
「まいったなあ…」
 声を出さず、唇の動きだけで感想をつぶやいた。これでは…ひどいことをしているようではないか。
「ひどい、のよね。やっぱり…」
 少女が泣き続ける部屋の前を離れ、彼女は一階へ下りていった。さらに廊下を歩いて、一番奥にある部屋に向かう。
 一呼吸置いてから、とんとん、とノックをした。
「はい」
 少し張りつめた感じのある、透明な声が返った。ドアを開けると、白い夜着に身を包んだ青年がベッドの上からドアのほうを見つめていた。
「具合はどう? どこか痛まない?」
 問いかけると、青年は静かに目礼した。
「いえ、気分はいいです…ありがとうございました、助けていただいて」
「いいのよ、そんなこと。あそこで会ったのも、縁だったと思ってるし…」
 この女性的な面差しの青年は、街の西にある門、水影門の前で倒れているところを彼女が見つけ、部屋に運んだのだった。身体には無数の傷があり、どこかにひどく打ち付けたらしい怪我もしていた。
 彼が抱きかかえるようにして手放そうとしなかった青い剣は、ベッドのすぐそばに立てかけてある。
「街のはずれで、ちょっとした爆発騒ぎがあったわよね…あの時怪我をしたの?」
 探りを入れると、青年はふっと表情を固くして口をつぐんだ。
「詮索はしないけど。あそこから水影門まで、だいぶ距離があるじゃない。よくあの怪我で歩けたわねえ」
 ごく自然な、柔らかい声で彼女はそう言った。わずかに、青年の顔から警戒心が薄れる。
「僕は…しぶといですから」
「それはいいことだわ。あきらめなければ何かが残るもの。簡単に捨てたら、後悔が残るわ…どんな結果に終わっても」
 夜着の上を脱がせて、水に浸したタオルで身体を拭い、傷に当てた膏薬を替える。
「………」
「と、怪我人相手になに説教臭いこと言ってるんでしょうね、このおばさんは…じゃあ、食事持ってくるまでもう少しおとなしくしていてね」
「はい」
 一通り手当を終えて、彼女は部屋を出た。ドアを閉めたところで、ふと立ち止まる。
「結界の状態は良好…と。もうしばらく気づかないでいてくれるといいんだけど」
 ドアに背を向けながら、また声もなくつぶやく。
「お互いに、ね」


 コウとマイオは、差し向かいで石板を挟んでいた。書いては消し、消しては書いてマイオが説明を終えると、コウは深くうなずいた。
「そうか…分かった」
 くしゃり、とマイオの頭に手を置いて、短く切られた髪をなでる。マイオは猫のように肩をすくめて、くすぐったそうな顔をした。
「しょうがないさ。身体の傷と違って、心は見えないんだ。おまえの治癒魔法も使えない…やっかいだよな、まったく」
 そのやりとりを見ながら、かたわらでいらだたしげにしていたルウが口を挟む。
「ねえ、それで、炎舞羅は?」
 そのときの、きょとんとしたコウの顔はルウの脳裏に残った。
「炎舞羅?」
「ちょっと…ヴァーミリオンて呼ばれているあの子が、炎舞羅を持っているんじゃないの? それを確認しないで、一体何をしていたのよ?」
「ああ…そうか、ルウは炎舞羅に用があるんだったな」
 今さらのように気づいた、という感じだった。当然、ルウは切れた。
「あ・ん・た・ねぇ〜〜〜〜っっ!!」
「な、なんだよ?」
 突然怒りだしたルウに戸惑うコウ。
「状況ってもんを考えなさいよ! この世の終わりなのよ、終末なのよ、ハルマゲドンなのよ、ラグナロクなのよ! のんきにも、ほどってもんがあるじゃない!」
「…剣士にしちゃ、語彙が豊富だな」
「ほっといてよ! それより、魔剣がないとどうしようもないんでしょ、どうするのよ?」
「どうするって、どうしようもないだろ? 氷禍魅を持っているのはおまえの兄貴なんだから。向こうが動かないと…」
「だったら、炎舞羅のほうをどうにかしようとは思わないの?」
「それはいいんじゃないのか? ミスティさんが言ってただろ、炎舞羅はないことにして考えるって」
「………」
 不自然な沈黙のあと、ルウはぷいと背中を向けて部屋を出た。また裏庭で剣を振り回し、憂さ晴らしをするのだろう。
「だって…しかたないじゃないか、なあ?」
 がりがりと頭をかいて、コウはため息をつく。その袖を、マイオがくいくいと引っ張っていた。
「あん? …ああ、いいよ。居場所のことは言わなくて。そのうちまた会えるからさ…」


 力任せに振った剣が、人の胴ほどの木に半ばまで食い込み、とまった。両断できなかったことで、よけいにいらだちが募る。
(力が入りすぎているか…あたしもまだまだってことかな)
 刃を折らないように、慎重に剣を引き抜くと、窓からの薄明かりにかざしてみた。幸い、刃こぼれはほとんどない。
 正確には、剣ではなく、刀。緩やかに湾曲した片刃。それは彼女の国では、一般的な武器だった。切れ味は鋭く、特に肉を…人を切り裂くことに適した武器だ。以前は、そのことに嫌悪感を抱いていたこともあった。
「ルウさん」
 背後からの声に、振り返る。淡い月明かりに浮き上がるように…アクアが立っていた。
「コウのこと…怒らないでね」
「って、いっても…」
 渋い顔をするルウに、アクアは穏やかに言った。
「あの人…アリザさん、ね。昔のコウに似ているの」
「………」
「きっと、ほっとけないんだと思う。だから、今だけ…」
「その今が重要なんじゃない」
 ルウは深くため息を吐きながら言った。
「バルハラは攻めてくる、世界は破滅に向かっている…他のことに気を取られていい状況じゃないよ。おかしいよ」
「うん…でも」
 アクアは笑って言った。
「そこであの人を放っておけるようなら、そんなのコウじゃないもん」
「………ったく」
 毒づいて、ひゅん、と鋭く剣を振る。やや右上がりに走った刃が、今度は見事に木を斬り倒していた。
 ――だけど。
 ふと、アクアは胸の奥に声を聞く。
 ――本当はおもしろくないんでしょう。あなたはいつも、あの人だけ見ていたから。
(だって、コウはわたしを見ていない)
 ――本心じゃないでしょう。あの人は、あなたをとても大切に思っている、とても。
(だけど負担にしかなれない。そんなのつらいよ)
 ――それなら、さっさと離れてしまえばよかったのに。できないなら、言えばいいのに。私のことも、全部。
(駄目…駄目。できないよ。そんなこと、わたしにはできない…)
「アクア?」
 はっと我に返ると、ルウが間近で怪訝な顔をしていた。
「な、なに?」
「顔色、悪いよ…大丈夫?」
「う…うん。平気だから」


 その日の夜。
 バルハラはスバルに第一陣を送った。戦端が開かれるまで、もう時はない。

**********
――やばい。
美沙「落ちてるわね、ペースも、テンションも」
――ついでに質も。
美沙「ま、もともと行き当たりばったりに書いていたし。予想はついたけど」
――はうう。
美沙「ところで、ねえ。宿屋の女将さんだけど…」
――初登場時の形容を考えてもらえれば、小説、特に二巻読んだ人には分かるんじゃないかと…。
美沙「今さら誰が覚えてるっていうの、そんなの」
――だったら、HPに来てもらえれば…。
美沙「宣伝? それって…」

>シン様
ええと、一番気にかかったところが…みずかが漢字を使えるってところ(笑)。
瑞佳はどんなになっても、浩平を覚えているわけね…さすが。

>吉田樹様
こういうオチかいっ。………僕も蛍姉様のぼけっぷりは嫌いじゃないけど。
そうか、桑原裕児君ははかなくなっちゃったのね…合掌。

>狂税炉様
いや、なんとなく、この「あーる」ってつく言い回し、気に入りました。
茜は今日も元気です!! という結びの一言がポイント高い。

>PELSONA様
貞子って知らないです…ホラーものって好きじゃないから、全然見ないんだよね。
髪の毛が動く茜って、なんだか本当にありそうで…冗談だけど。

>Sasho様
茜が常識人っぽくて、ちょっと違和感(失礼!)
浩平と詩子はあいそうな、あわなさそうな…複雑。

 長らくお待たせしました。これでchapter.2は終わりです。これでやっと、全体の三分の一程度…はあ。早い人ってどうしてあんなに早く書けるんだろう?
 次の主役はアリザかマイオかでかなり悩みましたが、どうもアクアになりそうな雰囲気。タイトルはDeep Sleep…たぶん。バルハラとの戦争、ちゃっちゃと進めて次へいきたいところです。
 今回はここまでです。またお会いしましょう。ではでは。

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/4203/