○○○エターナル 投稿者: GOMIMUSI
キャスト
 七瀬留美
 折原浩平
 長森瑞佳
 椎名繭
 川名みさき
 上月澪
 里村茜
 他

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 それは時の流れの果て、忘れられた世界の物語。

 すべてが滅びに向かうなかで、人はその営みを続ける。この世の果てとも言われる、サイファの国においても。

 そしてそこの港に、澄んだ目をした一人の少女が降り立つ。

 魔物たちの跋扈する暗黒大陸。そこに集うものたちが求める、永遠の命。

「ルウ? 男の名だな」
「女を捨てたのよ、あたしは…」

 魔剣・焔舞羅(ほむら)を探求する旅は己のためにあらず。その美貌と若さにも関わらず、大切なもののためにあえて修羅の道を選んだ女剣士、フラウ・ルウ・ミイ。

「ばっ…馬鹿な!! 鋼の大扉を、素手で!?」
「気に入らねえんだよっ、てめえらのやり方はぁっ!!!」

 ひとたび怒りに身を任せれば、その破壊は止まらない。家族を失い、幼くして死ぬはずだった身を、幻獣士に拾われて獣魔の力とともによみがえった狂戦士、コウ・フラットフィールド。

「あんた、それだけの力があるのに…」
「力って、戦うためだけに使うものじゃないよ?」

 天の理によって自然の力を借りる。母親より幻獣士の血を受け継いで、八頭の幻獣を使役するコウの幼なじみ、アクア・ロングウッド。

「てめえ、なんでその魔物をかばいやがる!」
「命は、命。死ぬのが当然の命なんて、ひとつもない」

 変幻自在、命あるものすべてと心を通わせる。野生に生き、その厳しさもぬくもりも誰よりよく知っている娘、シィナ・ミウ。

「おごってくれたら、いいこと教えるよ?」
「…って、あんたまだ食べるつもり?」

 盲目でありながら、巫女の最高位にまで上り詰めた神童。底知れない英知と食欲を秘めた未来視(さきみ)の少女、ミスティ・アークケープ。

「………………」
「…そうね。心はちゃんと伝わる。どんな形でも…」

 たとえ言葉を失っても、笑顔はなくさない。治癒の力に長けた地族の娘、マイオ・ムーンライズ。

「あなたには、恐れというものがないのですか。それとも、決して死なないという自信でもあるのですか?
「あたしは…そんなのじゃない。ただ、あたしみたいな人を、これ以上見たくないだけよ…」

 その本名も、素性も知る者はない。ただ、かつて一万の軍を一人で壊滅させ、その血で戦場を茜色に染めたという事実のみがある。氷の仮面に素顔を隠し、己の力を封じてさすらう破軍の魔女、ヴァーミリオン。

 そして、赤い月がすべてを見ていた。

 タクティクスメモリアルバージョン、「エターナルライト」
 Coming soon!

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本気にしないでください(笑)。
別に続きはありません。突然こーゆーのを書いてみたくなっただけ。元ネタは某ファルコムのアクションRPG、テイストとしてだよだよ星人さんの大作をちょっとだけ、あとはどこぞのファンタジー系から引っ張ってきたネタをぶちこんだらこうなりました。
繰り返しますが続きはありません。だって、アクションが書けないから…だったら、何でこんなの書いたかというと、追想迷宮の話が煮詰まっていて…。

>天王寺澪様
七瀬の話…ですか。いじらしいです。どこか、瑞佳っぽいところもありますね。…待ち続けた長さを考えると…。

>偽善者Z様
住井が切れるのって珍しいんじゃないですか? だけど、確かに悲惨ではある…。
浩平は、住井のことなら忘れるかもしれない。ついうっかりと。

>ももも様
ええと…瑞佳とみさき先輩の空中戦の様子、想像しようとしたんですけど…できませんでした。やっぱり、レーザーは目から出るんでしょうか、ヘッドライトみたいに。

>スライム様
瑞佳を助けて、かっこいいシーンなのに、浩平は女装…。彼女…。やっぱり、CGは見たくないですっ(笑)。

>TSU(仮名)様
事細かにありがとうございました。以後気をつけます。でも、確かに音符が使えないっていうのは寂しいかも…。

>スライムベス様
ややこしいけど、別の方の作品ということで。浩平の複雑な心境が伝わります。ところで、由依や晴香が別の学校の生徒なら、食堂の方々は?

>E−Linc様
浩平の母親については、僕のSSのなかでちょっとだけふれました。かなりアブナイ人になってしまいましたが…。こちらのお母さんは、戦うんですね。でも、やっぱりあまり明るい未来ではなさそう。

>かっぺえ様
これはゲーム中で風邪をひいた浩平の別バージョンでしょうか? つながりを見る限り、関係なさそうだけど。でも、瑞佳なら絶対浩平を見捨てたりはしないでしょう、口ではどう言っても。

>吉田 樹様
誰かこの南を止めろ(笑)。

>いけだもの様
学園祭…ひたすら、浩平と茜の仲がいい、という話でした。しかも、どんな妨害にも屈せず…。ごちそうさまでした。

>まてつや様
浩平はいい彼氏になれるなっ。そんな感じです。だけど、待っていた一年の時間が七瀬に残しているものって、大きいんでしょうねえ。

>雫様
深山さんが、みさき先輩を、ですか。でも小さな深山さんの正体って何でしょう。だいたい、彼女の言うことは本当のことなのか、虚構なのか…。本当だと嫌だな。
今、第二章読みました…はうっっ。

>秀さん(敬称略)
みさき先輩、目が見えるようになったら…。やっぱり気になりますね。でも、みさき先輩と浩平が惹かれあったことに、目が見えないことは関係ないですよね?

>将木我流 様
七瀬に同情票を入れます。これは絶対にかわいそうだ。…最後が本当に事故だった分よけいかわいそうだ。ああ…。ま、これでこそ七瀬という気もするが(笑)。

>いちごう様
目頭が、熱くなりました…。

今回書いたものについて、追補。女を捨てた、とか言ってる女性に限って妙に色香みたいなものを感じるのは僕だけじゃないはず。それと、アークケープっていうのは、訳すると「偉大な岬」です。…だから何だってわけでもないけど。偉大な胃袋の持ち主だし(笑)。
そんなわけで(どんなわけだか)、またお会いしましょう。ではでは。