日常ものがたり 第5話「恐怖の罠!」 投稿者: いちごう
〜あらすじ〜
 第4話まで読んでね!(笑) 「り〜ふ図書館」にあるよ♪


 長森と椎名に置き去りにされた後、通行人の冷ややかな視線を思いっきりあびたおれ
は2時間目の授業の時になって、ようやく学校に辿り着いた。

 「くそーーーっ、七瀬めっ!今度おまえの椅子に鉄パイプ仕込んでやるーーっ!!」
 「やめんかーーーーっ!!」
 「どわ!お、おまえまでおれの心が読めるようになったのか?」
 「思いっきり口に出しとるわっ!」
 「なに? それは盲点だった」
 などと、七瀬と遊んでる場合ではない。おれにはやらねばならない2つの使命がある
のだ! 一つは膝ロックシステムの解除! もう一つは長森の読心術の秘密を暴くこと
だ! 優先順位の高さでいったら‥‥‥‥

   1.膝ロックシステムの解除
   2.眠気予防策を考える

 やはりここは1かな?と、思いつつも七瀬の髪を手首に巻きつけてしまう〜〜〜。
 よし!完璧だっ!!
 ‥‥‥‥
 ‥‥‥‥
 ‥‥‥‥
 「ぐー」
 ‥‥‥‥
 ‥‥‥‥
 ‥‥‥‥
 「‥‥へい」
 「浩平!!」
 「んあ〜?」
 おれは、突然の長森の呼び声に起こされてしまった。
 「なに髭みたいな事いってるんだよ! もう5時間目だよ!」
 「んん〜〜、あと3秒‥‥って、なにーーーー?」
 おれの目の前には、してやったりの表情でこちらに振り向いている七瀬の姿があった。
 「七瀬、おまえ罠を外したなあ?」
 「罠だったんかいっ」
 ま、またしても七瀬にしてやられた‥‥。
 そうだ!こうなったら七瀬を利用してやるぞ!
 「おい七瀬!」
 「なによ?」
 「おまえ、おれの膝ロックシステム直せるか? 最近の乙女はメカにも通じていなけ
れば一人前とは言えないんだぞ」
 「簡単よ、そんなもの」
 「ほんとか? じゃ、さっそく頼む!」
 何だか知らないがラッキーと言っておこう。
 「ん、じゃあ住井、瑞佳、繭! ちょっと折原を抑えてて!」
 七瀬がそう言うと、三人は無言でおれを押さえつけた。
 「いくわよーーーーーっ!!」
 「まて七瀬! そんなに気合いれるものじゃ‥‥」
 「うりゃああああぁーーーーーーーーっ!!」
 「ま、待てえええぇーーーーーっ! そこはあああぁーーーーーーーーっ!!」


 「お!なかなかかっこいいぞ、折原」
 「うん、浩平に似合ってるよ」
 「みゅーーーーっ!」
 「ふう、我ながらうまくいったわ!」
 四人は満足げにおれを眺めている。
 「お、おまえら他人事だと思ってえええぇーーーーっ!」
 「だって他人事だもん」
 長森はにこにこしながら答えた。
 「これじゃ、インベーダーだああぁーーーーーーーーっ!!」

 そう言ったおれの腕には「肘ロックシステム」が追加されていた‥‥‥‥。


             お し ま い ♪

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 もはやおれの存在など忘れ去られてる気がするSSコーナーですが(苦笑)
 まあ、一応(笑) お待たせしましたあ〜♪
 日常シリーズ(といっても過去ログ消えてるぞ)第5話をお届けします♪
 とはいっても、本来の第5話を真っ二つに分断してしまったので、選択肢がうりの
日常シリーズなのに、今回は選択肢が一個所しかないです(涙)
 だけどいいかげん休んでる訳にいかないので急いで執筆しました(苦笑)しかも、
肘ロックシステムは即興で考えました(笑)
 クオリティーを求めるからいつまでも待つぞ!という奇特な方がいらっしゃいまし
たら、そのように感想くれませんかあ? そうすれば、安心して構想を練ってられます。

 <大雑把な感想>

 最近、ギャグSSが結構増えてきましたね(笑) よかよか(笑)

 ‥‥っていうか、掲載更新スピードが早くて、感想言いきれない(苦笑)
 じゃあ、最近の一編だけね(他の人はゆるしてえええ)

 *セラくん(さん、はいらないかな?)
  なかなかどうして素晴らしい作品でしたよ! これからも書くんでしょ?だけど
みさき先輩のアイスクリーム後みたいな、ちょっと心が痛いイベントは、ちょっと‥‥
って、ああ!うそです! 色々と書いてくださいいいぃぃぃっ!
 
 だけど、しっかり全員分読んでますよ! しかもみんなレベル高すぎ(苦笑)
 それじゃあ、つぎは第6話か****(笑)で会いましょう♪