いちにいさんしいしいなまゆ!  投稿者:矢田 洋


〜くりすますすぺしゃるばーじょん♪〜



 いち!

「おまえなぁ、椎名…。うんとおしゃれをしてこい、って言っただろう?」
「うん…」
「で、それか…?」
「(怒)とっておきだもぅん!!」
 ドガガガガガガガカガッ!!
「…ぐあっ、う、『馬乗りバルカンパンチ』とは…。やるな、椎名…」


 に!

「…あ、そうだ。それともう一つ」
 袋の奥から、何かを取り出す。
「灯りがつく物って、これしかなかったよ」
 それは、SMプレイに使うような真っ赤なロウソクだった。
「調教部屋にあった物なんだけど」
 案の定だった…やるな、長森のオヤジ。


 さん!

「…つけるぞ」
 なんとなく緊張する。
「…待って」
「どうした?」
「一応縛っておいた方がいいと思うよ」
「…そうだな」
 あんまり変わらないと思うが、一応こういうのはムードが大切だからな。
「…って、違うだろ先輩!」
 くそっ、これも長森がヘンな物を渡すからだ!!


 し!

 そしてそこに、あいつがいた。
「メリークリスマス」
 この寒い中、ずっとそこに立っていたのだ。
「さざなみ寮のみんな…良い子にしてたかな?」
「ばか、やばいぞ、そのネタは!」
「いや、いいんだよ、これで」
 …また他社ネタかよ…。



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ヨウ「メリークリスマス! ひそかに一ヶ月ぶりな≪ジークジオンな流離いの
   ときめきすと≫にしてひびきの高校電脳部部長、矢田洋です」
らな「パートナーの矢高らなです。まったく、感想も途中なら本来投稿予定の
   作品も書きかけで、よく顔が出せたわね」
ヨウ「いやまったく。とはいえ今日限りのネタだし、特別ということで」
らな「まあ、間に合わせで出来が悪いにしても、今日中に書けたことでチャラ
   にしてあげるわ。次こそもう少しはマシな作品書きなさいね」
ヨウ「了解。では皆様、また次の作品でお会いしましょう!」
らな「…年内には書けるんでしょうね?」
ヨウ「ぎ、ぎくぅっ!!」



yadayo/19991225/ss015